日本ダービー直後

 

2019年5月26日 日本ダービー 芝2400m 東京競馬場

1着:ロジャーバローズ 牡3 (浜中俊)
2着:ダノンキングリー 牡3 (戸崎圭太)
3着:ヴェロックス 牡3 (川田将雅)

レースタイム:2:22.6(良)※レコード
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:35.1
 
好スタートを切ったヴェロックスは道中外目の6~7番手を追走。前にダノンキングリー、後方にサートゥルナーリアを見る形で理想的なポジションからレースを進めた。前が少し早めに仕掛けやや慌て気味に自身もスパートを掛けるも、エンジンの掛かりが遅いタイプで直線入り口では少し後方へ下がってしまう。坂を駆け上がってようやくトップギアへ入れると、一旦は前に出られたサートゥルナーリアを内からかわし単独の3着でゴールイン。地力は見せたが、完全燃焼とは言えない後半の運びだったろう。
 

日本ダービー直前

 
3歳の頂点へ、絶好の動きでアピールするヴェロックス

3歳の頂点へ、絶好の動きでアピールするヴェロックス

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やはり大本命を倒すとするならば、最有力候補はこのヴェロックスだろう。皐月賞でも最後の直線でサートゥルナーリアがぶつかって来なければ、もしかすると逆転まであったかも知れない。加えて、距離が延びて良さが出るのは本馬の方だろう。実際に東京競馬場を経験しているのも大きい。上がり勝負になると厳しいが、母父モンズンだけにタフな流れで持久力勝負になればこちらのもの。川田将雅騎手が是が非でも4コーナーで早めに勝負を仕掛けて行くだろう。
 

皐月賞直後

 

2019年4月14日 皐月賞 芝2000m 中山競馬場

1着:サートゥルナーリア 牡3 (C.ルメール)
2着:ヴェロックス 牡3 (川田将雅)
3着:ダノンキングリー 牡3 (戸崎圭太)

レースタイム:1:58.1(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
 
スタートから脚に進めてサートゥルナーリアより一列前にポジショニングを取ったヴェロックス。ランスオブプラーナがハイペースで飛ばすも、決め手に欠けるタイプの同馬にとってはむしろ好都合な流れとなった。4コーナーで早めに進出して行くと直線入り口で早々に先頭に立って出し抜けを図ったが、やはりサートゥルナーリアに並ばれる。そこから前をカットされる不利を受けながら一進一退の攻防を繰り広げるも、最後はクビ差競り負けて2着敗退を喫した。それでもラストは差し返しており、次のダービーへ繋がる1戦だっただろう。
 

皐月賞直前

 
芝コースで楽に先着を果たすヴェロックス

芝コースで楽に先着を果たすヴェロックス

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先週のダノンファンタジーの借りをここで返すべく、ヴェロックスの主戦川田騎手はリベンジに燃えている。サートゥルナーリアが抜けている事は分かっていても、『出来る限りの競馬をするだけ』とその秘めたる闘志は全面に溢れ出ている。とは言え、新馬を勝った時はいきなりクラシック候補とまで騒がれた逸材。新種牡馬のジャスタウェイに、重賞制覇はおろかいきなりGⅠタイトルをプレゼントしても何ら不思議ではない。金子真人オーナーの神通力も加えると、やはり怖い存在には違いない。
 

若葉ステークス直後

 

2019年3月16日 若葉ステークス 芝2000m 阪神競馬場

1着:ヴェロックス 牡3 (川田将雅)
2着:ワールドプレミア 牡3 (武豊)
3着:シフルマン 牡3 (幸英明)

レースタイム:2:02.7(稍重)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.1
 
スタートから馬なりで好位置に付けるヴェロックス。逃げ馬をマンマーク、後続は気にせず自分のリズムで走る事に専念した様なレース運びだった。馬なりのまま4コーナーで先頭へ並びかけると、そのまま直線はあっさりと独走状態に。まるで新馬の時の衝撃を再現するかの様なパフォーマンスで、2着ワールドプレミア相手に軽く3馬身突き放しての連勝を飾った。川田騎手も皐月賞で戦える手応えをヒシヒシと感じている様子だった。
 

