三拍子揃ったパフォーマンス
2019年1月19日 3歳500万下 ダート1200m 中山競馬場
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大外からスタートを決めて一時はハナに立つ勢いのロンドンテソーロ。内からオリオンパッチが行く気を見せるとスッと下げて番手から追走となった。そのまま道中進むと、引っ張りきりの手応えで直線コースへ。そこからあっさり単独先頭に立つと、最速の上がりをマークして後続を突き放す走りでフィニッシュ。全てにおいて非の付け所が無い完成された1頭。短距離戦線なら重賞クラスまで駆け上がっても何ら不思議ではない。
ロンドンテソーロ
海外のセールで了徳寺健二氏が落札、芝・ダート兼用の趣きで輸入されてはいるが現時点ではダートが主戦場となりそうなイメージか。とは言え、父エクシードアンドエクセルは芝のみで活躍した快速スプリンター。いずれは芝でも走って来そうな雰囲気もある。何より好センスの塊で、砂の短距離戦線ならそうそう崩れる事も無さそう。日本においては父の代表産駒となれる器だろう。
血統背景
Exceed And Excel | デインヒル | Danzig | Northern Dancer |
Pas de Nom | |||
Razyana | His Majesty | ||
Spring Adieu | |||
Patrona | Lomond | Northern Dancer | |
My Charmer | |||
Gladiolus | Watch Your Step | ||
Back Britches | |||
Allegrezza | Sir Percy | Mark of Esteem | Darshaan |
Homage | |||
Percy's Lass | Blakeney | ||
Laughing Girl | |||
Allegro Viva | Distant View | Mr.Prospector | |
Seven Springs | |||
Musicanti | Nijinsky | ||
Populi |
兄弟馬
特になし
近親馬
血統評価:1.0pt
ファミリーに日本実績はなく、兄弟も日本で走っていないので強調材料はない。
前評判
稽古の動きも良く、初戦から勝ち負けを期待されていたロンドンテソーロ。しかし、芝を2戦して勝ち上がりが見込めないとの事からダートへ転向。そこからパフォーマンスが全開される様になり、トントンと勝ちを重ねてのオープン入りを果たした。スピードがありながら折り合いも付きやすく、とにかく操縦性の高さが素晴らしい。道中で息が入る様になればマイルまでは許容範囲になって来るのではないだろうか。
馬名の意味
イギリスの都市名+冠名
テソーロのお決まり、シンプルな英単語の組み合わせシリーズ。
2着:オリオンパッチ 牡3 (F.ミナリク)
3着:ナスノダケ 牡3 (O.マーフィー)
レースタイム:1:11.3(良)
レース上がり3ハロン:37.7
勝ち馬上がり3ハロン:37.5