高齢とは思えない馬体の張り

 
精神的な落ち着きも見えるレッツゴードンキ

精神的な落ち着きも見えるレッツゴードンキ

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その立ち姿を見ても何ら衰え知らずといったレッツゴードンキ。馬体の張りも上々で、何よりドシッとした雰囲気はさすがのキャリアから来るものだろう。既に30戦以上を経験している歴戦の強豪だが、毎回馬のデキには感心させられる程。若い頃はヤンチャをして馬体に傷跡なども残っていたが、近頃はレースがある事を知っているかの様にそこへ合わせてモチベーションを高めて行ける様になって来ている。今年が恐らくラストチャンス、悲願のGⅠ2勝目を狙ってタフネスウーマンが参戦だ。
 

勝ち馬の決め手に屈する

 

2019年2月24日 阪急杯 芝1400m 阪神競馬場

1着:スマートオーディン 牡6 (藤岡佑介)
2着:レッツゴードンキ 牝7 (岩田康誠)
3着:ロジクライ 牡6 (横山典弘)

レースタイム:1:20.3(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.4
 
最内枠から逃げ馬から3列目のインを進んで脚をジッと溜めるレッツゴードンキ。恐らくシミュレーション通りの競馬で直線までの展開は想定出来ていただろう。そこからスルスルと抜け出し完勝の走りだったが、あっという間に外からスマートオーディンがかわして並びかける間もなく2着に敗れてしまった。とは言え、上がりで1秒以上の差を付けられてはどうしようも無い。今回は相手が一枚上だっただけで、本番で巻き返せば良いだけだ。高松宮記念で念願のタイトル2勝目を狙う。
 

今年がラストチャンスか

 
単走で抜群の動きを見せるレッツゴードンキ

単走で抜群の動きを見せるレッツゴードンキ

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馬が若いとは言え、7歳という年齢から繁殖にあげるタイミングを考えると今年が恐らくラストイヤーだろう。坂路でバリバリ動けているが、ここ最近はテンにズブい面が出て来ているのは確か。そういう意味でもスプリントより1400mの方がレースは幾分しやすい筈。乗り慣れた岩田康誠騎手が鞍上だけに余り心配は要らないだろうが、いつもゴール前で伸びかけた所がゴールという印象が強いだけい、今回は積極的なレースを見てみたい。高松宮記念に向けて好内容のフィニッシュを。
 

久々のGⅠタイトル獲得大チャンス

 

2018年09月30日 スプリンターズステークス 芝1200m 中山競馬場

1着:ファインニードル 牡5 (川田将雅)
2着:ラブカンプー 牝3 (和田竜二)
3着:ラインスピリット 牡7 (武豊)

レースタイム:1:08.3(稍重)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.5
 
期待された前走のスプリンターズステークスは後方の位置取りから直線追い上げるも5着となったレッツゴードンキ。前にも増してズブさが出て来ており、芝でのスピード争いはさすがに厳しくなって来たか。そういう意味でもダートならまだ先行力が活きて来そうなイメージで、ある程度前目に付けて抜け出す競馬もイメージが持てる。年齢的にもさすがに引退が近付いて来ている今、新たなタイトルをゲットするには最大の時を迎えている。
 

キャリア的にもいよいよ大詰め

 
坂路でビシッと単走仕上げのレッツゴードンキ

坂路でビシッと単走仕上げのレッツゴードンキ

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岩田康誠騎手を背に真一文字に駆け上がるレッツゴードンキは順調そのものだ。6歳になって若干のズブさが出て来ているのは致し方ない。前走のキーンランドカップも道中の行きっぷりがひと息、ひと叩きされ反応も鋭くなり100%の仕上がりで本番へ臨む。昨年のスプリンターズステークスが2着、高松宮記念は2年連続2着とスプリントGⅠで歯痒い想いが続いているだけに、6歳の今回が実質最後のチャンスではないだろうか。
 

