グレイトフルステークス直後
2019年12月21日 グレイトフルステークス 芝2500m 中山競馬場
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好枠を活かして発馬から単騎先頭を主張、競りかける馬もおらず早々にペースを落ち着かせる事に成功したロサグラウカ。キャリア初の逃げとなったが、これまで番手の競馬も経験しており馬自体は落ち着いて後続を牽引している状態の道中だった。完全に前残りの展開を演出し余力たっぷりで迎えた直線コースでは、並びかけて来たバイマイサイドとの一騎打ちとなるも、ゴール前でハナ差振り切り鮮やかに逃亡劇での勝利を飾って見せた。
グリーンステークス直前
前走は馬体重もマイナス8kgと、やや疲労などもあったのだろう。いつもの行きっぷりも見られず、先行するも早々と後退して行って6着と1番人気を裏切ってしまったロサグラウカ。今回はしっかりと立て直しを図り、少頭数で気持ち良く追走させれれば1600万クラスでも十分に戦える素材だろう。他が斤量を背負う分、楽に先行して出来る限り粘り込めるレース展開を狙いたい。
迎春ステークス直後
2019年1月6日 迎春ステークス 芝2200m 中山競馬場
1着:ウラヌスチャーム 牝4 (O.マーフィー)
2着:ロサグラウカ 牝4 (丸山元気)
3着:クレッシェンドラヴ 牡5 (内田博幸)
レースタイム:2:14.1(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
2着:ロサグラウカ 牝4 (丸山元気)
3着:クレッシェンドラヴ 牡5 (内田博幸)
レースタイム:2:14.1(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
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丸山元気騎手も相当に自信があったのだろう、昇級戦で自ら前を潰しに行って直線早め先頭の競馬を見せたロサグラウカ。実際、長距離戦におけるスタミナは十分で最後まで伸びているのは実力が十分の証拠だ。さすがにウラヌスチャームのキレ味に屈した形だが、負けて尚強しの内容で次に繋がる走りだった。更に距離が延びるのは良く、2500mのサンシャインステークスは望む所だ。ここで勝って一気にオープンクラスへ昇級したい。
3歳上1000万下直後
2018年12月02日 3歳上1000万下 芝2500m 中山競馬場
1着:ロサグラウカ 牝3 (丸山元気)
2着:マイネルキラメキ 牡3 (丹内祐次)
3着:マスラオ セ4 (北村宏司)
レースタイム:2:34.6(良)
レース上がり3ハロン:35.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
2着:マイネルキラメキ 牡3 (丹内祐次)
3着:マスラオ セ4 (北村宏司)
レースタイム:2:34.6(良)
レース上がり3ハロン:35.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
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スタートから逃げるラッシュアタックと併走する様に番手で競馬を進めたロサグラウカ。少頭数という事もあり、レースは全く大きな動きも見せずに最終コーナーへ。持ったままの手応えで単独先頭に立つロサグラウカ、後続の追い出しを待っていざGOサインを出すと最後までそのリードを死守して1着でゴール。手前を替えずに遊び遊びの走りでこの内容なのだから、もっと馬が本気で走って来れば上のクラスでも十分に戦えるだろう。馬格は無いが、大きなフットワークで良い素材だ。
ロサグラウカ
お馴染みローズバドなどを誇るローザネイ一族の末裔ロサグラウカ。父ルーラーシップに母父クロフネと、如何にも持続性が高くタフな競馬で力を発揮しそうな配合の1頭だ。実際、フットワークも雄大で瞬発力があるというよりは先行抜け出しから目いっぱいに押し切るパフォーマンスが顕著。牝馬ながら長距離適性があり、ある意味で番組選びが難しい存在と言える。明らかに晩成タイプだろう。
血統背景
ルーラーシップ | キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
エアグルーヴ | トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
ダイナカール | ノーザンテースト | ||
シャダイフェザー | |||
ローザブランカ | クロフネ | フレンチデピュティ | Deputy Minister |
Mitterand | |||
ブルーアヴェニュー | Classic Go Go | ||
Eliza Blue | |||
ローズバド | サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | |||
ロゼカラー | Shirley Heights | ||
ローザネイ |
兄弟馬
近親馬
血統評価:3.7pt
ローザネイ一族の本線、ロゼカラー、ローズバドの直系で母父クロフネの産駒となるが兄弟3頭が全馬3勝以上と安定感があるので血統構成からの信頼度は高く父ルーラーシップと全体的に期待して良い血統構成となっている。
前評判
サンデーレーシングでは2000万円の額で募集されたロサグラウカ。血統構成や兄弟の走りを考えればかなり格安感を覚える金額となっている。実際、デビューから楽勝で2連勝。オークスでも伏兵視された程の逸材だが、まだまだ本格化は先のタイプ。牡馬と互角に渡り合える事が出来れば長距離路線の重賞は1つや2つ獲得してもおかしくないだろう。
馬名の意味
薔薇の品種名
ローザネイ一族は通称“バラ一族”とも呼ばれ、大多数の馬名は薔薇の品種になぞらえてネーミングされている。
2着:バイマイサイド 牡4 (R.ムーア)
3着:ヒシヴィクトリー 牡4 (木幡巧也)
レースタイム:2:35.6(良)
レース上がり3ハロン:35.0
勝ち馬上がり3ハロン:35.0