2018年 エネイブル

 

2018年10月7日 凱旋門賞 芝2400m ロンシャン競馬場

1着=⑩エネイブル 牝4 58 (L.デットーリ) 1番人気
2着=⑲シーオブクラス 牝3 55 (J.ドイル) 3番人気
3着=⑥クロスオブスターズ 牡5 59.5 (V.シュミノー) 9番人気

タイム=2:29.24(良)
レース上がり3ハロン=不明
勝ち馬上がり3ハロン=不明

3連複=5,050円
3連単=10,850円
 

レース回顧

 
日本からはクリンチャーが参戦。ネルソンが逃げカプリが2番手、3番手にデフォーが続き、その直後に人気のエネイブルと日本馬クリンチャーが付ける展開となった。19頭立ての多頭数も馬群が凝縮する形で淡々とレースは進み、そのまま大きな動きもないままに直線コースへ。絶好の手応えから早めに仕掛けて行ったエネイブルが単独先頭に立つと、後続を突き放し独走態勢に。楽に押し切る様な競馬だったが、最後に大外からシーオブクラスが強襲しゴール前は際どい勝負となった。しかし、クビ差振り切ったエネイブルが見事に連覇を達成。3着にはクロスオブスターズ。クリンチャーは無念の17着と大敗している。
 

2017年 エネイブル

 

2017年10月1日 凱旋門賞 芝2400m シャンティイ競馬場

1着=⑰エネイブル 牝3 55 (L.デットーリ) 1番人気
2着=⑤クロスオブスターズ 牡4 59.5 (M.バルザローナ) 8番人気
3着=④ユリシーズ 牡4 59.5 (J.クローリー) 5番人気

タイム=2:28.64(重)
レース上がり3ハロン=不明
勝ち馬上がり3ハロン=不明

3連複=3,550円
3連単=10,600円
 

レース回顧

 
日本馬はサトノダイヤモンドとサトノノブレスの2頭が参戦。レースはアイダホが主導権を握る流れも、1番人気エネイブルがピタッと番手に付けていつでも抜け出せる様にエスコートして見せた。3番手以降は団子状態、サトノダイヤモンドは中団やや後ろからの追走となった。淡々とした流れで直線を迎えると、絶好の手応えから早めに抜け出したエネイブルがそのまま後続を寄せ付けない走りで快勝。気が付けば2着クロスオブスターズに2馬身半差を付ける圧倒的な内容となった。3着には好位から脚を伸ばしたユリシーズ。サトノダイヤモンド15着、サトノノブレス16着と揃って大敗している。
 

2016年 ファウンド

 

2016年10月2日 凱旋門賞 芝2400m シャンティイ競馬場

1着=⑩ファウンド 牝4 58 (R.ムーア) 3番人気
2着=④ハイランドリール 牡4 59.5 (S.ヘファナン) 9番人気
3着=⑧オーダーオブセントジョージ 牡4 59.5 (L.デットーリ) 8番人気

タイム=2:23.61(良)
レース上がり3ハロン=不明
勝ち馬上がり3ハロン=不明

3連複=55,290円
3連単=380,060円
 

レース回顧

 
日本からはダービー馬マカヒキが参戦、現地でも2番人気の支持を受けた1戦。ヴェデヴァニが押してハナに立つと、2番手ハイランドリール、外めからオーダーオブセントジョージ並び、その一列後ろに1番人気ポストポンドが続く展開となった。ペースも淀みなく流れ、直線コースでは早くもバテ始めたヴェデヴァニを後続が一斉に襲い掛かって行く。その中で一瞬のキレから突き抜けたのは4歳牝馬のファウンドだった。あっという間に先頭へ立つと、後は2着ハイランドリール、3着オーダーオブセントジョージの僚馬を引き連れて勝利。A.オブライエン厩舎管理馬によるワンツースリーフィニッシュとなった。マカヒキは精彩を欠き14着に沈んでいる。
 

2015年 ゴールデンホーン

 