若葉ステークス直前

 
中内田厩舎期待のエース、ヴェロックス

中内田厩舎期待のエース、ヴェロックス

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まだまだ線も細く、気性も若いヴェロックス。それでも調教やレースで見せるパフォーマンスには大物の雰囲気が出ており、厩舎としては是が非でもクラシック戦線に乗せたいところ。現在の賞金では皐月賞はいけても、日本ダービーへ向かうには少し心もとない。ここでしっかりと賞金を加算し、精神的な余裕を持って4月からの本番を迎えたい。川田騎手も惚れ込む逸材、出走するからにはただで転ぶわけに行くまい。
 

若駒ステークス直後

 

2019年01月19日 若駒ステークス 芝2000m 京都競馬場

1着:ヴェロックス 牡3 (川田将雅)
2着:サトノウィザード 牡3 (C.ルメール)
3着:フェアリーポルカ 牝3 (和田竜二)

レースタイム:2:00.7(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
 
確実に外のサトノウィザードとの一騎打ちを意識していた川田将雅騎手とヴェロックス。道中は淡々と先行集団の一角で構え、勝負所で一気に前へ進出。早め抜け出しの競馬で枠の差を活かした競馬を見せあっさりと2勝目をもぎ取って見せた。レースぶりを見てもまだまだ覚醒は先の様子だが、それだけ伸びシロもあるという事。この時期にクラシックへ出走出来るボーダーの賞金加算を出来たのは非常に大きい。ここからゆっくりと馬を作って本番に駒を進めたいところだ。
 

若駒ステークス直後

 
順調に年を越したヴェロックス

順調に年を越したヴェロックス

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前走の東京スポーツ杯2歳ステークスは残念な結果に終わってしまったが、そのレース後から馬体が大きくなり成長期に入ったヴェロックス。馬体重をそのまま維持し、年が明け馬自体にも風格が出て来ている様だ。本来なら既にタイトルを手にしておかなければいけない存在、今回の若駒ステークスはあっさりと通過してクラシック戦線の最有力候補として春の舞台に駒を進めたい。鞍上は川田将雅騎手にスイッチ。
 

東京スポーツ杯2歳ステークス直後

 

2018年11月17日 東京スポーツ杯2歳ステークス 芝1800m 東京競馬場

1着:ニシノデイジー 牡2 (勝浦正樹)
2着:アガラス 牡2 (W.ビュイック)
3着:ヴァンドギャルド 牡2 (C.デムーロ)

レースタイム:1:46.6(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
 
レース運びはスムーズでいい形の直線を迎えられたヴェロックス。いかんせんエンジンの掛かりが遅く加速しようとした時に内から馬体をぶつけられる不利を受け、立て直す時間が勿体無かった。ジワジワと伸びるものの、最後は3着ヴァンドギャルドを捉えきれず4着と微妙な結果に終わってしまった。クラシックを戦い抜くにはこれらの競馬でもある程度の結果を残さなければいけないだけに、ある程度の実力が割れて来たという事だろう。
 

東京スポーツ杯2歳ステークス直前

 
勝ってクラシック戦線に乗りたいヴェロックス

勝ってクラシック戦線に乗りたいヴェロックス

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新馬戦の衝撃が未だに忘れられないヴェロックス。2戦目はよもやの敗戦を喫したが、我慢のレースを経験出来たと考えれば捨てたものでは無い。今回は絶好調のリーディングジョッキー、C.ルメールに依頼。追い切りにも跨って既に好感触を得ているとの事。担当助手は『動きも良く、広い東京のコースは合っていると思います』と2勝目に向けて万全の状態で愛馬を送り出す。
 

野路菊ステークス直後

 

2018年9月15日 野路菊ステークス 芝1800m 阪神競馬場

1着:カテドラル 牡2 (福永祐一)
2着:ヴェロックス 牡2 (浜中俊)
3着:モンテアーサー 牡2 (C.ルメール)

