京王杯2歳ステークス2018の結果

 

京王杯2歳ステークス2018の動画

 

レース回顧

 
メイショウオニテが逃げ、前半3F38秒という超スローペースの中ほぼ全頭が行きたがる素振りでレースは進む。その流れの中でも1頭だけスムーズに追走したのが最内のファンタジスト。手応え良く直線インから抜け出すと、最後は1番人気アウィルアウェイの猛追をハナ差振り切って無傷の3連勝を達成。小倉2歳ステークスに続く重賞V2となった。一方、2着アウィルアウェイは折り合いを欠いて末脚不発、それでも意地のパフォーマンスは見せた格好だろう。上位2頭に関しては、3着カルリーノ以下とは明らかに能力が違い暮れのGⅠでもそれぞれ好勝負が可能か。
 

勝ち馬ファンタジスト

 
ファンタジスト

ファンタジスト

牡馬

父馬:ロードカナロア
母馬:ディープインアスク
母父:ディープインパクト
所属:梅田智之厩舎(栗東)
生産:ShallFarm
馬主:廣崎利洋

通算成績:3戦3勝(3-0-0-0)
主な戦績:京王杯2歳ステークス、小倉2歳ステークスなど
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初の東京遠征、初の1400mと初の超スローペースと全ての初モノを難なくこなして強い内容で連勝を飾ったファンタジスト。2着アウィルアウェイと比較すれば完成度の差は歴然と言っても良いだろう。どんな条件でも自身の走りを完遂出来るレースセンスの高さは既に古馬並み。このレベルなら年末の大一番、朝日杯フューチュリティステークスでも十分人気に応えられるのではないだろうか。ロードカナロア産駒は距離延長も関係無し。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎アウィルアウェイ
◯ファンタジスト
△アスターペガサス
×シングルアップ
ココフィーユ
カルリーノ
 

馬連:想定3点:△的中、三連単:想定16点:◯勝利

 
本命はアウィルアウェイ、対抗はファンタジスト1択だっただろう。単穴不要で、単勝10倍未満を連下、単勝30倍未満を紐が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 河本 浜野 道永 単勝オッズ
1 1 ファンタジスト 55.0 武豊 ---- 1:24.7 3.7
2 5 アウィルアウェイ 54.0 Mデム ---- ハナ 1.7
3 6 カルリーノ 55.0 三浦 ---- 2 × 25.7
4 3 ココフィーユ 54.0 戸崎 ---- クビ × 20.5
5 7 アスターペガサス 55.0 福永 ---- クビ 6.4
6 2 メイショウオニテ 55.0 秋山 ---- クビ 62.4
7 4 シングルアップ 55.0 松山 ---- 3.1/2 × 12.7
8 8 ラバストーン 55.0 江田 ---- 4 222.0


 

危険な人気馬結果 アスターペガサス→5着(3人気)

 
道中は終始首を上げるシーンも見られまともに折り合っていたのは後半の少し。直線でも外から伸びそうで伸びない走りだった事を考えれば、今はスプリントを中心に終いを活かす競馬の方が合っているのだろうか。とりわけ、今回は相当遅いペースだっただけにレースが流れた際はマイルまででも走れる筈。
 

穴馬予想結果 ココフィーユ→4着(5人気)

 
ペースから考えればベストポジションから直線抜け出しにかかったココフィーユ。しかし、完全に上位とはキレ負けの差。自身も33秒7の脚を使ってはいるものの、ここが限界のラインだろう。とは言え、決して悲観する内容では無く展開が紛れれば重賞でもやれそうなポテンシャルは十分に感じた。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑤⑥-①③④⑦ 的中
単勝 1 370円 枠連 発売なし ----
複勝 1 120円 ワイド 1-5 170円
5 110円 1-6 610円
6 220円 5-6 420円
馬連 1-5 270円 馬単 1→5 710円
三連複 1-5-6 1,170円 三連単 1→5→6 4,400円


 

編集部の回顧

 
本命アウィルアウェイ、地力は間違いなく上だったので騎手が悪い。対抗アスターペガサス、この展開は読めていたので対抗はファンタジストが妥当だったなと。紐の範囲もベストで馬連絞って予想できていたのでしょうがない、予想としては対抗の判断以外は良かった。(大川)
 
◎アウィルアウェイ…小頭数のためスローペース濃厚と考え、後方から競馬。上がり32秒台であったが、勝ち馬に届かず。次走、展開次第ではチャンスあると思われる。○カルリーノ…瞬発力勝負では分が悪かったが、何とか3着確保。距離は短い方がいいか。▲ファンタジスト…好位で競馬を進め、折り合いもバッチリ。競馬センスが光ったレース。次走も期待したい。(河本)
 
4F51.2という超スローから上がりだけの競馬。1、2着は位置取りの差と、ゴール寸前で武豊騎手が意図的なのか、たまたまなのか併せていた馬体を離したことでした。3着以下は横一戦で2頭が抜けたとはいえ、競馬としては低レベルというか、次に向けて全く参考にならない内容でしたね。予想は◎▲の馬連のみトリガミ的中ではどうしようもありません。点数を絞った予想をしているだけにこういう時こそ3着を拾わないといけないのですが、上手くいかないものです。(浜野)
 
1→2→3を▲→◎→△で全種的中までは良かったが、ここはもっと狙い撃ちしなければ勝利は難しいところ。ファンタジストは抜けてから強かったが必死に追いすがったアウィルアウェイも強かった。次走も追いかけたい。(道永)
 

京王杯2歳ステークス2018の予想

 

