海外に所属する外人騎手の猛威

 
日本競馬の賞金は平均的に高く、且つ翌週の月曜日には入金されているという安心感もあり海外の有名ジョッキーたちがこぞって短期免許で来日しているのは周知の事実。

現在、その中からC.ルメールとM.デムーロは通年免許を取得しJRA所属として年間シーズン通じて大活躍を遂げている。先日、その免許で不合格となったブラジルの名手J.モレイラ騎手に関しては短期免許中の勝率が33%を超える異常な成績を残している程だ。

それだけ外国人騎手の腕は日本人のそれを遥かに凌駕しており、自ずと有力馬が集まるのも致し方無いだろう。エリザベス女王杯当日の京都競馬では何と1~11Rの勝利騎手が全て外国人という事態にまでなった。そこで、上位ランクに位置する来日が頻繁な外国人騎手をまとめてみたので馬券の参考にどうぞ。
 

O.ペリエ

 
オリビエ・ペリエ

オリビエ・ペリエ

生年月日:1973年1月12日
身長体重:164cm/55kg
血液星座:不明/やぎ座
初来日年:1994年
出身所属:フランス/フランス

初重賞勝利:ワコーチカコ/京都金杯(1994年)
初GⅠ勝利:ウイングアロー/フェブラリーステークス(2000年)
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やはり、外国人騎手の代名詞といえばオリビエ・ペリエだろう。ルメールやデムーロがいるのはこの人の功績があったと言っても過言ではない。1994年の初来日から毎年の様に短期免許を取得、騎乗した馬が次々と見違える様に走り話題となった程。実績は数知れず、ゼンノロブロイで古馬三冠達成、シンボリクリスエスで有馬記念連覇などビッグレースでの活躍は特に顕著なものがあった。昨今は来日しなくなったが、その真相には獲得賞金の税金滞納が絡んでいるとの噂も。武豊騎手との親交も深い。
 

C.スミヨン

 
クリストフ・スミヨン

クリストフ・スミヨン

生年月日:1981年6月4日
身長体重:不明/不明
血液星座:不明/ふたご座
初来日年:1994年
出身所属:ベルギー/フランス

初重賞勝利:キンシャサノキセキ/スワンステークス(2009年)
初GⅠ勝利:ブエナビスタ/天皇賞秋(2010年)
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フランスで言えばクリストフ・スミヨンも相当な名手の1人。オルフェーヴルの凱旋門賞で2年連続騎乗した事が有名だが、日本でもブエナビスタやエピファネイアでビッグレースを勝利している。まだ若いが騎乗スタイルは実に冷静でメンタルの強さは異常。日本人には無い馬の御し方で、操作困難な馬をもすぐ手の内に入れる技術力は他の追随を許さない。しかし、性格等に難があり2012年以降は日本に短期免許では来日していない。
 

R.ムーア

 
ライアン・ムーア

ライアン・ムーア

生年月日:1983年9月18日
身長体重:不明/不明
血液星座:不明/おとめ座
初来日年:2010年
出身所属:イギリス/イギリス

初重賞勝利:イジゲン/武蔵野ステークス(2012年)
初GⅠ勝利:ジェンティルドンナ/ジャパンカップ(2013年)
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近年、毎年の様に短期免許で来日している有名ジョッキーと言えばライアン・ムーア。同騎手の日本での認知と言えば恐らく2010~2011年のエリザベス女王杯を連覇した外国馬スノーフェアリーの主戦というイメージが強いのではないだろうか。その独特の追い方で馬の推進力を最大限引き出し、騎乗馬がグングン加速する様はやはり真似出来ない領域にある。現在、世界No.1トレーナーであるA.オブライエン厩舎と主戦騎手契約を結んでいる。
 

H.ボウマン

 
ヒュー・ボウマン

ヒュー・ボウマン

生年月日:1980年7月14日
身長体重:不明/不明
血液星座:不明/かに座
初来日年:2015年
出身所属:オーストラリア/オーストラリア

初重賞勝利:ハートレー/ホープフルステークス(2015年)
初GⅠ勝利:シュヴァルグラン/ジャパンカップ(2017年)
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オーストラリアの名手であるヒューボウマン騎手。2015年の初来日から毎年日本競馬へ参戦しており、2017年にはシュヴァルグランでジャパンカップを制覇するなど年々活躍の頻度が上がって来ている1人。オーストラリアの歴史的名馬ウィンクスの主戦であり、2017年にはランフランコ・デットーリなどを抑えて世界No.1騎手の称号に輝いた。OKサインを作るボウマンポーズでお馴染み。
 

W.ビュイック

 
ウィリアム・ビュイック

ウィリアム・ビュイック

生年月日:1988年7月22日
身長体重:不明/不明
血液星座:不明/かに座
初来日年:2013年
出身所属:ノルウェー/イギリス

初重賞勝利:ウキヨノカゼ/クイーンカップ(2013年)
初GⅠ勝利:未勝利
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若きイギリスの名ジョッキー、ウィリアム・ビュイック。父が北欧の名手ウォルター、母は馬術競技者と完全なるホースマン系のサラブレッドである。環境の影響もあるだろうが、若くして頭角を現すとデビューから3年後にGⅠ勝利。毎年の様に大レースにおいて活躍を続け、2013年からはドバイのモハメド殿下率いるゴドルフィンのUAE・イギリスでの主戦騎手となっている。2018年、マサーで英ダービーを制しゴドルフィンと共に初めての勲章を手にした。
 

