中山金杯2019の結果

 

中山金杯2019の動画

 

レース回顧

 
最内からタニノフランケルが押してハナに立ち集団を牽引、番手にコズミックフォースが付け馬群もある程度固まった状態で向正面へ。前半1000mがほぼ1分フラットの平均ペースで流れるも、後方にいたステイフーリッシュが外からスーッと捲る様にして早め進出の競馬を見せる。同時に押し上げるタイムフライヤーなど、4コーナーから一気にペースアップし勝負所で動きが激しくなったまま直線コースへ。逃げ粘るタニノフランケルをステイフーリッシュが坂上でかわし態勢決したかに見えたが、外から一気に伸びたウインブライトがゴール前で見事に前をまとめて差し切って昨年2着の雪辱を晴らした。1~13着までが0秒6差内の大混戦による決着、やはり中山の馬場はステイゴールド産駒のワンツーフィニッシュだった。
 

勝ち馬ウインブライト

 
ウインブライト

ウインブライト

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:サマーエタニティ
母父:アドマイヤコジーン
所属:畠山吉宏厩舎(美浦)
生産:コスモヴューファーム
馬主:ウイン

通算成績:16戦6勝(6-2-0-8)
主な戦績:中山記念、スプリングステークス、中山金杯など
via google imghp
 
道中は中団待機、ペースが上がった所で置いて行かれるもその分長く良い脚が使える形となり展開的にはウインブライトに向いた。ラスト100mでようやくエンジンがかかった様子でグンと加速し、先に抜け出したステイフーリッシュを鮮やかに差し切り重賞4勝目をゲット。実にキャリア6勝の内、4勝が中山競馬場と抜群の相性を誇る結果となった。唯一の58㎏を背負っての勝ちだけに非常に価値の高い1戦、GⅠ戦線ではワンパンチ足りないキャラクターだが、GⅢクラスの中距離戦線では実に頼りになる存在だろう。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎ウインブライト
◯ステイフーリッシュ
▲タイムフライヤー
エアアンセム
ランガディア
コズミックフォース
×アドマイヤリード
タニノフランケル
ストロングタイタン
サンマルティン
ブラックバゴ
 

馬連:想定9点:◯勝利、三連単:想定270点:◯勝利

 
本命対抗単穴は単勝12倍以下の7頭から選択、連下なしで紐は単勝32倍以下が理想の想定だっただろう。意外と美味しい高配当だった。
 

全着順結果

 

RR:109.8 ※想定RR:106.8

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 坂入 田中 今中 単勝オッズ
1 11 ウインブライト 58.0 松岡 111.7 1:59.2 8.4
2 15 ステイフーリッシュ 56.0 藤岡佑 108.6 1/2 11.0
3 1 タニノフランケル 53.0 内田 103.0 クビ 18.0
4 2 アドマイヤリード 56.0 横山典 108.4 ハナ 17.6
5 12 タイムフライヤー 56.0 和田 109.4 クビ 6.7
6 16 マイネルサージュ 56.0 津村 104.1 ハナ 196.7
7 6 エアアンセム 57.0 田辺 107.2 クビ 9.0
8 4 ランガディア 54.0 北村宏 102.0 クビ 9.2
9 5 サンマルティン 56.0 Oマフ 102.6 ハナ 31.3
10 14 ブラックバゴ 56.0 戸崎 105.4 アタマ × 31.5
11 7 マイネルハニー 57.0 柴田大 102.9 クビ 84.6
12 8 マウントゴールド 56.0 武豊 104.3 1.1/4 3.1
13 3 コズミックフォース 56.0 石橋 106.0 1.1/2 9.5
14 13 ナスノセイカン 55.0 Fブロ 100.9 2.1/2 55.4
15 9 ストロングタイタン 57.0 大野 101.6 1.1/4 24.0
16 10 ヤングマンパワー 57.0 丸山 103.1 5 186.9


 

危険な人気馬結果 タイムフライヤー→5着(2人気)

 
道中後方から、ステイフーリッシュ動いたのを見て自らグッと押し上げて行ったタイムフライヤー。そこで脚があがったのか、直線はイメージよりも伸びずダラダラと入線して5着という結果となった。2歳時のホープフルステークスで見せたパフォーマンスと比べるとさすがに物足りなく、重賞では現状これが精一杯といった感じか。
 

穴馬予想結果 ランガディア→8着(5人気)

 
最終的には人気を集める形となり、穴馬カテゴリーでは無くなったランガディア。レースぶりを見てもやや消極的な運び方だった。道中は内目の追走から、直線溜まった脚を伸ばしただけという内容で最後は8着に流れ込む走り。とは言え、重賞挑戦で勝ち馬から2馬身差以内なら十分健闘した部類だろう。今後も注目の1頭だろう。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑧⑮-②③④⑤⑥⑨⑪⑫ 的中
単勝 11 840円 枠連 6-8 1,660円
複勝 11 320円 ワイド 11-15 1,620円
15 340円 1-11 3,630円
1 650円 1-15 4,170円
馬連 11-15 4,570円 馬単 11→15 7,950円
三連複 1-11-15 42,070円 三連単 11→15→1 216,370円


