北九州記念2019の結果

 

北九州記念2019の動画

 

レース回顧

 
モズスーパーフレアが行くかに思われたが、内からイエローマリンバとラブカンプーがダッシュを決めてハナを主張。入りの3ハロンを32秒台というハイペースで進み、後続勢にもチャンスのある展開で4コーナーへ。縦長だった隊列も一気にその差を縮め、各馬がエンジンを吹かしながら直線コースへ。先行集団の1列後ろで脚を溜めたディアンドルがインから上手く抜け出しモズスーパーフレアなどを競り落とす形に。そのままゴールへ向かうかに見えた所へ、外から豪快に突き抜けたダイメイプリンセスが見事な差し切り勝ちで重賞2勝目をゲット。3着には大外から脚を伸ばしたアンヴァルが入線。
 

勝ち馬ダイメイプリンセス

 
ダイメイプリンセス

ダイメイプリンセス

牝馬

父馬:キングヘイロー
母馬:ダイメイダーク
母父:ダンスインザダーク
所属:森田直行厩舎(栗東)
生産:横井哲
馬主:宮本孝一

通算成績:29戦7勝(7-2-1-19)
主な戦績:アイビスサマーダッシュ、北九州記念など
via google imghp
 
前走のアイビスサマーダッシュも内枠から厳しい競馬だったにも関わらず6着と好走、調子は以前よりも上がって来ている様子だった。今回の北九州記念はレースぶりを見る限り、全盛期の頃の状態に戻って来ており、最後の決め脚を見てもさすがGⅠ4着馬という感じの内容だった。やはり暑い時期は特に好調を示しており、“夏は牝馬”の格言を地で行く1頭か。スプリングステークスまでこの調子を意地出来るかが好走のポイントになって来るだろう。秋山騎手とのコンビで大きなタイトルを狙える位置に再び戻って来た。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎ディアンドル
〇モズスーパーフレア
▲ミラアイトーン
△ファンタジスト
アンヴァル
アレスバローズ
×ディープダイバー
カラクレナイ
ダイメイプリンセス
シャドウノエル
 

馬連:想定9点:×不的中、三連単:想定120点:×不的中

 
ダイメイプリンセス自体を単穴以上にしている事自体は評価してよいが本命対抗単穴は単勝6倍未満、連下は単勝20倍未満、紐は単勝40倍未満が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:104.9 ※想定RR:103.3

 
                               
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 石川 道永 坂入 田中 単勝オッズ
1 16 ダイメイプリンセス 55.0 秋山 105.7 1:08.2 30.8
2 5 ディアンドル 52.0 北村友 105.5 1 5.5
3 11 アンヴァル 54.0 藤岡康 102.6 クビ 8.1
4 13 モズスーパーフレア 55.0 松若 105.5 クビ 5.4
5 18 ミラアイトーン 56.5 浜中 102.0 クビ 3.2
6 3 アレスバローズ 57.5 菱田 105.1 1/2 11.5
7 17 カラクレナイ 55.0 大野 101.8 ハナ 24.2
8 2 クインズサリナ 51.0 西村淳 96.5 ハナ × × 44.8
9 10 エントリーチケット 54.0 国分優 97.5 3/4 × × 100.4
10 4 イエローマリンバ 53.0 高倉 96.5 3/4 66.5
11 15 シャドウノエル 52.0 内田博 97.0ハナ × 33.4
12 9 キングハート 56.0 小崎 100.1 クビ 244.6
13 12 ディープダイバー 53.0 和田 98.5 クビ 21.4
14 8 ファンタジスト 54.0 武豊 99.8 3/4 7.0
15 1 ラインスピリット 56.0 森一 104.0クビ 178.9
16 7 ラインシュナイダー 55.0 藤井 94.0 1 421.6
17 6 ラブカンプー 53.0 川須 98.3 1.1/4 85.4
18 14 ナインテイルズ 55.0 松山 98.7 クビ × × 229.9


 

危険な人気馬結果 ミラアイトーン→5着(1番人気)

 
スタートも決めて終始好位の外目を追走したミラアイトーン。勝ったダイメイプリンセスとほぼ同じ位置にいた事からも、かなり理想的なレース運びだったと言える。それでも、最後に伸びあぐねたのはやはり久々実戦で馬体重も+8kgと重め残りだったからか。鞍上もレース後に『反応がなかった』とコメントしており、斤量含めて少し厳しい競馬だったのだろう。
 

