みやこステークス直後

 

2019年11月3日 みやこステークス ダート1800m 京都競馬場

1着:ヴェンジェンス 牡6 (幸英明)
2着:キングズガード 牡8 (秋山真一郎)
3着:ウェスタールンド 牡7 (C.スミヨン)

レースタイム:1:49.1(良)
レース上がり3ハロン:37.6
勝ち馬上がり3ハロン:36.5
 
距離に一抹の不安もあるヴェンジェンスは、道中後ろから数えて4~5番手を追走。大きく離れた後方集団でレースの進行を見ながら運んで行った前半となった。幸い、前が激しくやり合ってハイペースとなる流れの中、4コーナー手前から外目を一気に押し上げて行くと直線入り口ではワープするかの様に早くも先頭へ。ウェスタールンド、キングズガードの差し・追込み勢を引き連れてゴール前まで脚を伸ばすとそのままリードを死守して見事重賞タイトルをGET。幸騎手の思い切った判断が功を奏した頭脳的なエスコートだった。
 

みやこステークス直前

 
坂路単走もしっかりとした動きで仕上がり良好のヴェンジェンス

坂路単走もしっかりとした動きで仕上がり良好のヴェンジェンス

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休み明けとなった太秦ステークスでは初の1800mに挑戦も、最後までしっかりと脚を使って追い上げエアアルマスに迫る走りで2着好走のヴェンジェンス。道中脚を溜めれば最後はキレにキレるタイプで、距離云々は余り関係なさそう。今回のみやこステークスはリアンヴェリテにワイドファラオ、インティにスマハマなど前に行きたい馬が揃っておりハイペース必至。そうなれば、後方待機で最後の直線一気の追い込みで金星を飾る事もあながち不可能ではないだろう。
 

プロキオンステークス直後

 

2019年7月8日 プロキオンステークス ダート1400m 中京競馬場

1着:アルクトス 牡4 (田辺裕信)
2着:ミッキーワイルド 牡4 (北村友一)
3着:ヴェンジェンス 牡6 (幸英明)

レースタイム:1:21.2(稍重)
レース上がり3ハロン:36.9
勝ち馬上がり3ハロン:36.5
 
スタートから手綱をしごいて前の位置を取りに行ったヴェンジェンス。マテラスカイ、サクセスエナジーといった現役でも名うての逃げ馬たちに付いて行く形で少々強引な競馬にも見えた。前半3ハロン33秒3という超ハイラップに付き合わされてしまい、4コーナーでは早くもムチが打たれる始末。それでも、直線ではもう一度盛り返して最後は3着にあがる善戦を見せた。ある意味で一番厳しい競馬を強いられただけに、これは十分評価して良い内容だろう。
 

プロキオンステークス直前

 
力強い脚取りで好調アピールのヴェンジェンス

力強い脚取りで好調アピールのヴェンジェンス

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天保山ステークスを使って調子は更に上向き加減のヴェンジェンス。勢いという点なら本馬が最も活気付いた1頭だろうか。とにかくここ2走の内容は間違いなく重賞クラスであり、GⅠでも好走歴のあるファッショニスタを置き去りにした前走は特に評価して良い。そこを叩いて本番となるプロキオンステークスへ駒を進めて来た以上、上位争いは必至の筈。連勝中のコンビである幸騎手のエスコートにより、初重賞タイトルを奪取するシーンも一考ではないだろうか。
 

天保山ステークス直後

 

2019年6月8日 天保山ステークス ダート1400m 阪神競馬場

1着:ヴェンジェンス 牡6 (幸英明)
2着:ファッショニスタ 牝5 (川田将雅)
3着:スマートアヴァロン 牡7 (松若風馬)

レースタイム:1:22.2(重)
レース上がり3ハロン:35.6
勝ち馬上がり3ハロン:35.3
 
道中は絶好の手応えで先行集団を見据えながらの追走となったヴェンジェンス。4コーナーで徐々にエンジンをふかしながら上がって行くと、直線早め先頭で突き抜け競馬を見せた。最後まで脚色は衰えず、結果1番人気のファッショニスタ以下を寄せ付けない走りでオープンクラスを2連勝となった。この前後の距離なら中央の重賞はもちろん、地方の砂も克服できれば重賞タイトルはもはや目の前。ベテランの実力馬がこれから活躍の場を広げるか。
 

ヴェンジェンス

 
ヴェンジェンス(スペシャルクイン2013)

ヴェンジェンス(スペシャルクイン2013)

牡馬

父馬:カジノドライヴ
母馬:スペシャルクイン
母父:スペシャルウィーク
所属:大根田裕之厩舎(栗東)
生産:富田牧場
馬主:宮川純造

通算成績:25戦7勝(7-7-4-7)
主な戦績:みやこステークスなど
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母系を遡ればソシアルバターフライに辿り着く、トウショウ一族のメインファミリー出身となるヴェンジェンス。即ち、遠親にはあのトウショウボーイがいる日本競馬でもかなり由緒ある血統である。母スペシャルクインはダート短距離で活躍した1頭で、そこにカジノドライヴという配合で完全な砂適性を高める配合。実際に本馬はダートで安定した成績を残しており、生産側の意図としては完全に狙いとして正しい掛け合わせだろう。
 

血統背景

 
カジノドライヴ Mineshaft A.P. Indy Seattle Slew
Weekend Surprise
Prospectors Delite Mr.Prospector
Up the Flagpole
Better Than Honour Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Blush With Pride Blushing Groom
Best in Show
スペシャルクイン スペシャルウィーク サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
キャンペーンガール マルゼンスキー
レディーシラオキ
ソシアルクイン エルハーブ Chief's Crown
Histoire
ニーストウショウ アンバーシャダイ
ブルートウショウ


 

兄弟馬

 
ハイパーノヴァ(スペシャルクイン2014)

ハイパーノヴァ(スペシャルクイン2014)

牡馬

父馬:アイルハヴアナザー
母馬:スペシャルクイン
母父:スペシャルウィーク
所属:大根田裕之厩舎(栗東)
生産:富田牧場
馬主:宮川純造

通算成績:6戦2勝(2-1-1-2)
主な戦績:2歳500万下など
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近親馬

 
トウショウレオ(ブルートウショウ1982)

トウショウレオ(ブルートウショウ1982)

牡馬

父馬:シャトーゲイ
母馬:ブルートウショウ
母父:ネプテューヌス
所属:鶴留明雄厩舎(栗東)
生産:藤正牧場
馬主:トウショウ産業

通算成績:16戦5勝(5-3-3-5)
主な戦績:中京記念、京阪杯など
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血統評価:1.0pt

 
さかのぼればソシアルバターフライの一族だがファミリーには日本実績馬はいないのでカジノドライヴ産駒のあたり馬だろう。全兄弟が未勝利からも兄弟実績もないので血統構成からの強調材料はない。
 

前評判

 
結果としてスペシャルクインの初仔からこれだけのダート馬が生まれるのだから、スペシャルウィークのブルードメアサイアーとしての資質はやはり高い。そこにカジノドライヴの砂適性を放り込めば、ヴェンジェンスレベルの馬が出て来るというのも頷ける。重賞タイトルまであともうひと段階上のギアが必要にはなるだろうが、地方重賞なら現状でも十分獲得出来そう。
 

馬名の意味

 

敵討ち

 
響きから来るネーミングだろう。

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