好位抜け出しからソツの無い競馬

 

2018年09月01日 2歳新馬 芝1500m 札幌競馬場

1着:レースガーデン 牝2 (M.デムーロ)
2着:エールヴォア 牝2 (藤岡佑介)
3着:フィリアーノ 牡2 (C.ルメール)

レースタイム:1:31.6(稍重)
レース上がり3ハロン:36.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.9
 
レースは淀み無く進み各馬にチャンスのある競馬。好位の3番手で難なく追走していたレースガーデンは直線外目に出すと、番手から抜け出しを図ったエールヴォアを楽々とかわして勝利。内容に無駄が無くさすが優等生、といったパフォーマンスで先ずは大事な初戦を白星で飾った。鞍上も『1800mくらいまでなら大丈夫そう』とコメントしており、桜花賞を目標にしてローテーションを組んで行くだろう。今後の成長力に期待したい。
 

稽古を重ねる毎に動きが良化

 
札幌で8本もの時計を出したレースガーデン

札幌で8本もの時計を出したレースガーデン

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2歳戦で絶好調の池江厩舎からまたしても素質馬の登場だ。今週は小倉2歳ステークスにシングルアップ、札幌2歳ステークスにクラージュゲリエと有力馬を送り込むが、地味にこのレースガーデンも未来のクラシック候補として注目しておきたい。全兄に2200mの世界レコードホルダーであるグリュイエールを持つ血統馬。調教ではそのクラージュゲリエや重賞馬プロフェットと同等の動きを披露するなど早くも能力全開の予感だ。その兄も新潟記念に出走しており、今週は兄妹併せてのV2も大いに有り得る。
 

レースガーデン

 
レースガーデン(ウィンターコスモス2016)

レースガーデン(ウィンターコスモス2016)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ウィンターコスモス
母父:キングカメハメハ
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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例によって金子真人氏の所有馬はデビュー前に主だった画像は無し。が、今年の日本ダービーを制したワグネリアンと父・母父が同配合の組み合わせとあれば期待せざるを得ない。しかも、全兄には芝2200mの日本レコード保持者グリュイエールとまさに走る宿命を背負った1頭と言える。預託先は池江泰寿厩舎、恐らくはクラシック戦線にきっちりと乗せて来るだろう。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
ウィンターコスモス キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
ミスパスカリ Mr. Greeley Gone West
Long Legend
ブルーアヴェニュー Classic Go Go
Eliza Blue


 

兄弟馬

 
グリュイエール(ウィンターコスモス2012)

グリュイエール(ウィンターコスモス2012)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ウィンターコスモス
母父:キングカメハメハ
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:14戦5勝(5-1-2-6)
主な戦績:府中ステークスなど
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近親馬

 
マウントロブソン(ミスパスカリ2013)

マウントロブソン(ミスパスカリ2013)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ミスパスカリ
母父:Mr.Greeley
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:13戦5勝(5-2-0-6)
主な戦績:スプリングステークスなど
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ポポカテペトル(ミスパスカリ2014)

ポポカテペトル(ミスパスカリ2014)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ミスパスカリ
母父:Mr.Greeley
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:15戦4勝(5-1-1-8)
主な戦績:菊花賞3着など
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血統評価:1.8pt

 
ブルーアベニューファミリーで祖母ミスパスカリは、ディープインパクト産駒で活躍馬多数、母もディープインパクトでグリュイエールを出しており芦毛一族として結果は出している。キングカメハメハにディープインパクトで無駄がなくファミリーも継続スピードが高いファミリーなので中長距離のスタミナ勝負で結果を出せる血統だろう。期待できる一頭。
 

前評判

 
9月デビューに向けて順調に調整は進んでいるとの事。金子真人×池江泰寿というコンビでの活躍馬はラブリーデイやフォゲッタブル以外におらず、地味に預けられている数も少ない。逆を言えば、預託されている段階で期待の大きい1頭と捉えて然るべきで、このレースガーデンは特に今の日本競馬を代表する血統馬。ある意味、ワグネリアンよりも金子真人色が強いリアルダビスタを地で行く競走馬である。
 

馬名の意味

 

白いレースのようなバラが咲き乱れる庭

 
金子真人氏のネームセンスはあるようで無い。ただ、普通に走ってくるから聞こえが良くなって来るから不思議である。

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