◎アウィルアウェイ

 
アウィルアウェイ

アウィルアウェイ

牝馬

父馬:ジャスタウェイ
母馬:ウィルパワー
母父:キングカメハメハ
所属:高野友和厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:吉田勝己

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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2連勝中のアウィルアウェイ、そのいずれもが度肝を抜くパフォーマンスで快勝し怪物の予感さえさせる1頭。ジャスタウェイから類まれな末脚の爆発力を受け継ぎ、その能力の高さを遺憾なく発揮している。その父に初重賞タイトルを献上するのは恐らく当馬であろう。そこは揺るぎない。
 

○カルリーノ

 
カルリーノ

カルリーノ

牡馬

父馬:マツリダゴッホ
母馬:アイリスモレア
母父:ショウナンカンプ
所属:高橋裕厩舎(美浦)
生産:松栄牧場
馬主:Gリビエール・レーシング

通算成績:3戦1勝(1-0-1-1)
主な戦績:函館2歳ステークス3着など
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アウィルアウェイに対抗出来るという意味ではキャリアの豊富さが魅力のカルリーノ。結局は2歳戦、各馬初めての経験も多く能力通りに決まるケースの方が少ないのでないだろうか。その時に最も信頼に足るのは経験を積んでいる存在である。その点カルリーノは次で4戦目、ある程度のレース展開も対応出来るだろう。
 

▲ファンタジスト

 
ファンタジスト

ファンタジスト

牡馬

父馬:ロードカナロア
母馬:ディープインアスク
母父:ディープインパクト
所属:梅田智之厩舎(栗東)
生産:ShallFarm
馬主:廣崎利洋

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:小倉2歳ステークスなど
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絶好調ロードカナロア産駒のファンタジスト。小倉2歳ステークスもあっさりと差し切り勝ちを収めデビューから無傷の2連勝を飾っている。レースセンスが高く、自身のリズムで走れる強みは大きい武器と言える。但し、1400mが初経験という点がどう出るか。血統的にはこなせる筈で後は武豊騎手の腕次第。
 

▲アスターペガサス

 
アスターペガサス

アスターペガサス

牡馬

父馬:Giant's Causeway
母馬:R Heat Lightning
母父:Trippi
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:Stonestreet Thoroughbred Holdings LLC(米)
馬主:加藤久枝

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:函館2歳ステークスなど
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函館2歳ステークス覇者のアスターペガサス。出遅れ後方待機から直線だけで前をまとめてかわした鬼脚は目を丸くした。破壊力だけで言えばアウィルアウェイにも劣らず、初の左回りなど克服しなければいけない条件は揃っているがそれらをクリアして来れば相当な大物だろう。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 河本 浜野 道永 予想オッズ
1 ファンタジスト 55.0 武豊 ----- 2.0
2 メイショウオニテ 55.0 秋山 ----- 56.0
3 ココフィーユ 54.0 戸崎 ----- × 26.4
4 シングルアップ 55.0 松山 ----- × 12.5
5 アウィルアウェイ 54.0 Mデム ----- 2.3
6 カルリーノ 55.0 三浦 ----- × 23.9
7 アスターペガサス 55.0 福永 ----- 4.0
8 ラバストーン 55.0 江田 ----- 123.2


 

危険な人気馬 アスターペガサス(想定3番人気)

 
アウィルアウェイ、ファンタジストと比較した際、アスターペガサスが最も極端な競馬になりやすい。そう考えると、展開や馬自身のモチベーション次第で末脚が不発する可能性は1番高いのではないだろうか。今回は福永騎手に乗り替わりという事で、スタートの心配は要らなさそうだが…果たして。
 

穴馬予想 ココフィーユ(想定6番人気)

 
上位陣との差は大きい気もするが、それでも東京1400mのコースを経験している強みは活かしたい。父ロードカナロアに母父サンデーサイレンスという今最も勢いがある配合の産駒、ココフィーユがここで一発高配当をもたらしてくれれば有り難い存在だ。戸崎騎手の2、3着なら十二分にある。
 

編集部の見解

 
本命は、アウィルアウェイ。こっちも確定的に強いので信用していい。対抗はアスターペガサス。レースレベルは微妙だったがこの馬自体は距離延長もプラスなので他よりはって感じ。単穴はファンタジスト。他がパッとしないので3頭勝負でいいと判断。(大川)
 
◎アウィルアウェイ…新馬戦、ダリア賞と無傷の2連勝中。両レースとも後方から上がり最速で勝っており、東京は合っていると思われる。少頭数のため、スローペースは予想され、ヨイドンならチャンスあり。○カルリーノ…前走勝ち馬と0.1秒差なら、ここでも好走する可能性は高い。最終追い切りの動きが良く、対抗とした。以下、ファンタジスト、アスターペガサス、ココフィーユは実績上位と判断し印とした。(河本)
 
ノーザンファームの使い分け。ちゃんとデムーロ騎手も乗せてきている訳ですから、ここは順当に◎アウィルアウェイでしょう。それから2歳ステークスの勝ち馬2頭、〇アスターペガサスと▲ファンタジスト、おさえに1400勝ちがあるシングルアップが△です。(浜野)
 
基本的には重賞勝ち、オープン勝ちを優先せざるを得ないレース。◎アウィルアウェイから入る。割と早期から活躍する馬を出しているジャスタウェイ産駒の中でも注目してる1頭。新潟での切れ味から東京は合う。○シングルアップは前走期待を裏切ったが、デビューの感じから延長のが良さそう。▲ファンタジストはスピードで押し切るタイプ。前粘りならこの馬か。(道永)

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