岩田騎手『休み明けで反応悪かった』

 

2018年08月26日 キーンランドカップ 芝1200m 札幌競馬場

1着:ナックビーナス 牝5 (J.モレイラ)
2着:ダノンスマッシュ 牡3 (北村友一)
3着:ペイシャフェリシタ 牝5 (田辺裕信)

レースタイム:1:09.4(稍重)
レース上がり3ハロン:35.7
勝ち馬上がり3ハロン:35.7
 
マイルを使った事もあるだろうが、年齢的なものかレース間隔を空けるとどうしても反応が鈍くなってしまうレッツゴードンキー。道中はテンに置かれる様にして中団後方を追走、勝負どころで少しずつ上がって行くものの上手くスペースを見つけられず外に出せたのは直線に入ってまもなくの所。そこからジワジワ伸びてはいるが前も止まらない展開だっただけに掲示板入線はある意味で合格点の内容。あくまで狙いはスプリンターズステークス、次はもっと動けるだろう。
 

レッツゴードンキ

 
レッツゴードンキ(マルトク2012)

レッツゴードンキ(マルトク2012)

牝馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:マルトク
母父:マーベラスサンデー
所属:梅田智之厩舎(栗東)
生産:清水牧場
馬主:廣崎利洋HD

通算成績:31戦3勝 (3-8-5-15)
主な戦績:桜花賞など
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遡れば社台系ファミリー出身であるレッツゴードンキ。とは言え、その一族は全く繁栄せずに細々と牝系を伸ばしている程度で決して血統馬と呼べる部類では無い。遠い近親にエリザベス女王杯を勝ったクィーンスプマンテがおり、そういう意味では時として爆発する下地自体は揃っているのだろう。その系譜を引くマーベラスサンデーの肌馬にキングカメハメハを掛け合わせここまで安定した成績を残すのだから、やはり父の功績は偉大である。勝ち味が遅いものの、短距離戦線なら牡馬含めても現役屈指の1頭だ。
 

血統背景

 
キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
Raise You
Miesque Nureyev
Pasadoble
マンフィス ラストタイクーン トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
マルトク マーベラスサンデー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
モミジダンサー ヴァイスリーガル
モミジⅡ
エリットビーナス ジェイドロバリー Mr.Prospector
Number
フリースピリット リアルシャダイ
ダイナフランダース


 

兄弟馬

 
マルトクスパート(マルトク2010)

マルトクスパート(マルトク2010)

牡馬

父馬:アルデバランⅡ
母馬:マルトク
母父:マーベラスサンデー
所属:梅田康雄厩舎(栗東)
生産:清水牧場
馬主:高浦正雄

通算成績:56戦22勝 (22-9-8-17)
主な戦績:園田FCスプリントなど
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近親馬

 
クィーンスプマンテ(センボンザクラ2004)

クィーンスプマンテ(センボンザクラ2004)

牝馬

父馬:ジャングルポケット
母馬:センボンザクラ
母父:サクラユタカオー
所属:小島茂之厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:グリーンファーム

通算成績:22戦6勝 (6-1-4-11)
主な戦績:エリザベス女王杯など
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血統評価:1.0pt

 
ファミリーに実績馬はいないし兄弟も現時点だと未勝利。母の血統構成も二流なので父キンカメ×母父SS直種牡馬で当たった感が強い馬である。
 

前評判

 
2歳8月の新馬戦で牡馬相手に先行策から楽々と抜け出し3馬身差の快勝、続く札幌2歳ステークスでもブライトエンブレムと接戦を繰り広げ2着。早い段階からクラシックを狙える活躍をしていた事から、評価は高かった様に思える。地味目の母系も、重ねられた種牡馬は決して悪くない。その秘めた底力がキングカメハメハの血によって覚醒した良い例だろう。
 

馬名の意味

 

さあ進もう『ドンキホーテ』のように

 
如何にも廣崎オーナーらしい洒落っ気の効いたネーミング。

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