じっくりと調整し仕上がり○
情報によると一度10月にゲート試験を合格、そこから放牧に出されて昨年末に入厩した後、調整が続けられて来たロンギングエレン。使おうと思えば使えたのだろうが、そこはGⅠホースの妹である。無様な競馬もしていられない、ダート1200mに出走して来たという事はある程度スピードが勝ったタイプか。“ロードカナロア×フォーティーナイナー”の配合で全く動けないという事も無いだろう。初戦からその走りに期待したい。
ロンギングエレン
未だ主だった情報が出回っておらず、正確な記載がままならないロンギングエレン。しかし、今年の皐月賞を制したエポカドーロの半妹という事で世間の注目度は高い。オルフェーヴルからロードカナロアに変わり全くタイプの違った馬になっているのは明らかだが、むしろ母の現役時代を考えるとこちらの方がマッチング率は上がる様なイメージか。マイル以下の適正と豊富なスピードを武器に桜花賞を目指す1頭になるだろう。
血統背景
ロードカナロア | キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
レディブラッサム | Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | |||
サラトガデュー | Cormorant | ||
Super Luna | |||
ダイワパッション | フォーティナイナー | Mr.Prospector | Raise a Native |
Gold Digger | |||
File | Tom Rolfe | ||
ConTinue | |||
サンルージュ | シェイディハイツ | Shirley Heights | |
Vaguely | |||
チカノヴァ | Northern Dancer | ||
Cairn Rouge |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:1.4pt
ファミリー自体に実績馬は全くおらず母が重賞馬という事だけだろう。兄がそれを超えるG1勝ちをなしたわけだが他兄弟はほとんど結果を出していないので大きいところを高確率で狙うにはふさわしくない血統だが半分以上が勝ち上がっている事を考えるとファミリー力の割に母の繁殖力が優秀なのが伺える。ロードカナロア産駒でどうでるか注目ではある。
前評判
当然ながら前評判もほぼ聞こえが無い。とは言え、初年度産駒からダイワメジャーを連続で4頭産んだ後、オルフェーヴルに切り替わって急に結果を出したダイワパッション。元々繁殖のポテンシャルは高かったという判断も出来なくは無い。ダイワメジャーとの相性が悪かっただけなら、今回のロードカナロアは既にS級の種牡馬として実績を残しており引き続き楽しめそうな予感。但し、ミスプロ系同士の配合でややリスキーな面も気にはなる。
馬名の意味
冠名+女性名
冠名に女性名というベタな組み合わせのネーミング。
父馬:ロードカナロア
母馬:ダイワパッション
母父:フォーティナイナー
所属:田村康仁厩舎(美浦)
生産:田上徹
馬主:坂本浩一
通算成績:0戦0勝 (0-0-0-0)
主な戦績:特になし