鷹巣山特別直後
2019年10月20日 鷹巣山特別 芝1600m 東京競馬場
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道中は焦らずじっくり、馬群の中で脚を溜めつつ中団からレースの局面を見て行ったレッドベルディエス。とは言え、少頭数で大きな動きもなくスローペースで流れての最後の決め手勝負となった。直線に入って上手く外のスペースが出来た事で瞬時のGOサイン、そこから一気に前をかわして後は後続を突き放し余裕綽々のゴールだった。上がり32秒台の脚を使って勝ち切るのだから能力は上でも通用する事は間違いない。後は故障なく無事に進んで行って欲しい。
紫苑ステークス直後
2019年9月7日 紫苑ステークス 芝2000m 中山競馬場
1着:パッシングスルー 牝3 (戸崎圭太)
2着:フェアリーポルカ 牝3 (三浦皇成)
3着:カレンブーケドール 牝3 (津村明秀)
レースタイム:1:58.3(良)
レース上がり3ハロン:34.0
勝ち馬上がり3ハロン:33.8
2着:フェアリーポルカ 牝3 (三浦皇成)
3着:カレンブーケドール 牝3 (津村明秀)
レースタイム:1:58.3(良)
レース上がり3ハロン:34.0
勝ち馬上がり3ハロン:33.8
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スタートは出たものの、行き脚が付かず後方からの競馬を余儀なくされたレッドベルディエス。一旦、ほぼ最後尾まで下げて外から少しずつ上って行く位置取りとなってしまった。道中も行きたがる面を見せ少し頭を上がり気味、そのままジワジワとポジションを上げて行き勝負どころでは一気に先団に取り付く構え。直線もしっかり脚は使っているものの、最後はフィリアプーラを捉えて4着に上がるのが精一杯だった。開幕週の競馬で後手に回るとさすがに苦しいレース展開となった。
紫苑ステークス直前
デビュー時は438kgだった馬体も、前走の織姫賞では460kgと大幅に成長したレッドベルディエス。陣営もまだ馬が出来上がっていない内から無理強いしない使い方で、しっかりと馬の成長に合わせた調整を続けて来た。甲斐あって馬格も一回り大きくなり走りもパワー仕様に。前走の福島競馬場で稍重状態だったコースでも力強く直線伸びて来たのが何よりの証拠だろう。中山の開幕週はキレも求められるが、天候状況や馬場によってはタフな1戦になる可能性もあるだけに今の調子ならいずれもこなしてくれそうだ。
クイーンカップ直前
クロノジェネシス、ビーチサンバ+ミリオンドリームズの上位争いと見られているクイーンカップ。その3頭をまとめて負かせるとしたら、このレッドベルディエス以外において無い。それだけ未勝利でのパフォーマンスは秀逸なものだったし、そこからクイーンカップへ直行して来るあたりも調教師に自信がある証拠だろう。F.ブロンデル騎手が騎乗するも、日本での記念すべき初勝利がこのレースならそんなドラマチックな事は無い。
上がり33秒6を軽々とマーク
2018年11月24日 2歳未勝利 芝1600m 東京競馬場
1着:レッドベルディエス 牝2 (C.ルメール)
2着:サピアウォーフ 牝2 (戸崎圭太)
3着:レコルダーレ 牝2 (柴山雄一)
レースタイム:1:35.5(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
2着:サピアウォーフ 牝2 (戸崎圭太)
3着:レコルダーレ 牝2 (柴山雄一)
レースタイム:1:35.5(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
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まずまずのスタートを切ったレッドベルディエス。道中も無理する事なく外々を回り中団から徐々にポジションを押し上げて行く。直線でも持ったままの手応えで外へ持ち出すと、坂上まで楽な形で先頭に並びかける圧巻の競馬。そこからステッキ数発でグンと加速し、2着に逃げ粘るサピアウォーフにあっさりと差を付けて完勝。タイムは平凡も内容は完全な力差を感じさせる内容だった。これは上手く行けば重賞クラスだろう。
2歳新馬直後
2018年10月27日 2歳新馬 芝1600m 東京競馬場
1着:レディマクベス 牝2 (J.モレイラ)
2着:レッドベルディエス 牝2 (C.オドノヒュー)
3着:フォークアート 牝2 (三浦皇成)
レースタイム:1:35.0(良)
レース上がり3ハロン:33.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
2着:レッドベルディエス 牝2 (C.オドノヒュー)
3着:フォークアート 牝2 (三浦皇成)
レースタイム:1:35.0(良)
レース上がり3ハロン:33.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
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外枠から先行集団に取り付き、終始外々を回って安全コースを走ったレッドベルディエス。直線コースに入ると、持ったままの手応えで前に並びかけ後続の追い出しを待つ余裕も見せた。いざGOサインが出ると、一気に末脚を伸ばし勝利目前のところまで来るも、外から更に豪快に追い込んだレディマクベスに差し切られて2着に終わってしまった。鞍上も『枠による道中のポジショニングの差』と敗因をハッキリさせており、次回は恐らく勝ちに近い1戦だろう。
レッドベルディエス
曾祖母Phone Chatterはアメリカ2歳牝馬チャンピオン、祖母のCat chatも重賞馬で代々に渡り層の厚い産駒を輩出している優秀な母系である。1つ上の全姉レッドベルローズも気性面さえまともならクラシックを狙えるだけの能力は秘めていたと言え、地味ながらも注目の1頭である。東京ホースレーシングからまたタイトルを獲得する馬が現れるとしたら当馬の可能性は高い。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
レッドファンタジア | Unbridled's Song | Unbridled | Fappiano |
Gana Facil | |||
Trolley Song | Caro | ||
Lucky Spell | |||
Cat Chat | Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | |||
Phone Chatter | Phone Trick | ||
Passing My Way |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
血統構成としては、Phone TrickにStorm CatにUnbridled's Songでディープインパクトと無駄がない。全姉も重賞3着がありクラシック戦線でも活躍しただけに当馬にも高い期待をしていいだろう。
前評判
姉も管理する鹿戸調教師曰く、『レッドベルローズと比較しても馬体がスラッとして距離適正は幅がありそう。性格も真面目で前進気鋭があるし、いきなりから能力を発揮してくれるのでは』との事。坂路で終い1Fで馬ナリ12秒台をマーク。重賞馬ビッシュと併走、手応えはレッドベルディエスの方が良かった程だ。能力的には姉に何ら引けを取らない。
馬名の意味
冠名+美しい女神(フランス語)
姉レッドベルローズから連想してのネーミングか。
2着:ステイオンザトップ 牡5 (A.シュタルケ)
3着:インテンスライト 牝3 (菊沢一樹)
レースタイム:1:33.3(良)
レース上がり3ハロン:33.5
勝ち馬上がり3ハロン:32.8