 

編集部の回顧

 
本命は少し狙いすぎた印象。対抗のタイムフライヤーはまくって脚を使ってしまったので進め方が悪かっただけで今ならもうここで勝負できていたはず、もったいない。配当が想像以上だったのでタニノフランケルを×にしておかなかった事を激しく後悔。もったいないレースとなってしまった。タニノフランケルは斤量が楽すぎた印象。軸以外は悪くなかった。(大川)
 
本命のマウントゴールドはスタートは悪くなかったが、もう少し前での競馬をする展開予想だったので残念な結果に終わってしまった。勝ったウインブライトは△だったがやはり中山は得意なのが改めて分かった。(坂入)
 
◎ウインブライト、△ステイフーリッシュと判断は良かったが、着差と競馬の内容を考えるとステイフーリッシュは▲にしておくべきだった。3着のタニノフランケルはもっと厳しい競馬になるかと思い無印にしたのが誤算、最内枠の逃げ馬というだけでも印を回しておけば3連単までゲット出来たのだが時既に遅し。馬連は何とか拾ったものの全体的に反省の多いレースと言える。(田中)
 
1着のウインブライトはさすが中山巧者という走りで、計ったように差し切りお見事だった。斤量が58㎏という事で軽視してしまい、△までしか想定出来なかった。◎のマウントゴールドはスタートで出遅れたのが全て。自分の競馬が出来ずほとんど走っていない。○のステイフーリッシュは8枠からよく2着まで残った。想定していた通り先行勢に有利な展開になったが、タニノフランケルが3着まで粘ったのには驚かされた。(今中)
 

中山金杯2019の予想

 
マウントゴールド

マウントゴールド

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:マウントコブラ
母父:Mt.Livermore
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:青芝商事

通算成績:17戦7勝 (7-2-3-5)
主な戦績:チャレンジカップ2着など
via google imghp
 
昨年半ばからグングン力を付け台頭して来たマウントゴールド。ステイゴールド産駒らしいしぶとい走りで小倉記念、チャレンジカップといずれも上位へ食い込む走りを見せている。年が明けても重くタフな馬場にはかわりない中山コースなら、この血統のポテンシャルが最大限に発揮される事は間違いない。武豊騎手も色気を持って東上するのだから好勝負必至だろう。
 

◯ステイフーリッシュ

 
ステイフーリッシュ

ステイフーリッシュ

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:カウアイレーン
母父:キングカメハメハ
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:8戦2勝(2-0-2-4)
主な戦績:京都新聞杯など
via google imghp
 
京都新聞杯を好タイムで快勝したステイフーリッシュ。期待されたクラシックでは思う様な結果が出なかったものの、道中気分良く走れればGⅢクラスなら十分に勝ち負けが出来る素材である。マウントゴールド同様、中山の今の馬場はステイゴールド産駒に打ってつけ。クレバーな騎乗で昨年大活躍した藤岡佑介騎手が乗るからには見せ場を作ってくれるのは目に見えている。
 

▲コズミックフォース

 
コズミックフォース

コズミックフォース

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ミクロコスモス
母父:ネオユニヴァース
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:8戦2勝(2-1-2-3)
主な戦績:日本ダービー3着など
via google imghp
 
ワグネリアン、エポカドーロに次いで日本ダービーで3着に入線を果たしたコズミックフォース。先行して粘り込むスタイルは今回の競馬でも怖い存在だろう。キングカメハメハで力の要る馬場もこなせそうで、怪我から復帰する石橋脩騎手も遅れを取り戻すべく、2019年のスタートダッシュを派手に切りたい所。明け4歳世代の実力を証明するのはこの馬になるかもしれない。
 

▲ランガディア

 
ランガディア

ランガディア

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:マリーシャンタル
母父:サンデーサイレンス
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:吉田勝己

通算成績:8戦5勝(5-0-0-3)
主な戦績:ノベンバーステークスなど
via google imghp
 
祖母にダイナカール、近親にエアグルーヴなどそうそうたる活躍馬を持つランガディア。同馬もデビューから2連勝をするなどそれなりの走りを見せてはいたが、体質面の影響でなかなか遣い込めない時期が続いた。ここに来て馬がしっかりして来た事もあり、休み明けからまた連勝を重ね念願のオープン入りを達成。勢いだけならメンバー随一の存在だけに頭まで警戒しておかなければいけない1頭だ。
 

▲ウインブライト

 
ウインブライト

ウインブライト

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:サマーエタニティ
母父:アドマイヤコジーン
所属:畠山吉宏厩舎(美浦)
生産:コスモヴューファーム
馬主:ウイン

