今、地方競馬が俄然面白い‼
2017年6月末の大井最終レースで何と三連単2669万円もの大万馬券が出たのは記憶に新しいところです。NAR(地方競馬全国協会)が、中央競馬と差別化する為に独自の馬券を発売している事はご存知でしょうか??具体的に挙げると、『トリプル馬単』はいわゆる『WIN5』の馬単版3レース分、『七重勝単勝式』は『WIN7』というまたとんでもない券種なのです。
なので中央競馬に負けない位にド派手な配当が記録されていますので、それらを下記項目でご覧下さい。一応、参考に中央競馬の最高額も注釈として記載しております。
2017年6月末の大井最終レースで何と三連単2669万円もの大万馬券が出たのは記憶に新しいところです。NAR(地方競馬全国協会)が、中央競馬と差別化する為に独自の馬券を発売している事はご存知でしょうか??具体的に挙げると、『トリプル馬単』はいわゆる『WIN5』の馬単版3レース分、『七重勝単勝式』は『WIN7』というまたとんでもない券種なのです。
なので中央競馬に負けない位にド派手な配当が記録されていますので、それらを下記項目でご覧下さい。一応、参考に中央競馬の最高額も注釈として記載しております。
七重勝単勝式
15,883,590円 帯広競馬場 2016年12月24日
※中央競馬では発売なし
この七十勝単勝式は佐賀競馬とばんえい競馬での発売。1日を通して指定された7レースの勝ち馬を当て続ければ的中という馬券ですね。但し、帯広のばんえい競馬はフルゲートが10頭なので確率的には絶対に無理という程ではありません。公営ギャンブルの総合サービスサイト『オッズパーク』に登録していないと購入不可となります。
五重勝単勝式
14,696,060円 園田競馬場 2013年08月09日
※420,127,890円 各競馬場 2016年08月21日(中央競馬)
これは中央競馬の『WIN5』と同じ仕組みの馬券。どちらかと言えば、地方競馬の方が馬の力差がハッキリしている事も多く、中央よりは予想が楽なのではないでしょうか。ま、それでもさすがに何回も的中出来るものではありませんが…こちらも『オッズパーク』内でのネット投票のみ発売となります。
トリプル馬単
150,563,990円 大井競馬場 2018年02月22日
※中央競馬では発売なし
『トリプル馬単』とは指定された3レースの馬単を当て続けるという仕組みの馬券。発売は南関東競馬4場(大井・浦和・船橋・川崎)とホッカイドウ競馬の門別のみ。まだこれの方が『WIN5』や七重勝単勝式より何となく当てれそうな気がするんですけど…多分勘違いですよね。この券種は『SPAT4』というネットサービスでの投票のみ受付可能となっております。
単勝
205,760円 姫路競馬場 2001年07月18日
※56,940円 福島競馬場 2014年04月26日(中央競馬)
中央競馬の約4倍近い配当を記録している地方競馬の単勝式馬券。さすがに中央のレースで2000倍のオッズが付いている馬を見る事は無いですが、地方競馬だからこそこういった現象が起きているのでしょう。単勝が1番シンプルで当てやすく、それでいてこれだけの配当があるのは夢を持てますね。
複勝
75,180円 佐賀競馬場 2005年03月07日
※16,110円 福島競馬場 2010年06月26日(中央競馬)
複勝も何と中央競馬より4倍以上の高額配当です。推測ですが…地方競馬の方が人気馬へのオッズが偏りやすくそのバランスの影響で下位の馬のオッズが極端な数字となるのではないでしょうか。それこそJRAから移籍して来た馬などの転厩初戦はかなりの支持を集めそう。それがコケた時の跳ね上がり方がこういったデータになっているものと思われます。
枠番連複
258,840円 高知競馬場 1997年01月14日
※123,410円 小倉競馬場 1970年02月22日(中央競馬)
枠番連複=枠連の事です。ここも中央競馬のダブルスコアを叩き出している地方競馬の馬券。何だったら地方の方が馬券的妙味はあるのかもしれませんね。それにしても、中央競馬の枠連の記録が1970年から更新されていないというのは非常に興味深い話でもあります。
枠番連単
729,000円 中津競馬場 1997年11月29日
※中央競馬では発売なし
枠番連単=枠単の事です。今はなき大分県の中津競馬場で発売されていた券種ですね。でも、中央競馬だって馬単があるんだったら枠単を発売しても良いと思うんですけど…これに関しては多分大人のきな臭い事情ってのが絡んでたりしてそうでスルーしておきます。やはり地方競馬の配当には凄み有り。
馬番連複
536,750円 園田競馬場 2010年12月21日
※502,590円 中京競馬場 2006年09月09日(中央競馬)
馬番連複=馬連の事です。馬連になってようやく地方と中央の差がほとんど無くなりました。最近はネット投票も盛んになって来て、地方競馬自体の売上が更新されているニュースも多いですよね。地方競馬=地味、みたいなイメージは全く持って当てはまりません。
馬番連単
3,308,610円 盛岡競馬場 2006年05月20日
※1,498,660円 中京競馬場 2006年09月09日(中央競馬)
馬番連単=馬単の事です。来ました、何と馬単も中央競馬のダブルスコア。馬単で300万円オーバーって凄くありませんか??100円で賭けた馬単の払い戻しが3つの帯で返って来るんですからね…これは今すぐ『オッズパーク』と『SPAT4』に加入した方が良さそうです。未登録の方は是非。
三連複
5,470,730円 川崎競馬場 2003年01月07日
※6,952,600円 中京競馬場 2006年09月09日(中央競馬)
三連複は中央競馬に軍配が上がりました。馬単の最高配当額を同じレースですね。一方の地方競馬も500万円超えの大万馬券です。しかも、2003年の正月競馬じゃないですか??これ当たった人はその年最高のスタートを切ってますよね。いつか金杯とかでこんな配当的中してみたいものです。
三連単
26,693,120円 大井競馬場 2017年06月27日
※29,832,950円 新潟競馬場 2012年08月04日(中央競馬)
冒頭でも触れましたが、先日更新されたばかりの地方競馬最高額となる2600万円オーバーの三連単となります。当日の最終レースという事で、ここも的中した人はそのまま銀座や六本木の街に繰り出した事でしょう。死ぬまでに一度で良いからこれだけの配当を当ててみたいですよね。
ワイド
286,620円 浦和競馬場 2001年11月05日
※129,000円 中京競馬場 2017年12月03日(中央競馬)
ワイドは何と何と中央競馬のトリプルスコアを記録。これは強烈です。ワイドで30万円弱の馬券って中央競馬では無理じゃないですかね??余りワイドって購入している人少ない気がするんですけど、今後は地方競馬をワイドで楽しむ選択肢も出て来ました。当てやすいですし割りとオススメかも。
まとめ
という風に、各券種を中央競馬と見比べてみても全く遜色ありません。むしろ、総合的な配当は地方競馬のほうが余裕で高い感じですね。これはこれは調べてみて目から鱗でした。競馬的にも余り興味の少なかった地方競馬ですが、馬券的妙味含めてもっと盛り上がって行くべきでしょう。NARさん、頑張って下さい。地方競馬万歳。
ちなみにこれは余談ですが、中央競馬の最高額のほとんどが中央以外の競馬場で記録されております。地方競馬含めて、何となく荒れやすいのが“ローカル”の魅力なのでありましょうか。ご参考までに。
ちなみにこれは余談ですが、中央競馬の最高額のほとんどが中央以外の競馬場で記録されております。地方競馬含めて、何となく荒れやすいのが“ローカル”の魅力なのでありましょうか。ご参考までに。