端午ステークス直前

 
デビューから4走は全て狙ったかの様に1400m。芝よりもダートの方に適正があり、折り返しの未勝利戦は2着に大差を付ける圧勝劇だったのは未だ記憶に新しい。はこべら賞ではよもやの敗戦を喫したが、また500万下で楽勝を飾り同世代の中では能力が抜きん出ている事を証明している。今回の端午ステークスはライバルが多くなるものの、スタートを決めてスムーズに先行できればすんなりと押し切れるのではないだろうか。
 

3歳500万下直後

 

2019年4月7日 3歳500万下 ダート1400m 阪神競馬場

1着:レッドルゼル 牡3 (北村友一)
2着:ペガサス 牡3 (松山弘平)
3着:ララクリュサオル 牡3 (和田竜二)

レースタイム:1:25.3(良)
レース上がり3ハロン:37.1
勝ち馬上がり3ハロン:36.8
 
スタートひと息も、しっかりと我慢の効いた競馬で逃げたララクリュサオルの番手を追走したレッドルゼル。その分で脚が溜まったのだろう、直線半ばまで持ったままの手応えで先頭に立つとそこから追われて一気の抜け出し。最後は流す余裕を見せてあっさりと昇級2戦目を勝利で飾った。但し、ゲート内でチャカつく点を課題として挙げた北村友一騎手。上のクラスで戦うにはそこを解消して行かなければならないだろう。
 

はこべら賞直前

 
前走のレースを見る限り、あのパフォーマンスが安定して出せるなら同世代のダート短距離戦線で敵はほぼいないと言っても過言ではない。ましてや昇級戦の500万下クラスはただの通過点にしかならないだろう。グリグリの1倍台で納得、2倍付くようならむしろお買い得くらいのレベルにある。負けるとすれば、出遅れて後方から揉まれる競馬をした時のみ。重賞の舞台で早くその雄姿を見せて欲しいものである。
 

2歳未勝利直後

 

2018年11月17日 2歳未勝利 ダート1400m 京都競馬場

1着:レッドルゼル 牡2 (北村友一)
2着:ピースプレイヤー 牡2 (岩田康誠)
3着:オウケンラブルナ 牝2 (松田大作)

レースタイム:1:25.0(良)
レース上がり3ハロン:37.5
勝ち馬上がり3ハロン:37.5
 
スピードのノリの違いが分かる様なスタートからの走りを見せたレッドルゼル。ダートでの推進力がかなりのもので、そのまま直線では馬なりで後続以下をグングン突き放す一人旅のレースとなった。結果、2着ピースプレイヤーに約2秒もの差を付ける楽勝の内容で砂適正の高さをまざまざと見せつけた。が、新馬戦でも芝で3着と好走している様に芝・ダート兼用タイプの1頭か。マイルまでなら問題なさそうだ。
 

プロフィール

 
レッドルゼル(フレンチノワール2016)

レッドルゼル(フレンチノワール2016)

牡馬

父馬:ロードカナロア
母馬:フレンチノワール
母父:フレンチデピュティ
所属:安田隆行厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:東京ホースレーシング

通算成績:4戦2勝(2-1-1-0)
主な戦績:3歳500万下など
via google imghp
 
堅実な産駒実績を残す祖母パープルホワイトからなる母系で、母フレンチノワール自体も着実にクラスを勝ち上がり3勝した活躍馬。上の兄弟2頭もそれなりの種牡馬でしっかりと勝ち上がりを見せている事から、今回ロードカナロアに種牡馬が上位互換された事で期待値はかなり上がったと言える。母父フレンチデピュティの肌は基本的に安定したイメージ。芝・ダート問わず大崩れする事無く活躍を続けそうだ。
 

血統背景

 
ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
レディブラッサム Storm Cat Storm Bird
Terlingua
サラトガデュー Cormorant
Super Luna
フレンチノワール フレンチデピュティ Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lass
パープルホワイト フジキセキ サンデーサイレンス
ミルレーサー
カノープス Theatrical
Heather Bee


 

兄弟馬

 
フィルムフランセ(フレンチノワール2014)

フィルムフランセ(フレンチノワール2014)

牝馬

父馬:シンボリクリスエス
母馬:フレンチノワール
母父:フレンチデピュティ
所属:牧浦充徳厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:吉田照哉

通算成績:19戦3勝(3-3-3-10)
主な戦績:3歳上500万下など
via google imghp
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
ファミリー、兄弟に実績馬はいないのでフレンテデピュティ×ロードカナロア産駒という評価のみで強調材料はない。
 

前評判

 
デビュー前から稽古での動きに評判が集まり、数々の名スプリンターを育て上げた安田隆行調教師も納得の1頭。『動きが良く調教通り走ってくれれば』とコメントしていた様に、後は実戦でのスピード感がどうかだろう。初戦の新馬では最後の直線でタレた様に、2歳時点ではダートの方がその能力が遺憾なく発揮される様である。体がパンとしてくれば芝でも同様の走りが期待出来る筈だ。
 

馬名の意味

 

冠名+熱望(フランス語)

 
レッドの冠名には何を組み合わせてもそれなりに聞こえるネーミングだ。

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