2015年10月4日 凱旋門賞 芝2400m ロンシャン競馬場

1着=⑯ゴールデンホーン 牡3 56 (L.デットーリ) 2番人気
2着=①フリントシャー 牡5 59.5 (M.ギュイヨン) 6番人気
3着=⑬ニューベイ 牡3 56 (V.シュミノー) 3番人気

タイム=2:27.23(良)
レース上がり3ハロン=不明
勝ち馬上がり3ハロン=不明
 

レース回顧

 
この年は日本馬の参戦は無し。レースはシャアが引っ張る形でハナに立つと、2番手に付けたゴールデンホーン。その直後にフリントシャー、ニューベイなどが付け3連覇を期待されたトレヴはスタートで後手を踏み中団外目を追走する形となった。その後も大きな動きが見られないまま終盤に差し掛かり、馬群も凝縮した状態で直線コースへ。早め抜け出しを図ったゴールデンホーンが、前有利の展開を利してあっさりと押し切り勝利を収めた。結果として2着フリントシャー、3着ニューベイも先行勢で行った行ったの1戦。トレヴは前半の立ち回りが響いて差を詰めるも4着に敗退。
 

2014年 トレヴ

 

2014年10月5日 凱旋門賞 芝2400m ロンシャン競馬場

1着=⑧トレヴ 牝4 58 (T.ジャルネ) 6番人気
2着=①フリントシャー 牡4 59.5 (M.ギュイヨン) 10番人気
3着=⑱タグルーダ 牝3 54.5 (P.ハナガン) 1番人気

タイム=2:26.05(良)
レース上がり3ハロン=不明
勝ち馬上がり3ハロン=不明
 

レース回顧

 
日本からはハープスター、ゴールドシップ、ジャスタウェイの3頭が豪華出陣。レースは、果敢にモンヴィロンがハナに立ち先手を主張。2番手にキングストンヒル、ルーラーオブザワールドが続き連覇を狙うトレヴはその馬群の内々で包まれる様な形での追走となった。その後ろの中団にジャスタウェイ、ハープスターとゴールドシップは最後方かれの展開でレースを運ぶ。20頭立ての多頭数で道中も馬群がゴッタ返しのまま進んで行くと、直線入り口で一気に横へ広がっての追い出しを開始。そこにスッと内から持ったままで先頭へ立ったトレヴが悠々と突き抜け、後続に影をも踏ませぬ走りであっさりと連覇達成。2着フリントシャー、3着に1番人気のタグルーダが入線。ハープスターは6着、ジャスタウェイ8着、ゴールドシップは14着に終わっている。
 

2013年 トレヴ

 

2013年10月6日 凱旋門賞 芝2400m ロンシャン競馬場

1着=⑱トレヴ 牝3 54.5 (T.ジャルネ) 2番人気
2着=⑥オルフェーヴル 牡5 59.5 (C.スミヨン) 1番人気
3着=⑰アンテロ 牡3 56 (O.ペリエ) 5番人気

タイム=2:32.04(重)
レース上がり3ハロン=不明
勝ち馬上がり3ハロン=不明
 

レース回顧

 
この年は昨年のリベンジを狙う1番人気オルフェーヴル、ダービー馬キズナが参戦。レースはペンライパビリオンが逃げ、番手にジョシュアツリー、直後にフリントシャーが続き、オルフェーヴルは中団。キズナはほぼ最後方からの追走となった。重馬場で前もゆったりとしたペースで牽引し馬群はひと塊の状態でひしめき合いながら淡々と展開して行く。4コーナーにかけてキズナが後方から一気に先行集団へ押し上げる仕掛け、合わせてオルフェーヴルも追い出しを始めるものの一列前から抜け出した3歳牝馬トレヴが一気に突き抜け、結果2着に入ったオルフェーヴルに5馬身差を付ける圧勝を飾った。キズナはジワジワ伸びて4着に入線している。
 

2012年 ソレミア

 

2012年6月24日 凱旋門賞 芝2400m ロンシャン競馬場

1着=⑤ソレミア 牝4 58 (O.ペリエ) 13番人気
2着=⑱オルフェーヴル 牡5 59.5 (C.スミヨン) 2番人気
3着=⑰マスターストローク 牡3 56 (M.バルザローナ) 6番人気

