京成杯2018の結果

 

京成杯2018の動画

 

レース回顧

 
内からコスモイグナーツが逃げる展開も、大外枠から好スタートを切ったジェネラーレウーノが直後の番手を確保。その他、隊列がやや縦長のままレースは進み4コーナーでは早くもジェネラーレウーノが先頭に立つ競馬。直線一気に後続を突き放しにかかると、坂上から外を回ったコズミックフォースと馬群の真ん中を割って来たイェッツトが迫るもそれらを半馬身振り切って優勝。3連勝で重賞タイトル初勝利となった。
 

勝ち馬ジェネラーレウーノ

 
ジェネラーレウーノ

ジェネラーレウーノ

牡馬

父馬:スクリーンヒーロー
母馬:シャンハイロック
母父:ロックオブジブラルタル
所属:矢野英一厩舎(美浦)
生産:新生ファーム
馬主:Gリビエールレーシング

通算成績:4戦3勝(3-0-1-0)
主な戦績:京成杯など
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レースを振り返ってのベスト予想

 
◎ジェネラーレウーノ
◯コズミックフォース
▲デルタバローズ
ダブルシャープ
イェッツト
△エイムアンドエンド
サクステッド
×コスモイグナーツ
ロジティナ
ライトカラカゼ
スラッシュメタル
 

馬連:想定11点:△的中、三連単:270点:△的中

 
本命対抗は人気結果上位の2頭が理想だっただろう。単穴でイェッツトの想定も必要だっただろう。連下は単勝20倍第未満、紐は単勝50倍未満あたりが理想想定範囲だった。これ以上絞っての勝利は想定としては甘いので結果トリガミレースであった。
 

全着順結果

 

RR:100.0 ※想定RR:96.6

 
                                     
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 田中 清水 大川結城 単勝オッズ
1 15 ジェネラーレウーノ 56.0 田辺 103.0 2:01.3 3.5
2 5 コズミックフォース 56.0 戸崎 103.0 1/2 3.8
3 1 イェッツト 56.0 蛯名 103.0 1/2 × 16.4
4 11 ライトカラカゼ 56.0 大野 100.0 1.1/4 × × 32.3
5 9 サクステッド 56.0 吉田隼 100.0 クビ × × 17.3
6 4 ロジティナ 56.0 内田 97.0 1.1/2 × × × × 28.3
7 8 ダブルシャープ 56.0 田中勝 97.0 クビ × 6.3
8 6 スラッシュメタル 56.0 柴山 97.0 ハナ 42.7
9 12 タイキフェルヴール 56.0 北村宏 97.0 アタマ × 61.6
10 7 エイムアンドエンド 56.0 三浦 91.0 2 × 14.0
11 2 コスモイグナーツ 56.0 柴田大 91.0 クビ × 24.9
12 3 ヤマノグラップル 56.0 柴田善 90.0 3 344.6
13 10 デルタバローズ 56.0 石橋 90.0 1/2 5.0
14 14 ジョリルミエール 54.0 木幡初 90.0 1/2 202.5
15 13 ギャンブラー 56.0 津村 90.0 7 202.5


 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑩⑮-①②⑤⑥⑦⑧ 的中
単勝 15 350円 枠連 3-8 640円
複勝 15 150円 ワイド 5-15 310円
5 150円 1-15 1,030円
1 320円 1-15 830円
馬連 5-15 780円 馬単 15→5 1,510円
三連複 1-5-15 3,130円 三連単 15→5→1 12,290円


 

危険な人気馬結果 デルタバローズ→13着(3番人気)

 
案の定、レース前からテンションが高かった事含めキャリアの浅さが露呈したデルタバローズ。鞍上の石橋脩騎手も『直線では既にレースをやめていた』とコメントしている様に、今回の敗因はメンタル面に拠るもの。逆を言えば決して力負けでは無く、今後のローテーション次第では巻き返しも可能だろう。
 

穴馬予想結果 スラッシュメタル→8着(11番人気)

 
結果、まだまだ機動力も足らず道中から激しい攻防が繰り広げられる重賞クラスは間に合っていないという事だろう。新馬戦の走りからして優にこのメンバーでもやれて良いものだが、やはり上のクラスで戦うには能力以外の要素もバランス良く備わっていなくてはならないと再認識だ。
 