通算成績:15戦5勝(5-2-0-8)
主な戦績:中山記念、スプリングステークスなど
via google imghp
 
ここ2戦、適正外のマイル路線に挑戦しそこそこの結果を残して来たウインブライト。やはり中距離での持久力勝負が最も走りを活かせるコースなのは間違いない。中山ではアエロリットやペルシアンナイト、ヴィブロスなどのGⅠ馬も撃破しているだけに順調ならここでは鉄板級の実力馬である。年齢や斤量で嫌われているクチならむしろ積極的に狙って行きたい。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:106.8

 
ウインブライト、エアアンセムあたりが評価上位だがブラックバゴまで評価差なく斤量差も考えると大混戦と考えて良いだろう。上位馬ボックスを推奨。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 坂入 田中 今中 予想オッズ
1 タニノフランケル 53.0 内田 99.0 16.9
2 アドマイヤリード 56.0 横山典 106.2 13.8
3 コズミックフォース 56.0 石橋 106.3 8.0
4 ランガディア 54.0 北村宏 99.0 39.2
5 サンマルティン 56.0 Oマフ 101.0 71.2
6 エアアンセム 57.0 田辺 107.0 7.3
7 マイネルハニー 57.0 柴田大 101.7 109.9
8 マウントゴールド 56.0 武豊 105.5 3.5
9 ストロングタイタン 57.0 大野 103.0 26.1
10 ヤングマンパワー 57.0 丸山 105.3 205.3
11 ウインブライト 58.0 松岡 109.5 8.9
12 タイムフライヤー 56.0 和田 108.3 5.9
13 ナスノセイカン 55.0 Fブロ 102.1 254.9
14 ブラックバゴ 56.0 戸崎 105.3 × 37.7
15 ステイフーリッシュ 56.0 藤岡佑 106.2 3.7
16 マイネルサージュ 56.0 津村 101.7 268.3


 

危険な人気馬 タイムフライヤー(想定3人気)

 
菊花賞で6着に入った事で復調気配を見せているタイムフライヤー。とは言え、超スローペースの1戦で上位へ流れ込んだに過ぎず、厳しい流れになりそうな今回に繋がって来るかと聞かれるとやや疑問符が付く。ホープフルステークスと同コースで復活を期待されていての人気なら消した方が美味しいのではないだろうか。
 

穴馬予想 ランガディア(想定10人気)

 
何をどう想定されての事前オッズが10番人気なのか分からないが、血統・内容を考えてもここでいきなり通用するイメージしか湧かないランガディア。当然ながらレース直前は更に売れて来るだろうが、それでも予想よりも遥かに人気薄。北村宏司騎手が乗り間違えなければ十分に馬券圏内へ突っ込んで来るべき1頭だ。
 

編集部の見解

 
本命はランガディア。正直レベル的には難しいかもしれないが、斤量差もあるのでどうにか通用してほしい。対抗はタイムフライヤー。着順こそ微妙も秋以降は差のない競馬ができておりレベルの下がるここなら上位とみた。あとは単穴で人気馬全部に手をだしてトリガミでも金杯は的中スタートを狙う。特に狙いとしてはサンマルティン。難しい馬だがハマれば通用する。騎手強化で狙い目。(大川)
 
本命はマウントゴールド。このところ掲示板を外していない安定の競馬で好位からの競馬ができる。2000mはベスト距離ではないか。初の重賞タイトルといきたいところ。対抗はステイフーリッシュ。前走の競馬をみるとやはり菊花賞は距離が長かった。この馬もやはり2000mがベスト。明け4歳となり今年は飛躍の年にしたいところ。以下、ダービー3着、中山の重賞で2着の実績があるコズミックフォース、ストロングタイタン、サンマルティンなどが続く。(坂入)
 
本命はウインブライト。これまでに戦って来たメンバーの厚みが違う。昨年2着の中山金杯で、その実力を遺憾無く発揮してくれる事に期待したい。対抗は前走のディセンバーステークスで新境地を見せたアドマイヤリード。こちらも経験値が豊富。単穴に勢いと血統を買ってランガディアを推す。上手く立ち回ればあっさりまであって良い。何より人気どころが余りアテにしづらいだけに、ここは玉砕覚悟で中波乱を狙って行きたい。(田中)
 
◎マウントゴールド、前走は勝った馬がかなり強かったがこの馬も強い2着だった。ハナに立つかわからないが、逃げても番手でも今回のメンバーなら差されないだろう。○ステイフーリッシュ、菊花賞から直行ではなく、一戦使っているのは好材料。古馬となって挑む初戦、間違いなく好走してくれるだろう。▲ランガディア、2連勝してこのレースに挑む上がり馬。昨年競馬界を席巻したノーザンファーム天栄、血統もこのレースと好相性。好走する材料が多数あるこの馬の1発に期待。(今中)

関連記事

関連タグ

著者