穴馬予想結果 クインズサリナ→8着(11番人気)

 
内枠の軽量を活かして直線では一瞬の見せ場を作ったものの、さすがに地力の差で最後は掲示板争いからも脱落したクインズサリナ。この条件とレース展開で上位に食い込めないという事は、重賞では余程のハマりが無い限り好走は難しいだろう。後は道悪などの条件を付加してどうか。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑤⑬-③⑤⑧⑪⑫⑰⑱ 不的中
単勝 16 3,080円 枠連 3-8 770円
複勝 16 610円 ワイド 5-16 2,550円
5 210円 11-16 1,810円
11 250円 5-11 810円
馬連 5-16 8,810円 馬単 16→5 22,790円
三連複 5-11-16 14,490円 三連単 16→5→11 117,900円


 

編集部の回顧

 
勝ち馬ダイメイプリンセスについて、昨年の2着馬らしく力のあるところを見せてくれた。鞍上のレース運びも、ロスなく馬場のいいところをしっかりと通って素晴らしかった。短距離はあっており、今後も注目したい。2着馬ディアンドルについて、先行勢が厳しい流れの中強い2着であった。スタートはまずまずであったがそこからのレース運びは素晴らしく、古馬との対決でこの内容ならばとても評価できる。もう少し成長してくれば更に面白いであろう。馬券外からはミラアイトーンについて、ハンデと+体重の影響かいい位置につけていたが全く伸びなかった。枠にも恵まれていなかったので次走巻き返しに期待したい。(石川)
 
もう終わったと思っていたダイメイが終始良いコースを回り一つ抜けた脚を見せた。この姉弟は力はあるが買いどころが難しく今回ノーマーク。本命視したアンヴァルは思った通りの脚を見せてくれたが少し外を回り過ぎた印象。3歳で二着に食い込んだディアンドルは今後スプリント界を賑わせてくれるだろう。一応本命と対抗が圏内にきたものの、ダイメイのノーマークが痛い結果となった。(道永)
 
勝ったダイメイプリンセスは秋山騎手が上手く乗った。速くなるのは想定内で終始じっと我慢して直線見事に差し切り。去年は2着と惜しかったが見事にリベンジした。2着のディアンドルは古馬相手でも互角に競馬をした。やはり1200mならば力はある。(坂入)
 
ダイメイプリンセスは全くのノーマークで、これに関しては自分の見る目の無さ。痛恨の極みと言えるレースだった。上位4頭が牝馬、やはり格言通りに牝馬を優先的に考えて行った方が良いのだろう。ディアンドルはまさに完璧なレース運び、センスの高さが随所に表れた1戦だった。アンヴァルに関しては定位置の3着という形でイメージ通りの勝ち切れない競馬。モズスーパーフレアは+26kgでよくあの競馬が出来たなと恐れ入った次第。次に絞って来ればスプリンターズステークスは面白い。(田中)
 

北九州記念2019の予想

 

◎モズスーパーフレア

 
モズスーパーフレア

モズスーパーフレア

牝馬

父馬:Speightstown
母馬:Christies Treasure
母父:Belong to Me
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:Alpha Delta Stables LLC(米)
馬主:キャピタルシステム

通算成績:15戦6勝(6-1-1-7)
主な戦績:カーバンクルステークスなど
via google imghp
 
高松宮記念では2番人気に支持されるも、調教過多の影響で馬にいつもの活気が無く展開の不利もありあっけなく大敗してしまった。そこからきっちり間隔を空けて立て直しを図って馬の状態は万全の今回。走りも鋭気を内に宿しつつ、追い切りの動きを見る限りでは休み明けから動けるイメージが容易に付く。スタートさえ決まればあっさり押し切ってくれるのではないだろうか。
 

○ディアンドル

 
ディアンドル

ディアンドル

牝馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:グリューネワルト
母父:スペシャルウィーク
所属:奥村豊厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:6戦5勝(5-1-0-0)
主な戦績:葵ステークスなど
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現在1200m戦を5連勝中のディアンドル。前走の葵ステークスでも危なげない完勝で、同世代でもスプリント能力は随一の存在だろう。レースセンスが高く、どんな展開でも自身の能力は100%発揮できるのが強みであり、今回の焦点はその実力が古馬にどこまで通用するか。とは言え、斤量でかなりの利があり、スムーズに先行出来ればタイム的にも間違いなく通用する筈。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:103.3

