馬場の真ん中からゴボウ抜き

 

2018年11月11日 tvk賞 芝1800m 東京競馬場

1着:ロシュフォール 牡3 (C.オドノヒュー)
2着:プラチナヴォイス 牡4 (内田博幸)
3着:レノヴァール 牡3 (北村友一)

レースタイム:1:46.1(良)
レース上がり3ハロン:33.7
勝ち馬上がり3ハロン:32.8
 
やや出遅れ気味で後方からの競馬となったロシュフォール。少頭数という事もあり慌てず4コーナーまでじっくりと脚を溜める作戦に出た。最後の直線に入ると馬場の真ん中を選んで一気に加速、先に抜け出したプラチナヴォイスをあっさり捉えると最後は流す余裕の脚色でゴール。これで上がり最速は4度目、内2度が32秒台と驚異的なキレ味で他馬を圧倒している。オープンまで楽に勝ち上がって行く素材だろう。
 

少頭数で展開の紛れ無く実力勝負

 
今回の三年坂特別は8頭立ての1戦。外回りコースで直線も長く、ロシュフォールの末脚を思う存分発揮出来る舞台設定となった。ここで勝ち切れればまさにそのポテンシャルは証明され、今後の出世街道に突き進むターニングポイントとなるだろう。鞍上は引き続き、C.ルメール騎手がスタンバイ。前売りオッズでは単勝1倍台の支持を受けており、ここは見どころタップリのレースとなりそうだ。
 

上がり32秒台を楽々と計測

 

2018年08月04日 3歳上500万下 芝1800m 新潟競馬場

1着:ロシュフォール 牡3 (C.ルメール)
2着:ヒシヴィクトリー 牡3 (石橋脩)
3着:ゼンノタヂカラオ セ5 (田辺裕信)

レースタイム:1:46.0(良)
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり3ハロン:32.6
 
スタートで立ち遅れてしまい後方からの競馬となったロシュフォール。出遅れ癖は付き物で、鞍上のC.ルメール騎手も慌てず馬の力を信頼してほぼ最後方で脚を溜めた。平均ペースで流れ、馬群は一団のまま直線コースへ。大外に持ち出したロシュフォールは1頭だけ次元の違う脚色でグングン加速すると、ほぼ馬なりの状態で先頭に並びかけ軽く追われると2着ヒシヴィクトリーを一瞬で突き放すまさに怪物級の競馬を見せた。レースの上がりを丸1秒上回る32秒6の脚を軽々と使い、今後の重賞戦線でも活躍が期待出来る1頭だろう。
 

ロシュフォール

 
ロシュフォール(アンブロワーズ2015)

ロシュフォール(アンブロワーズ2015)

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:アンブロワーズ
母父:フレンチデピュティ
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:5戦3勝(3-1-0-1)
主な戦績:tvk賞など
via google imghp
 
遡れば日本でもGⅠ馬を多数輩出するバレークイーン一族出身のロシュフォール。近親にフサイチコンコルドやヴィクトリー、リンカーンなどがあり繁栄族のエリートと言っても過言ではない。母アンブロワーズも重賞馬で、兄弟にはコナブリュワーズやテオドールなどの活躍馬もおりこの血統で走らない方がおかしいくらい。デビューは遅れたものの、有り余る素質で連勝街道を突き進む大物候補の1頭となりそう。
 

血統背景

 
キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
マンファス ラストタイクーン トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
アンブロワーズ フレンチデピュティ Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lass
フサイチミニヨン サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
バレークイーン Sadler's Wells
Sun Princess


 

兄弟馬

 
コナブリュワーズ(アンブロワーズ2010)

コナブリュワーズ(アンブロワーズ2010)

牝馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:アンブロワーズ
母父:フレンチデピュティ
所属:平田修厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:18戦4勝(4-1-1-12)
主な戦績:うずしおステークスなど
via google imghp
 
テオドール(アンブロワーズ2013)

テオドール(アンブロワーズ2013)

牡馬

父馬:ハービンジャー
母馬:アンブロワーズ
母父:フレンチデピュティ
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:19戦5勝 (5-4-2-8)
主な戦績:美浦ステークスなど
via google imghp
 

近親馬

 
リンカーン(グレースアドマイヤ2000)

リンカーン(グレースアドマイヤ2000)

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:グレースアドマイヤ
母父:トニービン
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:近藤英子

通算成績:23戦6勝(6-5-3-9)
主な戦績:日経賞、京都大賞典、阪神大賞典など
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ヴィクトリー(グレースアドマイヤ2004)

ヴィクトリー(グレースアドマイヤ2004)

牡馬

父馬:ブライアンズタイム
母馬:グレースアドマイヤ
母父:トニービン
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:近藤英子

通算成績:16戦3勝(3-1-2-10)
主な戦績:皐月賞など
via google imghp
 
アンライバルド(バレークイーン2006)

アンライバルド(バレークイーン2006)

牡馬

父馬:ネオユニヴァース
母馬:バレークイーン
母父:Sadler's Wells
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:10勝4勝(4-0-1-5)
主な戦績:皐月賞など
via google imghp
 

血統評価:2.3pt

 
バレークイーン一族の中で、母父SSで隔世で結果を出した母だがファミリーはよく自身の血統も父フレンチデピュティで悪くなく、そこにキングカメハメハなので十分良血だろう。産駒も2頭が4勝以上だが重賞にはあと一歩たりないレベルが現時点では限界でそのあたりがベストかと想定される。
 

前評判

 
サンデーレーシングにおいて5000万円の額で募集されたロシュフォール。同クラブ内では可もなく不可もなく、といったレベルの評価と言えるが、確かにこれまでアンブロワーズ産駒からは重賞馬が出ていない事を考えると妥当なラインか。それでも母系を鑑みればいつ大物が出てもおかしくない血統構成であり、ロシュフォールがその第一号に成り得る素材というのは間違い無さそう。今後の走りが楽しみである。
 

馬名の意味

 

ミュージカルの名作の名より

 
兄テオドールからの流れと、母自体が歌劇からの命名という連想でのネーミングだろう。

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