アーリントンカップ直後
2019年4月13日 アーリントンカップ 芝1600m 阪神競馬場
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内枠からレースを進めたヴァルディゼール。イベリスの作るスローペースで馬群が集団を形成、その為前がバラけずずっと押し込められた状態で直線コースへ向かった。そこから強引に外へ持ち出してGOサインを出すも、ゴール前でまた前に蓋をされてジ・エンド。鞍上の騎乗ミスもあって、今回は不完全燃焼の1戦となった。NHKマイルカップではしっかりと巻き返して来るだろう。
アーリントンカップ直前
1月以来の実戦となるも、厩舎ではしっかり乗り込んでおり動きも及第点以上のヴァルディゼール。その上で前回測った時で前走比から20kg程増えているとの事。明らかな成長分であり、この3ヶ月でそれくらい増えるというのは大きな成長曲線に入っている証拠だ。今回のアーリントンカップでまた快勝する様なら、新世代のマイル王誕生のキッカケになるかもしれない。またしてもロードカナロア産駒から大物候補が現れた。
シンザン記念直後
2019年01月06日 シンザン記念 芝1600m 京都競馬場
1着:ヴァルディゼール 牡3 (北村友一)
2着:マイネルフラップ 牡3 (吉田隼人)
3着:ミッキーブリランテ 牡3 (坂井瑠星)
レースタイム:1:35.7(良)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:35.3
2着:マイネルフラップ 牡3 (吉田隼人)
3着:ミッキーブリランテ 牡3 (坂井瑠星)
レースタイム:1:35.7(良)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:35.3
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内枠からポンとスタートを決めてポジションを取りに行ったヴァルディゼール。逃げ馬の直後、インを追走して開幕週としては完璧な立ち回りの道中となった。直線コースではそのまま内を突いて、あっという間に単独先頭へ。その後、幼さを出してフワフワしていた様だが、最後は外からマイネルフラップが迫りもうひと伸び。2戦目としては上出来の内容で、まさにセンスだけで押し切った内容の1戦だろう。距離が延びても十分対応出来そうで、成長次第ではクラシックでも戦えるか。
プロフィール
G1レーシングにて2000万円で募集されたヴァルディゼール。母ファーゴの初年度産駒で未知数だった事もあり、最低限の評価というイメージか。それでも、先に母父ハーツクライで同配合のケイデンスコールが新潟2歳ステークスを勝利するなど相性は証明済み。むしろ、母系だけならバックパサー→ニジンスキー→ウッドマンと代重ねされたこちらの方が遥かに優秀なラインである。まだまだ馬も成長途上、もしかすると化ける可能性も十分だろう。
血統背景
ロードカナロア | キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
レディブラッサム | Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | |||
サラトガデュー | Cormorant | ||
Super Luna | |||
ファーゴ | ハーツクライ | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
アイリッシュダンス | トニービン | ||
ビューパーダンス | |||
マチカネササメユキ | Woodman | Mr.Prospector | |
プレイメイト | |||
Russian Ballet | Nijinsky | ||
Sex Appeal |
兄弟馬
初仔
近親馬
血統評価:1.0pt
一族としては、トライマイベストやエルグランセニョールなどを出しているSex Appealの一族でフサイチパンドラ、アーモンドアイとも同族といえるのでSS系の母父にロードカナロアと血統構成もアーモンドアイに近いとも言える。走るべくして走ったとも考えられる。下の兄弟にもさらに注目があつまる。
前評判
かなり遠くはなるが、遡ればアーモンドアイが親戚にあたるヴァルディゼール。母系は超一流で、そこにロードカナロアが配合されたのだから十分走る下地はあったと言って良い。デビュー前の調教でも『とにかく動きが抜群ですね。柔らかくて素直だし操作性が高い。これで走らないと困ってしまいます』と、管理する渡辺薫彦調教師が絶賛する程。色んな意味で見通しが明るい産駒だろう。
馬名の意味
フランスの地名でスキーリゾート地
母名より連想してのネーミング。
2着:カテドラル 牡3 (A.シュタルケ)
3着:トオヤリトセイト 牡3 (福永祐一)
レースタイム:1:34.2(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:34.4