 
斤量込で考えると中心はやはりディアンドル。ある程度上位馬できまりそうだが伏兵もおり波乱の可能性は十分含んだレースなので狙っていっていいだろう。
 
     
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 石川 道永 坂入 田中 予想オッズ
1 ラインスピリット 56.0 森一 103.0 67.2
2 クインズサリナ 51.0 西村淳 92.0 × × 84.2
3 アレスバローズ 57.5 菱田 106.0 8.3
4 イエローマリンバ 53.0 高倉 94.0 44.0
5 ディアンドル 52.0 北村友 106.0 3.5
6 ラブカンプー 53.0 川須 97.4 34.7
7 ラインシュナイダー 55.0 藤井 92.0 136.9
8 ファンタジスト 54.0 武豊 101.0 12.6
9 キングハート 56.0 小崎 100.1 95.1
10 エントリーチケット 54.0 国分優 96.0 × × 56.7
11 アンヴァル 54.0 藤岡康 102.3 11.3
12 ディープダイバー 53.0 和田 100.0 31.5
13 モズスーパーフレア 55.0 松若 104.0 6.5
14 ナインテイルズ 55.0 松山 99.0 × × 111.5
15 シャドウノエル 52.0 内田博 97.0 × 26.9
16 ダイメイプリンセス 55.0 秋山 103.4 18.8
17 カラクレナイ 55.0 大野 100.7 15.0
18 ミラアイトーン 56.5 浜中 94.0 5.3


 

危険な人気馬 ミラアイトーン(想定2人気)

 
当然ながら、これまでの内容を見ても能力は重賞クラスのミラアイトーン。しかしながら、56.5kgとやや見込まれたハンデに加えて今回は多頭数の大外枠。出遅れる心配のある同馬にとっては若干不安の残る条件となってしまっている。最後の枠入りだけにスッと出られるだろうが、万が一の場合は後手後手で末脚不発というケースも一考だろう。
 

穴馬予想 クインズサリナ(想定15人気)

 
前走のバーデンバーデンカップでも勝ち馬カラクレナイとはそこまで差のない7着。今回も引き続き最内枠の51kgに対し、カラクレナイが大外枠の斤量増なら展開次第では十分に逆転出来る計算だ。そうなると上位争いに加わっている可能性も高く、新人の西村淳騎手も乗れているので人馬共に注目したい。
 

編集部の見解

 
本命はアレスバローズ、前走のレースがとても強い内容。この馬にとってプラスではないであろう条件であのパフォーマンスはとても評価できる。近走は外枠の影響や不利が響いたりと負けても力のあるところは見せている。状態は引き続き良さそうに見えるしここは大きく期待がもてる。対抗はミラアイトーン、1200メートルに舞台をうつしてから安定感が素晴らしい。前走、前々走と内容もタイムも良く、勝ち方にもゆとりがあり強いパフォーマンス。ハンデが56.5キロと少し見込まれた感じはあるが能力は高く、ここも期待がもてる。▲はモズスーパーフレア、前走はこの馬にとって厳しい条件だったので仕切り直しのかたち。出来は前走よりも良く感じるしスムーズに運ぶことができれば一発あり。(石川)
 
このレースはなかなか難しいが◎アンヴァルが本命。近走のスプリントでの充実した走りから重賞を勝つならここだろうと思っていた。対抗は○ディアンドル。スプリントでは弱点がなさそうな当馬。古馬に混じってどうかだが、いつも通り走れば通じるはず。▲アレスバレローズは夏男だけに外せない。去年の覇者でもあり、逆に夏しか走らない印象。(道永)
 
混戦模様な一戦。本命はモズスーパーフレア。休み明けとなるが乗り込んでいるのでさほど心配はいらないのではないか。テンのスピードはメンバー中でもトップクラスなのでスタートを上手く決めて行ければ。対抗は3歳馬のディアンドル。とにかく1200mではめっぽう強い。斤量が軽いとはいえ楽ではないが勢いを買う。(坂入)
 
勢いがどう、格がどうこうの前に逃げ馬がそのまま行き切れば関係なくスピードで押し切れる。モズスーパーフレアが普通に回ってくれば、他馬の付け入る隙は無いと見て不動の本命。唯一の安定勢力としてディアンドルに対抗を打ったが、スタートさえ普通に出ればミラアイトーンの方が強い。後はディフェンディングチャンピオンのアレスバローズ、距離短縮で末脚活きるファンタジストの5頭で良いレースと見た。(田中)

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