チャレンジカップ直後
2019年11月30日 チャレンジカップ 芝2000m 阪神競馬場
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ゲートで立ち遅れて道中は後方からの競馬を余儀なくされたロードマイウェイ。鞍上自体、距離に不安があり当初から抑える競馬をするつもりだったのだろう。そこまで無理に前のポジションを取りに行こうともせず、道中はスローペースでじっくり脚を溜めつつ勝負所へと入って行った。勢いを付けながら直線コースへ入ると、外へ持ち出し逃げ粘るトリオンフめがけて脚を加速。最後のゴール前でようやく捉えたところがゴールとなった。これで5連勝、距離も克服して見事初重賞制覇を飾った。父ジャスタウェイは嬉しい産駒の初タイトル獲得。
チャレンジカップ直前
3歳世代のジャスタウェイ産駒ではヴェロックスに次いで頭角を現して来たロードマイウェイ。主にマイルの距離で活躍中ではあるが完全な短距離馬ではない。走りを見てもまだまだ奥がある内容で、競馬次第では2000mまでのレンジはこなせるイメージだ。幸い、少頭数でペースも早々に落ち着きそうな事からも消耗戦になる事は考えにくい。ゆったり道中で息を入れられる様な展開なら直線はきっちりと弾けるだろう。
ポートアイランドステークス直後
2019年9月29日 ポートアイランドステークス 芝1600m 阪神競馬場
1着:ロードマイウェイ 牡3 (吉田隼人)
2着:サトノアーサー 牡5 (松山弘平)
3着:アマルフィコースト 牡4 (坂井瑠星)
レースタイム:1:32.7(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
2着:サトノアーサー 牡5 (松山弘平)
3着:アマルフィコースト 牡4 (坂井瑠星)
レースタイム:1:32.7(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
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最内枠から押してポジションを取りに行ったロードマイウェイ。逃げたクラウンディバイダに競りかけるアーバンキッドを単独の2番手で楽に追走しベストなレース展開。手応え抜群の状態で前を捉えにかかると、直線では早々に抜け出してそのまま後続を完封して見せた。2着に退けたのがエプソムカップ覇者サトノアーサーなのだから価値は高い。今後はマイル前後で重賞タイトルを目指して行く事となる。
ポートアイランドステークス直前
若駒ステークスから休養を挟み、そこから4戦3勝と快進撃を続けるロードマイウェイ。番手から抜け出して後続を寄せ付けない走りは非常に眼を見張るものがあり、安定感も抜群。自らレースを動かせる器用さもあり、それでいて最後の末脚は確か。後方にいる馬たちにとっては為す術がない1頭だろう。上のクラスで通用するかどうかはやってみないと分からないが、少なくとも惨敗というシーンは考えにくい。
長岡ステークス直後
2019年8月31日 長岡ステークス 芝1600m 新潟競馬場
1着:ロードマイウェイ 牡3 (吉田隼人)
2着:アガラス 牡3 (M.デムーロ)
3着:アントリューズ 牡3 (田辺裕信)
レースタイム:1:33.6(良)
レース上がり3ハロン:33.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
2着:アガラス 牡3 (M.デムーロ)
3着:アントリューズ 牡3 (田辺裕信)
レースタイム:1:33.6(良)
レース上がり3ハロン:33.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
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スタートから積極的に前目のポジションに付けたロードマイウェイ。予想外の逃げに打って出たミッキーブリランテがスローペースの流れを作り、完全に前残りの展開を形成。その波に上手く乗ったロードマイウェイが、直線で番手から楽々抜け出すと最後まで脚色を緩めず2着に入ったアガラスに1馬身以上の差を付けて文句なしの快勝劇を飾った。これで3連勝と勢いは留まる所を知らず、重賞挑戦でも侮れない存在だろう。
ロードマイウェイ
曾祖母にシンコウラブリイ、いわゆるハッピートレイルズファミリーの牝系であり、母フェリスの姉には重賞戦線で活躍したシンメイフジもいる一族の出自である。血統内にトニービンの4×3という珍しいインブリードを持ち、その結果として左回りの競馬で3連勝という見るからに分かりやすいデータを弾き出している。そもそもジャスタウェイ自身もその傾向にあった馬で、典型的なサウスポーの可能性は高い。
血統構成
ジャスタウェイ | ハーツクライ | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
アイリッシュダンス | トニービン | ||
ビューパーダンス | |||
シビル | Wild Again | Icecapade | |
Bushel-n-Peck | |||
シャロン | Mo Exception | ||
Double Wiggle | |||
フェリス | ジャングルポケット | トニービン | カンパラ |
Severn Bridge | |||
ダンスチャーマー | Nureyev | ||
Skillful Joy | |||
レディミューズ | ティンバーカントリー | Woodman | |
Fall Aspen | |||
シンコウラブリイ | Caerleon | ||
ハッピートレイルズ |
兄弟馬
特になし
近親馬
血統評価:1.0pt
ハッピートレイルズ一族の本線ではなくなっているもののカーリアン産駒のG1馬シンコウラブリイから続く牝系、祖母レディミューズ自体も重賞馬をだしているので血統構成、繁殖牝馬としては一定水準以上だろう、そこにジャンポケをはさんでのジャスタウェイと構成的には柔軟性がひくいが爆発力のある掛け合わせという印象も血統背景からの強調材料としては弱い。
前評判
ロードホースクラブで1600万円少々の募集額、杉山厩舎という点を考えれば妥当な価格帯になるだろう。ジャスタウェイ産駒自身、注目馬を出すものの重賞でのワンパンチ足りない部分が目に付き、さすがにその時点でオススメの1頭にはなりにくい。しかしながら、本馬がその懸念点を一気に吹き飛ばしてくれる可能性も高い。そうなれば、やはりさすがのハッピートレイルズの系譜と言う結果になるのだろうか。
馬名の意味
冠名+我が道
響きから来るネーミングだろう。
2着:トリオンフ セ5 (岩田康誠)
3着:ブレステイキング 牡4 (R.ムーア)
レースタイム:1:59.1(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.8