レースタイム:1:48.1(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
 
スタートを決めるも無理に前は行かず4番手で戦局を見ながらの追走となった1戦。道中はリズム良く外目を走り、4コーナーで逃げ馬カテドラルに馬体を併せて行く理想的な走り。そのまま差し切るかに見えたが、カテドラルの粘り腰が勝り半馬身まで詰め寄るも2着に敗退。思えば新馬戦時とは違いレース前追い切りも動かず、馬体重も減少して臨んだ1戦。これが同馬の実力でないのは明らか、一度立て直しを図りまた強烈なパフォーマンスを見せてもらいたい。
 

野路菊ステークス直前

 
幼さは残すも走りに真面目なヴェロックス

幼さは残すも走りに真面目なヴェロックス

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とにかく新馬戦のパフォーマンスは圧巻のひと言。最後の直線、後続を引き離す時の脚はまさにGⅠクラス、あれがたまたま出来る走りな訳も無く。今回の野路菊Sでは強敵と目されるモンテアーサー、カテドラルとの三つ巴が予想されるも、ここをあっさり勝つ様なら一気にクラシックの最有力候補へ躍り出るだろう。新種牡馬ジャスタウェイ産駒で母父Monsunと異色の組み合わせだが、それだけ未知数のポテンシャルが魅力。金子オーナーにまたしてもダービーの勲章をプレゼントする孝行息子が誕生しそうだ。
 

新馬戦直後

 

2018年08月05日 2歳新馬 芝1800m 小倉競馬場

1着:ヴェロックス 牡2 (浜中俊)
2着:プラネットアース 牡2 (松若風馬)
3着:サトノバリオス 牡2 (M.デムーロ)

レースタイム:1:48.7(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
 
外枠から好スタートを切って前へ行くヴェロックス。平均ペースを4番手からいつでも前へ進出出来る抜群の手応えで追走、ペースが上がった4コーナーでスッと逃げ馬に並んで行くと直線入り口で独走態勢へ。そこから軽くGOサインを出されると、粘るプラネットアースを一瞬の内に突き放し次元の違う走りで8馬身差のV。鞍上の浜中俊騎手は『現時点では文句なし、良い出会いになりました』と只々褒めちぎっていた。金子真人オーナーにまたクラシックのタイトルを献上する有力馬が現れた。
 

プロフィール

 
ヴェロックス(セルキス2016)

ヴェロックス(セルキス2016)

牡馬

父馬:ジャスタウェイ
母馬:セルキス
母父:Monsun
所属:中内田充正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:7戦3勝(3-3-0-1)
主な戦績:皐月賞2着、日本ダービー3着など
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母はドイツ芝2000mの重賞馬で父Monsun、そこにジャスタウェイが配合されたとあれば中長距離砲としての活躍を期待せざるをえない。このヴェロックスは今年のセレクトセールにおいて金子真人氏が約5000万円で落札しているが、氏は金額のレンジとして同額から1億円以内までの購入馬が活躍するケースが多い。そういう意味ではかなりの注目度を集めても良いものだが、如何せん金子真人ホールディングス所有馬はデビューまでほぼ情報が出回らないのが残念。
 

血統背景

 
ジャスタウェイ ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス
シビル Wild Again Icecapade
Bushel-n-Peck
シャロン Mo Exception
Double Wiggle
セルキス Monsun Konigsstuhl Dschingis Khan
Konigskronung
Mosella Surumu
Monasia
Schwarzach Grand Lodge Chief's Crown
La Papagena
Schwarzmeer Kings Lake
Sankt Johanna


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
ファミリーに日本実績はなく、兄弟も走っていないので血統構成からの強調材料はない。
 

前評判

 
さすがにメディアでもその情報は見ないが、既に入厩しており調教での動きと時計は抜群との噂が流れてはいる。新種牡馬ジャスタウェイは意外に仕上がり早で瞬発力もあり、血統面からズブさが出るかと思いきや早期デビューでも強い勝ち上がりをしている産駒が多い。金子真人氏の神通力でまたしても、代表産駒級の活躍馬が出る可能性は大いにあるだろう。
 

馬名の意味

 

素早い(ラテン語)

 
フットワークか身のこなしが素軽く俊敏性を感じてこのネーミングにしたのだろう。

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