編集部の回顧

 
本命ジェネラーレウーノ、単穴コズミックフォース、3着候補にイェッツトとほぼ予想通りの展開。ダブルシャープは気持ち応援込みの対抗だったので基本的にはイメージに近い競馬内容だった。デルタバローズを連下において軽視出来たのも正解、結果として想定点数ギリギリの勝利だったが印の散らし方含めて良しとしたい。(田中)
 
〇、△でなんとか1,2着を拾えたが、イェッツトは抜け。騎手込みでXには入れておきたかったが、こちらも完敗です。◎のデルタバローズ、う~ん・・・・・なんとも。4角回ったところで、よしこれからと思って見てたらあらあら、ずるずると後退。気性の悪さが出てしまったのか3歳戦の難しさを改めて実感しました。(清水)
 
本命対抗の取捨は反省しかないだろう。レベルが低いから新馬勝ちのそこまで信用していない馬と低レベルな重賞の経験馬より直近の条件戦の勝馬の方が評価するべきだった。三連単はトリガミでもとりあえず取れてよかった。(大川)
 
◎ジェネラーレウーノは1走ごとに成長が見られ、持てる能力を出せるようになってきた。今日は完勝。△コズミックフォースもよく追い詰めたが2着まで、3着▲イェッツトも馬群を割る勝負根性をみせた。配当は安かったが、まずはこれも良し。(結城)
 

京成杯2018の予想

 

◎ジェネラーレウーノ

 
ジェネラーレウーノ

ジェネラーレウーノ

牡馬

父馬:スクリーンヒーロー
母馬:シャンハイロック
母父:ロックオブジブラルタル
所属:矢野英一厩舎(美浦)
生産:新生ファーム
馬主:Gリビエールレーシング

通算成績:3戦2勝(2-0-1-0)
主な戦績:葉牡丹賞など
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スクリーンヒーロー産駒でモーリス同様、好馬体がひと際目を惹くジェネラーレウーノ。デビュー前から大物と噂が出る程の馬っぷりで、新馬戦こそ負けたもののそこから2連勝と期待に応える走りを見せている。血統的にも本格化は古馬になってからだが、現時点では素質だけで十分勝負出来るだろう。逃げて勝ち上がって来ているだけにここも先手を取りたい。
 

◯デルタバローズ

 
デルタバローズ

デルタバローズ

牡馬

父馬:Into Mischief
母馬:Sweet Seventeen
母父:ハードスパン
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:John C. Oxley(米)
馬主:猪熊広次

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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重馬場の新馬戦を、ほぼ持ったままの手応えで後続を突き放し完勝したデルタバローズ。堀厩舎の隠し玉的存在の1頭だが、その潜在能力は計り知れないものがある。レースぶりにまだまだ幼さがあり本気で走ればどのレベルまで行くか皆目見当も付かないが、この昇級戦の重賞でいきなり経験馬相手に圧勝も有り得るだろう。勝ちか惨敗かの極端な結果が濃厚。
 

▲イェッツト

 
イェッツト

イェッツト

牡馬

父馬:カンパニー
母馬:イスタンブール
母父:キングカメハメハ
所属:金成貴史厩舎(美浦)
生産:辻牧場
馬主:近藤英子

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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新馬戦は無難なレース運びで完勝、地味めに映るものの初戦で見せるパフォーマンスとしては十分な内容のイェッツト。中山の舞台を経験しているのは何よりの強みで、ひと叩きされて更に走りが良くなれば立ち回り次第で台頭する可能性は高い。近藤英子氏所有の1頭だけに素材は一級品と見ておいた方が良さそう。
 

▲ダブルシャープ

 
ダブルシャープ

ダブルシャープ

牡馬

父馬:ベーカバド
母馬:メジロルーシュバー
母父:アグネスタキオン
所属:渡辺薫彦厩舎(栗東)
生産:村上雅規
馬主:天堀忠博

通算成績:7戦2勝(2-1-2-2)
主な戦績:クローバー賞など
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地方から中央に移籍し重賞戦線でそこそこの活躍を見せているダブルシャープ。クローバー賞ではあのタワーオブロンドンを完勝、続く札幌2歳ステークスでもロックディスタウンに肉薄するなどトップクラスと互角に渡り合って来ているのは目が離せない。本来、距離が伸びてこそのタイプで2000mの今回は上手く回って来て直線勝負に賭ける見込みだ。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:96.6

