中京記念直後
2019年7月21日 中京記念 芝1600m 中京競馬場
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発馬からスッと控えて後方からの競馬となったロードクエスト。頼みの展開も前がゆっくりとレースを引っ張り、明らかに先行勢の有利な隊列となった道中。とは言え、自ら動いてレースを作るタイプでもないロードクエストにとってはペースが乱れるのを待つしかなかった。プリモシーンなど有力勢も理想的なポジションでレースを運んでおり、直線まで何も大きな変化は無し。仕方なく大外を回って上がって行くも、やはり脚は使い切れずダラダラと流れ込むだけの11着大敗を喫した。今回も力を出し切れないまま。
中京記念直前
あのM.デムーロが騎乗を志願して追い切りが行われたロードクエスト。栗東滞在は前から対応しており何ら心配は要らない。芝コースで軽い調整だった事からも馬は既に仕上がっているという事だろう。これだけ不安定な成績ながらも、デムーロが乗れば4戦3連対と絶好の相性を誇る。展開云々というよりは自身のリズムさえ崩さなければ上位争いも大いに可能だろう。
ダービー卿チャレンジトロフィー直後
2019年3月30日 ダービー卿チャレンジトロフィー 芝1600m 中山競馬場
1着:フィアーノロマーノ 牡5 (川田将雅)
2着:プリモシーン 牝4 (福永祐一)
3着:マイスタイル 牡5 (横山典弘)
レースタイム:1:31.7(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
2着:プリモシーン 牝4 (福永祐一)
3着:マイスタイル 牡5 (横山典弘)
レースタイム:1:31.7(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
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先ず、スタートで立ち遅れてしまい行き脚を付けて何とか中団後方に付けたロードクエスト。幸いペースは流れて展開の利はあったかに思われたが、内目をジワジワ上がって行き脚を無駄に使ってしまう始末。直線も外に出そうとするもまともなスペースが無く、ずっと外に手綱を張っては斜めに追い込む競馬となった。もっとスムーズに立ち回れていたら、間違いなく着順はもう少し上がっていただろう。
阪急杯直前
滞在競馬で結果を出したスワンステークス同様、1週前から栗東入りしたロードクエスト。その時の競馬は過去でも上位に入るパフォーマンスで、安田記念馬モズアスコットを後ろから差し切る内容だった。あの走りならここでも十分に通用して良く、果敢に滞在競馬で再現を求める。今回はリーディング常連の川田騎手が初騎乗となるが、後方からジッと脚を溜めて直線爆発させるイメージが非常に合う騎手。水も手も合えば、一気の追い込み勝利もあるだろう。後は展開だけ向いて欲しいと願うばかりだ。
スワンステークス直後
2018年10月27日 スワンステークス 芝1400m 京都競馬場
1着:ロードクエスト 牡5 (M.デムーロ)
2着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
3着:グァンチャーレ 牡6 (古川吉洋)
レースタイム:1:21.5(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
2着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
3着:グァンチャーレ 牡6 (古川吉洋)
レースタイム:1:21.5(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
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スタートが決まらず後方待機となったロードクエスト。元々が追い込み脚質でそこまで気にする不利でも無かったが、さすがのデムーロはそこから内に進路を取りコースロスの無いポジショニングを確保。そこから4コーナーにおいて最短距離で外に持ち出すと、前のモズアスコットめがけてGOサインを出した。一気に加速すると、最後の100mでモズアスコットを捉え鮮やかな差し切り勝ちで実に約1年2ヶ月ぶりとなる重賞3勝目。やはり仕事人が乗ると馬の走りが激変する。
ロードクエスト
ロードクエストは新馬、新潟2歳ステークスを連勝した時は来年のクラシックはこの馬で決まりとさえ言われた逸材だ。その後、気難しい面もあり成績が安定せず鳴かず飛ばずの成績が続いている。とは言え、時折見せる驚異的な末脚は魅力的な武器である。それを引き出すも殺すも騎手の腕次第という要素が大きく、手が合う合わないは非常に大きい好走ファクターとなるだろう。間違いなくマツリダゴッホの代表産駒と言える。
血統背景
マツリダゴッホ | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ペーパーレイン | Bel Bolide | Bold Bidder | |
Lady Graustark | |||
フローラルマジック | Affirmed | ||
Rare Lady | |||
マツリダワルツ | チーフベアハート | Chief's Crown | Danzig |
Six Crowns | |||
Amelia Bearhart | Bold Hour | ||
Myrtlewood Lass | |||
ユキノワルツ | リアルシャダイ | Roberto | |
Desert Vixen | |||
ダイナクレアー | ノーザンテースト | ||
クレアーブリッジ |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.0pt
サクラクレアーの全妹にあたるダイナクレアーのファミリーだがこのファミリー自体からは活躍馬はおらず血統構成も地味なのだがマツリダゴッホ産駒であたり産駒を引いた印象。
前評判
新馬戦では後の重賞馬(海外GⅠホースでもある)ブレイブスマッシュを鮮やかに差し切り勝ち、新潟2歳ステークスでは驚愕の持ったまま後方一気というとんでもないパフォーマンスを披露。間違いなく秘めたポテンシャルはGⅠクラスと言えるロードクエスト。遡れば正当な社台ファミリーの牝系にあたりこの地味めな血統でもこれだけの馬が出るのは頷ける訳だ。
馬名の意味
冠名+探求
ロードホースクラブのネーミングも基本的に走りそうなイメージが湧く。
2着:クリノガウディー 牡3 (森裕太郎)
3着:プリモシーン 牝4 (福永祐一)
レースタイム:1:33.6(良)
レース上がり3ハロン:35.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.6