J.モレイラ

 
ジョアン・モレイラ

ジョアン・モレイラ

生年月日:1983年9月26日
身長体重:不明/不明
血液星座:不明/てんびん座
初来日年:2016年
出身所属:ブラジル/香港

初重賞勝利:ナックビーナス/キーンランドカップ(2018年)
初GⅠ勝利:リスグラシュー/エリザベス女王杯(2018年)
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今最も旬の外国人騎手と言えばジョアン・モレイラ。日本の通年免許試験を受けるも不合格となり話題となったが、香港ではもはやレジェンド的な存在と言える。2013年に全9レース中、騎乗した8レースで全勝すると現地メディアも取り上げ“マジックマン”の愛称で知られる事となった。日本でもその活躍は健在で、短期免許中の100勝が何と294戦という異常までのスピードで成し遂げている。来年以降に通年免許を再び受験するのか注目が集まる。
 

C.デムーロ

 
クリストフ・デムーロ

クリストフ・デムーロ

生年月日:1992年7月8日
身長体重:163cm/48kg
血液星座:不明/しし座
初来日年:2012年
出身所属:イタリア/イタリア

初重賞勝利:ドナウブルー/京都牝馬ステークス(2012年)
初GⅠ勝利:アユサン/桜花賞(2013年)
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ご存知、ミルコ・デムーロの実弟クリスチャン・デムーロ。兄の影響で日本へ頻繁に来日する様になり、もはや彼の短期免許取得は毎年の風物詩化になっている。イタリアでは不動のリーディングジョッキーであるが、兄同様にその腕は日本でも年々評価が上昇中。2013年にはアユサンで桜花賞を制し、2着に入ったミルコと共に史上初の兄弟騎手によるGⅠワンツーフィニッシュを達成している。
 

D.バルジュー

 
ダリオ・バルジュー

ダリオ・バルジュー

生年月日:1976年8月24日
身長体重:165cm/52kg
血液星座:不明/おとめ座
初来日年:2002年
出身所属:イタリア/イタリア

初重賞勝利:ホワイトカーニバル/フェアリーステークス(2002年)
初GⅠ勝利:コスモサンビーム/朝日杯フューチュリティステークス(2003年)
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イタリアの大ベテランジョッキーであるダリオ・バルジュー。2002年から何度も来日を重ね地道に実績を重ねている騎手で、日本でもお馴染みである現地の名馬ファルブラヴの主戦でもあった。人柄も良く大の親日家であり、あまり取り上げられていないが実は既に日本の通年免許を3度も受け全て不合格に終わっている。今後も彼の飽くなき挑戦は続くのだろう。
 

C.ウィリアムズ

 
クレイグ・ウィリアムズ

クレイグ・ウィリアムズ

生年月日:1977年10月23日
身長体重:163cm/50kg
血液星座:不明/てんびん座
初来日年:2010年
出身所属:オーストラリア/オーストラリア

初重賞勝利:ジャガーメイル/天皇賞春(2010年)
初GⅠ勝利:ジャガーメイル/天皇賞春(2010年)
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オーストラリアの豪腕クレイグ・ウィリアムズ。2010年に初来日、ジャガーメイルに騎乗し史上初となる外国人騎手による天皇賞春制覇を成し遂げた。ズブい馬でも最後まで動かす様はさすが外国人騎手と言わんばかりの腕っぷしの強さ。その後も頻繁に来日しグランプリボスでNHKマイルカップ、アルフレードで朝日杯フューチュリティステークスを制するなど複数のGⅠを勝利するに至る。
 

U.リスポリ

 
ウンベルト・リスポリ

ウンベルト・リスポリ

生年月日:1988年8月31日
身長体重:152cm/52kg
血液星座:不明/おとめ座
初来日年:2011年
出身所属:イタリア/イタリア

初重賞勝利:ルーラーシップ/日経新春杯(2011年)
初GⅠ勝利:キンシャサノキセキ/高松宮記念(2011年)
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イタリアのホープ、ウンベルト・リスポリ。2009~2010年に現地で2年連続リーディングジョッキーに輝くなど勢いのある活躍は注目に値する。日本でも2011年に初来日すると、同年に初重賞・初GⅠ勝利を達成するなどその腕前はピカイチ。大のゲーム好きでもあり、『ウイニングポスト』や『ギャロップレーサー』などの日本製の競馬ゲームも頻繁にプレイしているという。
 

まとめ

 
以上、代表的な来日済みの外国人騎手まとめ。

今後も年々増加傾向にある短期免許取得で、活躍が著しい騎手は随時追加予定。C.ルメールとM.デムーロはJRA所属という事もあり今回はあえて省略している。

尚、来日年については『短期免許所得による年』という基準で記載している。

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