負けて尚強しの内容

 

2019年2月17日 ヒヤシンスステークス ダート1600m 東京競馬場

1着:オーヴァルエース 牡3 (蛯名正義)
2着:ヴァイトブリック 牡3 (戸崎圭太)
3着:デルマルーヴル 牡3 (C.ルメール)

レースタイム:1:38.6(良)
レース上がり3ハロン:36.4
勝ち馬上がり3ハロン:36.1
 
好スタートから絶好位を取ったヴァイトブリック。後ろに上位人気勢を置く形でレースを進め、抜群の手応えで直線入り口では先頭に並びかける積極的な競馬を見せた。そこからオーヴァルエースとの一騎打ちとなるも、しっかり最後まで踏ん張って僅差の2着でフィニッシュ。とは言え、デルマルーヴルには影を踏ませない走りで現3歳のダート戦線でもトップクラスの力を証明。負けても、同馬の評価が上がる1戦だったのではないだろうか。
 

今年の2歳はレベルが高い

 
ヒヤシンスステークスにはヴァイトブリック、オーヴァルエースの他にも全日本2歳優駿で上位に入ったデルマルーヴルやメイクハッピーも名を連ねた。ダートで底を見せていないナンヨーイザヨイやマスターフェンサーなどもおり、かなりのメンバー構成だろう。そこに、先全日本2歳優駿を制し王者ノーヴァレンダやガルヴィハーラ、デアフルーグなど多士済々のメンツが控えている。それらと戦う為にもヴァイトブリックがここで足踏みをしてはいられない。
 

連勝で堂々とオープン入り

 

2018年12月08日 2歳500万下 ダート1800m 中山競馬場

1着:ヴァイトブリック 牡2 (藤岡佑介)
2着:セイカヤマノ 牡2 (武士沢友治)
3着:ロダルキラー 牡2 (田辺裕信)

レースタイム:1:54.8(良)
レース上がり3ハロン:39.8
勝ち馬上がり3ハロン:39.6
 
逃げ馬の直後を終始インで追い掛けたヴァイトブリック。4コーナーで窮屈なシーンを見せるも、勢いと馬格の良さで外の馬を弾いて強引にスペースを確保。そこからグングン加速すると後続勢を一切寄せ付けない走りであっさりと連勝を飾った。時計は地味ながらもパフォーマンス自体にはかなりの大物感を抱かせる1頭だ。先日チャンピオンズカップを制したルヴァンスレーヴに引き続き、シンボリクリスエス産駒からダートの怪物が誕生の予感。
 

あのスターホースと併せ馬

 
追い切りではオジュウチョウサン(左)の胸を借りるヴァイ...

追い切りではオジュウチョウサン(左)の胸を借りるヴァイトブリック(中)

via google imghp
 
厩舎の大先輩で今最も注目を集める馬と言っても過言ではないオジュウチョウサン。偉大な先輩と併せ馬を行ったヴァイトブリックは、最後まで喰らいついて併入でフィニッシュした。さすがに動きでは見劣るが、秘めたる素質だけならこちらの方が未来は明るい。今回の500万下を軽く突破する様なら、ダート戦線のトップに躍り出る事になるだろう。先ずは昇級戦の走りを拝見したい。
 

2着に圧巻の1秒8差

 

2018年10月14日 2歳新馬 ダート1800m 京都競馬場

1着:ヴァイトブリック 牡2 (藤岡佑介)
2着:ドゥエルメス 牝2 (岩田康誠)
3着:トランプズパワー 牡2 (武豊)

レースタイム:1:54.4(良)
レース上がり3ハロン:38.8
勝ち馬上がり3ハロン:38.3
 
行き脚のつかないヴァイトブリック、スタートから押して馬群にようやく取り付く追走となった。スピードに乗ってからの行きっぷりは抜群で、4コーナーでは前を楽に捉えにかかる競馬。直線に入ると一気に加速し後続を置き去りにする走りで気が付けば2着ドゥエルメスに約2秒近い差を付ける驚愕のデビュー戦勝利を飾った。活躍馬多数の繁栄ファミリーであるソニンク一族から、また代表する活躍馬になれそうな1頭が現れた。
 

ヴァイトブリック

 
ヴァイトブリック(ヴァイスハイト2016)

ヴァイトブリック(ヴァイスハイト2016)

牡馬

父馬:シンボリクリスエス
母馬:ヴァイスハイト
母父:アドマイヤベガ
所属:和田正一郎厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:3戦2勝(2-1-0-0)
主な戦績:ヒヤシンスステークス2着など
via google imghp
 
ソニンク一族の派生系では唯一目立った活躍馬を出せていないヴァイスハイト。今回のヴァイトブリックは父がシンボリクリスエスで馬体の見栄えはやはり良い。ただ、余り重々しくないのは母父アドマイヤベガの影響か。バランス感が程よくこれは如何にも走って来そう。ようやく他の牝系に実績で追随出来る可能性が高い1頭と言っても良いだろう。
 

血統背景

 
シンボリクリスエス Kris S. Roberto Hail to Reason
Bramalea
Sharp Queen Princequillo
Bridgework
Tee Kay Gold Meridian Seattle Slew
Queen Louie
Tri Argo Tri Jet
Hail Proudly
ヴァイスハイト アドマイヤベガ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ベガ トニービン
アンティックヴァリュー
ソニンク Machiavellian Mr.Prospector
Coup de Folie
Sonic Lady Nureyev
Stumped


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ロジユニヴァース(アコースティクス2006)

ロジユニヴァース(アコースティクス2006)

牡馬

父馬:ネオユニヴァース
母馬:アコースティクス
母父:Cape Cross
所属:萩原清厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:久米田正明

通算成績:10戦5勝(5-1-0-4)
主な戦績:日本ダービー、弥生賞、ラジオNIKKEI杯、札幌2歳ステークスなど
via google imghp
 
ジューヌエコール(ルミナスポイント2014)

ジューヌエコール(ルミナスポイント2014)

牝馬

父馬:クロフネ
母馬:ルミナスポイント
母父:アグネスタキオン
所属:安田隆行厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:16戦4勝(4-2-0-10)
主な戦績:デイリー杯2歳ステークス、函館スプリントステークスなど
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血統評価:2.0pt

 
ソニンク一族は日本で今後さらに大繁栄しそうな印象。母姉妹のアコースティクス、ライツェントがそれぞれG1馬をだしており、モンローブロンド、ルミナスポイントも重賞クラスをだしているので母は一番実績としては乏しいがそれでも現時点で3勝馬を2頭出しているのでその内結果を出してくる可能性、期待が十分できる。
 

前評判

 
何度も言うがソニンクの牝系だけに血統的な期待値はかなり大きいだろう。父シンボリクリスエスで募集額が2800万円ならそこそこ高い方。そういう意味でもハナからダート戦線を狙った配合で、配合の意図を方向転換して来たのが成功に繋がっていると言える。アドマイヤベガは母父としてニホンピロアワーズを輩出しており、それを超える産駒として期待したい。
 

馬名の意味

 

先見の明、見晴らし(ドイツ語)

 
母名より連想してのネーミング。

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