前進気勢がなく気持ちの問題か
2018年10月07日 2歳新馬 芝2000m 京都競馬場
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スタートから他馬を気にする面を見せ、外々を回って走りに集中出来ないローザジルベルト。外へ逃げつつコーナーを回って行くも、直線手前ではペースアップに付いて行けず後方に下がって行ってしまう。馬群から離されると馬の走る気も更に無くなり終わって見ればブービーの9着と大敗の初戦。血統的に見てもこんな筈はなく、レースを経験した2走目は何かしらの策を講じて巻き返しを狙いたい。
ローザジルベルト
母ローズバドは現役時代重賞2勝、繁殖にあがってもGⅠ馬ローズキングダムを出すなど薔薇一族の本線として活躍したが、さすがに高齢になってからは確たる活躍馬を輩出していない。そこにこちらも実績が不十分なワークフォースを配合、サンデーレーシングでも低価格帯に入る2000万円の募集額というのも仕方ないだろう。血統に縁の有る橋口慎介厩舎預託、ロマンを求めて指名するというのなら有りか。
血統背景
ワークフォース | キングズベスト | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
Allegretta | Lombard | ||
Anatevka | |||
Soviet Moon | Sadler's Wells | Northern Dancer | |
Fairy Bridge | |||
Eva Luna | Alleged | ||
Media Luna | |||
ローズバド | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ロゼカラー | Shirley Heights | Mill Reef | |
Hardiemma | |||
ローザネイ | Lyphard | ||
Riviere Doree |
兄弟馬
近親馬
血統評価:2.4pt
ロゼカラー、ローズバドと続くあと一歩ファミリーもローズキングダムがG1を複数勝利して印象を払拭させたが今回は父がワークフォースで日本での結果がでていないので母父SSの兄弟G1馬ありでもあまり期待はできないだろう。
前評判
さすがにサンデーレーシングでもそこまで手が回っていない様子のローザジルベルト。社台グループの全盛期を支えた薔薇一族もここ辺りで終焉の時を迎えるのか。いずれにせよ、後世にまで語り継がれるであろう薔薇家の実績。その末裔として是非ともまた新たな重賞タイトルを手にして欲しいものだ。橋口慎介調教師も父橋口弘次郎氏の代から携わって来たファミリーで実績をあげられればこの上なし。
馬名の意味
薔薇(イタリア語)+『誓い』の意味を持つ人名より
薔薇一族のネーミングは何を付けても映える、最高のワードだろう。
2着:パトリック 牡2 (菱田裕二)
3着:アドマイヤビーナス 牝2 (岩田康誠)
レースタイム:2:05.7(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.9