 
例年になく低レベルの可能性が非常に高く本番には全く関係なさそうであるし中心視する馬も見当たらないのでここは狙っていっても良いし見学レースではないだろうか。
 
                
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 田中 清水 大川結城 予想オッズ
1 イェッツト 牡3 56.0 蛯名 97.0 × 22.0
2 コスモイグナーツ 牡3 56.0 柴田大 94.0 × 16.0
3 ヤマノグラップル 牡3 56.0 柴田善 90.0 589.2
4 ロジティナ 牡3 56.0 内田 90.0 × × × × 47.9
5 コズミックフォース 牡3 56.0 戸崎 94.0 3.0
6 スラッシュメタル 牡3 56.0 柴山 90.0 25.1
7 エイムアンドエンド 牡3 56.0 三浦 94.0 × 18.9
8 ダブルシャープ 牡3 56.0 田中勝 100.0 × 7.1
9 サクステッド 牡3 56.0 吉田隼 94.0 × × 59.1
10 デルタバローズ 牡3 56.0 石橋 103.0 5.4
11 ライトカラカゼ 牡3 56.0 大野 90.0 × × 49.9
12 タイキフェルヴール 牡3 56.0 北村宏 90.0 × 44.6
13 ギャンブラー 牡3 56.0 津村 90.0 135.7
14 ジョリルミエール 牝3 54.0 木幡初 90.0 414.4
15 ジェネラーレウーノ 牡3 56.0 田辺 97.0 2.5


 

危険な人気馬 デルタバローズ(想定3番人気)

 
前述にもあるが新馬戦で重馬場圧勝、直線コースはフラフラになりながら能力だけで押し切る競馬だった。良く言えばまだ伸びシロがあると見、悪く言えば良馬場の重賞でいきなり信用するのは相当なリスクとなる1頭。ここは単穴くらいに留めて来れば仕方ない、くらいの展望の方がケガは少ない。
 

穴馬予想 スラッシュメタル(想定8番人気)

 
新馬戦の内容から、京都2歳ステークスでは3番人気に支持されたスラッシュメタル。主だった不利などは無かったが、本来の走りは一切影を潜め見せ場なくブービーに敗退とは目も当てられない。が、あの1戦で決め付けるには早い素材の筈。何より、ダービー馬のロジユニヴァースを近親に持つ血統でもう1度見直して見ても遅くは無いだろう。
 

編集部の見解

 
本命はクラシックに期待をかけるジェネラーレウーノ。まだまだ底が見えない大物候補の1頭で、ここは大外からすんなり先手を取って逃げ切り勝ちを望む。対抗には地方から転厩して来たダブルシャープ。これまで戦って来た相手を考えればここは頭まで考えて良い筈。単穴に重賞連勝で幸先の良いスタートを切った戸崎圭太騎手が手綱を取るコズミックフォース。人の勢いを借りて高配当を的中したい。(田中)
 
◎はデルタバローズ。休み明けがどうかだが、調教も動けていたので新馬戦の再現を期待。〇はデータ的に好材料が揃ったジェネラーレウーノを。前走大敗も、もう一度スラッシュメタルに期待。(清水)
 
正直どれも信用出来ない中で可能性にかけて本命はデルタバローズにした。前走のパフォーマンスはよかったが条件かわってとなると信用しているわけではないが他に印がうてないのでこちらから。対抗はダブルシャープ。コチラも札幌組のレベルの低さから考えると微妙ではあるのだが他に印がうてないので。以下同じ。(大川)
 
本命ジェネラーレウーノ。気性的にもまだまだ未完成ながら、このメンバーなら。対抗エイムアンドエンド。調教の動きも良く迫力十分のフットワーク。中山替わりは合うはず。以下、展開一つで結果は如何様にもなりそう。(結城)

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