2歳新馬直後
2019年9月21日 2歳新馬 ダート1800m 中山競馬場
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スタートからスッと先手を取りマイペースでレースを引っ張って行ったロンゴノット。走り自体が他馬とは一線を画しており、抜群の手応えで4コーナーから徐々に後続を引き離して行った。直線では追う所なく、2着以下に9馬身差を付ける圧勝を飾り華々しいデビュー戦を演出。半兄にアフリカンストーリーがいる血統で、ゴドルフィンのダート路線を牽引する存在になる可能性は高い。
ロンゴノット
ドバイワールドカップ勝ち馬アフリカンストーリー、日本で3勝をあげている半兄アフリカンゴールドを産んだブリクセンの産駒で、父はパイロと2歳のダート路線から活躍を期待出来る配合。デインヒル→Gone Westという代重ねからも、配合した種牡馬次第で如何様にも適正が触れそうな汎用性の高い母体。そういう意味で、賞金やポイントを稼ぐ上で最適の1頭ではないだろうか。距離も中距離は十分にこなせそうだ。
血統構成
パイロ | Pulpit | A.P. Indy | Seattle Slew |
Weekend Surprise | |||
Preach | Mr.Prospector | ||
Narrate | |||
Wild Vision | Wild Again | Icecapade | |
Bushel-n-Peck | |||
Carol's Wonder | Pass the Tab | ||
Carols Christmas | |||
ブリクセン | Gone West | Mr.Prospector | Raise a Native |
Gold Digger | |||
Secrettame | Secretariat | ||
Tamerett | |||
Danish | デインヒル | Danzig | |
Razyana | |||
Tea House | Sassafras | ||
House Tie |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
アフリカンストーリーの半弟にあたるが日本産駒としては半兄アフリカンゴールドは少し走っているものの他兄弟がほぼ全馬未勝利という血統で母の血統構成自体はさすがゴドルフィンなのだがパイロ産駒という点と兄弟がはしっていない点を考えるとあまり期待はできる血統ではない。
前評判
この一族は典型的な性別で成績が変わって来るファミリーである。牝馬は4頭全て未勝利に終わっており、逆に牡馬は全頭勝ち上がり。ここまで極端に分かれるのも珍しいが、ある意味分かりやすい。その上ならの牡馬でパイロ産駒とくればこれは即勝ち上がりが期待出来る1頭であり、配合だけで見る限りダート適性が高ければ重賞クラスも狙える逸材という判断は概ね正しい。
馬名の意味
ケニアに存在する火山名
響きから来るネーミングだろう。
2着:エースレイジング 牡2 (津村明秀)
3着:ドノスティア 牡2 (石橋脩)
レースタイム:1:55.3(良)
レース上がり3ハロン:38.4
勝ち馬上がり3ハロン:38.4