太秦ステークス直前

 
元の能力がダートでようやく開花されて来たレピアーウィット

元の能力がダートでようやく開花されて来たレピアーウィット

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2走前の利根川特別ではそれまでの不振を振り払う様な11番人気を裏切る大差での勝利。決してそれがフロックではない事を証明する様に、次の薫風ステークスでは先行抜け出しの競馬で堂々の2連勝を飾ったレピアーウィット。順風満帆な連勝街道にいよいよ強敵エアアルマスと相対する事となった太秦ステークス。今回が本当の意味で試金石の1戦となるが、好勝負を演じる様なら自身も重賞クラスにメドが立つという事だ。
 

薫風ステークス直後

 
2019年5月26日 薫風ステークス ダート1600m...

2019年5月26日 薫風ステークス ダート1600m 東京競馬場

1着:レピアーウィット 牡4 (D.レーン)
2着:ショーム 牡4 (横山武史)
3着:スウィングビート 牡4 (M.デムーロ)

レースタイム:1:36.7(良)
レース上がり3ハロン:36.3
勝ち馬上がり3ハロン:36.0
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好スタートから3番手を主張し先行策でレースの流れに乗ったレピアーウィット。さすがに前走の吹返しで馬が覚醒をし、抜群の手応えで直線コースへ。楽々と先頭に立つと、外からショームが迫っても待って更に突き放す強い競馬。馬自体の走りが以前とは違い、1ランク上の走りを体現した様子だ。さすがにアジアエクスプレスの全弟であり、今後はタイトルも十分に狙える好素材と言えるだろう。
 

薫風ステークス直前

 
前走は、これまで後方からの競馬を一転して番手先行に変更。気分良く行かせたのが良かったのか、持ったままの手応えで独走態勢に入り、ほとんど馬なりのまま大差勝ちを決めたレピアーウィット。1000万クラスではなかなか見られない芸当だったが、血統的な期待値から見れば既に重賞を勝っておかないといけないレベル。金子氏所有の馬ではまだまだ上を目指すべきだが、前走が11番人気だっただけにとりあえず2走続けての好走を見ておきたい。
 

利根川特別直後

 
11番人気の低評価を受けた利根川特別で道中は番手からレースを進めたレピアーウィット。抜群の手応えで4コーナーを回って行くと、直線早々に先頭へ。そこからグングン後続を引き離して行くと、最後は2着のヘヴントゥナイトに何と大差を付ける圧勝で1000万クラスを卒業した。全兄アジアエクスプレスの事を考えると、同馬もこれくらいのポテンシャルはあって当然だが突如そのDNAが本領発揮した理由は未だ分からない。いずれにせよ、今回の走りがスタンダードになれば重賞は軽く勝てるレベルだろう。
 

2歳未勝利直前

 
新馬戦はある意味で事故だったと思うしかない。自身は万全な競馬で外からきっちりと前の先行集団をかわす強いレース運び。しかし、更に後ろから強烈な伸び脚でレピアーウィットを差し切ったのが4番人気プレトリアだった。恐らく出合い頭の内容だけに、プレトリアがあの競馬を続けられる様な馬では無い筈で力関係ならレピアーウィットの方が断然上だろう。が、今回のレースには何とタガノプレトリアという馬が出走している。因縁めいたものが無ければ良いが、またこの名前の馬に差し切られない事を祈るばかりだ。
 

2歳新馬直後

 

2017年06月10日 2歳新馬 芝1400m 東京競馬場

1着:プレトリア 牡2 (吉田隼人)
2着:レピアーウィット 牡2 (M.デムーロ)
3着:マイネルキャドー 牡2 (柴田大知)

レースタイム:1:23.6(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
 

レース回顧

 
やや出遅れ気味のスタートだったレピアーウィット。道中も追い通しで後方からの競馬を強いられる事となる。後半、ようやくエンジンに火が付いて来ると直線は大外へ。そこからジワジワと伸び続け前をかわした所で更に外から追い込んだプレトリアに差し切られた所がゴールだった。惜しくも2着に敗れたが、持っている能力は相当だろう。次走、折り返しの未勝利戦が仮にダートであれば確勝級と見て良い。
 

プロフィール

 
レピアーウィット(ランニングボブキャッツ2015)

レピアーウィット(ランニングボブキャッツ2015)

牡馬

父馬:ヘニーヒューズ
母馬:ランニングボブキャッツ
母父:Running Stag
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:10戦4勝(4-2-0-4)
主な戦績:薫風ステークスなど
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2016年セレクトセールで1億4000万円もの高額取引きをされたのがレピアーウィットだ。購入主は金子真人。前述にもあるが、全兄には2013年の最優秀2歳牡馬にも輝いたアジアエクスプレスを持つ。仕上がり早で初戦からいきなり動ける事は間違いなく、兄弟による朝日杯フューチュリティステークス制覇も夢ではない。馬体重は春の取材時点で522kg。
 

血統背景

 
ヘニーヒューズ ヘネシー Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Island Kitty Hawaii
T. C. Kitten
Meadow Flyer Meadowlake Hold Your Peace
Suspicious Native
Shortley Hagley
Short Winded
ランニングボブキャッツ Running Stag Cozzene Caro
Ride the Trails
Fruhlingstag Orsini
Revada
Backatem Notebook Well Decorated
Mobcap
Deputy's Mistress Deputy Minister
River Crossing


 

兄弟馬

 
アジアエクスプレス(Running Bobcats2011)

アジアエクスプレス(Running Bobcats2011)

牡馬

父馬:Henny Hughes
母馬:Running Bobcats
母父:Running Stag
所属:手塚貴久厩舎(美浦)
生産:Ocala Stud(米)
馬主:馬場幸夫

通算成績:12戦4勝(4-3-0-5)
主な戦績:朝日杯フューチュリティステークスなど
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近親馬

 
特になし
 

血統評価:2.0pt

 
アジアエクスプレスの全下ではあるがそれ以外に強調材料はなく他の兄弟の勝ち上がりもないし、ファミリーの日本成績も見当たらないのでPOG的にはキャンブル要素が強い。
 

前評判

 
『とても力強い動きで良いフットワークをしています。兄のアジアエクスプレスにそっくりでダートも合っていると思います。』との事。どう考えても走らないという選択肢がない。6月時期に出走出来る段階で調整は順調と考えた方が良いだろう。
 

馬名の意味

 

当意即妙

 
四文字熟語で意味は“その場にうまく適応した即座の機転をきかすさま”。いかなる条件下でもその適応能力の高さで走りきって欲しいという想いを込めて。まさに芝でもダートでも何でも来いという事。

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