タイム=2:37.68(重)
レース上がり3ハロン=不明
勝ち馬上がり3ハロン=不明
 

レース回顧

 
3冠馬オルフェーヴルが遂に参戦した2012年の凱旋門賞。序盤は後方に位置したオルフェーヴル、道中は重馬場で前がスローペースで展開した事もあり、帯同馬アヴェンティーノのエスコート含めて外目を追走し勝負どころでの進出を窺っていた。ある程度馬群が固まっていた事もあり、ジワッと4コーナーで押し上げて行くと直線ではそこから解き放たれた様に一気の末脚で先頭へ。しかし、そこから内にヨレて行くとゴール前でラチにぶつかるアクシデント。その隙を突いた13番人気ソレミアがクビ差かわし、日本馬による制覇の偉業達成を消し飛ばしてしまった。
 

2011年 デインドリーム

 

2011年10月2日 凱旋門賞 芝2400m ロンシャン競馬場

1着=⑮デインドリーム 牝3 54.5 (A.シュタルケ) 10番人気
2着=⑬シャレータ 牝3 54.5 (T.ジャルネ) 14番人気
3着=⑧スノーフェアリー 牝4 58 (L.デットーリ) 8番人気

タイム=2:24.49(良)
レース上がり3ハロン=不明
勝ち馬上がり3ハロン=不明
 

レース回顧

 
この年は日本から昨年2着馬ナカヤマフェスタ、天皇賞春勝ち馬ヒルノダムールが参戦。トレジャービーチが勢い良く飛び出しやや速めのペースでレースを引っ張る展開。ヒルノダムールは道中馬群の内目、ナカヤマフェスタは後方外目で追走となった。4コーナーで徐々に各馬も仕掛けて行くと、その中から抜群の手応えで抜け出したデインドリームが他馬を置き去りにする走りで5馬身突き抜ける快勝。何と10番人気による激走となった。2着にも14番人気シャレータ、3着8番人気スノーフェアリーと人気薄の牝馬3頭による上位独占という結果に。ヒルノダムールは10着、ナカヤマフェスタは11着に敗退している。
 

2010年 ワークフォース

 

2010年10月3日 凱旋門賞 芝2400m ロンシャン競馬場

1着=⑬ワークフォース 牡3 56 (R.ムーア) 4番人気
2着=⑦ナカヤマフェスタ 牡4 59.5 (蛯名正義) 10番人気
3着=⑳サラフィナ 牝3 54.5 (G.モッセ) 6番人気

タイム=2:35.3(重)
レース上がり3ハロン=不明
勝ち馬上がり3ハロン=不明
 

レース回顧

 
この年は宝塚記念を制したナカヤマフェスタ、皐月賞馬ヴィクトワールピサが参戦。レースは超が付くスローペースで19頭が団子状態の中、道中ひしめき合うタフな1戦となった。重馬場で適正の高かったナカヤマフェスタが絶好の手応えで直線早くも先頭に立つ意外な競馬。その内から3歳馬ワークフォースが並びかけ、2頭によるマッチレースが展開される。最後までもつれるクビの上げ下げも、勢いが勝った内のワークフォースが競り勝ちナカヤマフェスタは無念の2着惜敗となった。ヴィクトワールピサは後方からまともな走りをさせてもらえず、外目に持ち出しジワジワ伸びるだけの7着に終わっている。
 

まとめ

 
以上、近10年の凱旋門賞レースまとめ。

毎年の様に日本馬が挑戦するも、やはり未だ届かぬ世界の頂点。これまでエルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルで計4度の2着が最高である。それでも、90年代以前に比べれば日本馬のレベルも相当に高くなっているのは周知の事実。近い将来、偉業達成の瞬間を目にする事が出来るだろう。

レース自体、海外の展開は読みにくく馬場も全く別物。2016年のA.オブライエン厩舎の独占がある様に、ある程度凱旋門賞で実績のある厩舎や騎手、血統というファクターから展望を読み解くのがベストではないだろうか。

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