中身の濃い2着で納得の敗戦

 

2018年09月17日 セントライト記念 芝2200m 中山競馬場

1着:ジェネラーレウーノ 牡3 (田辺裕信)
2着:レイエンダ 牡3 (C.ルメール)
3着:グレイル 牡3 (岩田康誠)

レースタイム:2:12.1(良)
レース上がり3ハロン:36.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.2
 
懸念された大外枠がアダとなり、道中は内に潜る運びは難しかったのだろう。縦長とは言え、無理な競馬を強いらず流れに乗せてゆっくりと動いて行くレイエンダ。前のジェネラーレウーノが気にはなる展開だが、後ろにも強豪が控えていただけにあのポジショニングがベターの1戦だったろう。直線ではグングン加速し前をかわして行くが、粘り腰を発揮するジェネラーレウーノを捉え切れずの2着入線となった。とは言え、普通に回って来ればダントツで能力は上位、世代でも屈指の存在感を見せ付ける走りでもあった。
 

調整は順調そのもの

 
僚馬と併せて程よく仕上がったレイエンダ

僚馬と併せて程よく仕上がったレイエンダ

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前走の松前特別は楽に完勝、クラスの壁など存在しないレイエンダがセントライト記念で圧巻のデモを敢行するか。レース前追い切りも何の問題も無く終了、藤沢調教師も納得の仕上がりでレースへ挑む。春の既存勢力とは初対戦になるが、元より新馬勝ちの時点でそのクラシックの最有力候補にまで躍り出た存在だ。ここでも何ら怯む事無く、堂々の4連勝で秋の大舞台へと駒を進めたい。勝てば次走候補は天皇賞秋だろう。
 

楽に抜け出し好時計のV

 

2018年07月22日 松前特別 芝2000m 函館競馬場

1着:レイエンダ 牡3 (C.ルメール)
2着:エルリストン セ5 (丸山元気)
3着:アフリカンゴールド 牝4 (藤岡康太)

レースタイム:1:59.3(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
 
好発を決めたレイエンダ、逃げるエルリストンの直後を追走し楽な手応えで前をマークする余裕の走り。前半59秒8の平均ペースを持ったままで進出すると、4コーナーでは先頭に並びかけそこからスッとかわして後は軽く流す程度のゴール。力が違うと言わんばかりの内容で勝利し、これで無敗の3連勝を達成。馬場や展開は違えど、前週の函館記念を0秒5上回る好時計で走り抜け秋の活躍が益々期待されるだろう。予定通り、次走はセントライト記念を目指す。
 

セントライト記念への試走

 
前走はパドックから格の違いを見せ付けていた

前走はパドックから格の違いを見せ付けていた

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秋の競馬を盛り上げるのは兄レイデオロだけじゃない。弟のレイエンダもタイトル獲得に向けて万全の状態で調整が進んでいる。今回の松前特別は明らかに確勝級で、ここを勝利すれば陣営はセントライト記念に駒を進めると明言。普通に走ればいずれも楽々とクリア出来るレベルにあり、その後に見えて来るのは厩舎的に恐らく天皇賞秋だろう。そうでなくとも、来年以降は間違いなく重賞戦線に乗って来る器。前走と同じく、誰も文句の付けられない圧勝のパフォーマンスを見せて欲しい。
 

1頭だけ33秒台の上がりをマーク

 

2018年05月12日 夏木立賞  芝2000m 東京競馬場

1着:レイエンダ 牡3 (C.ルメール)
2着:ドミナートゥス 牡3 (川田将雅)
3着:フィールインラヴ 牡3 (戸崎圭太)

レースタイム:1:58.8(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
 
ゆっくりとスタートを出たレイエンダ。少頭数だけに焦る事なく、道中馬とのリズムを合わせる様にほぼ最後方の位置から追走となった。前のビービーデフィが飛ばした事もあるが、それでも直線は1頭だけ違う競馬を見せ楽々と外を回っての差し切り勝ち。上がりで2着馬以下と約1秒の差を付ける実力の違いを見せ付け、久々の競馬も問題にせずの解消となった。つくづく日本ダービーに間に合っていればと思わせる好素材だ。秋の戴冠に向けてここから順調に進んで行って欲しい。
 

藤沢調教師『ダービーに出したかった』

 
万全の仕上げを見せるレイエンダ

万全の仕上げを見せるレイエンダ

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いよいよ大物の復帰だ。昨年7月の新馬戦を圧勝、全兄にレイデオロがいる超良血のレイエンダが約9ヶ月ぶりの実戦に登場する。1勝目をあげた直後に膝の骨折が発覚、クラシックに向けてすぐさま休養へ入ったがレースへ出走するまでにここまでの時間を要した。管理する藤沢和雄師も取材に対して、『本当は日本ダービーに出したい馬だったんだけどね』と冗談風に話をしている様だが、半分以上の本音はそうだろう。夏木立賞を圧勝して、秋のGⅠタイトルを目指し高らかに宣戦布告と行きたい所だ。
 

兄と同じく脚元の不安が爆発

 
新馬戦のレース後に骨折が判明し、膝の骨片除去と骨膜クリーニングを行い手術は成功。程度としては軽症との事で競走能力が失われる事は無いが、それでも全治6ヶ月はこの時期の若駒にとって非常に大きな損失だ。兄レイエンダも調整が上手く行かず春は皐月賞に直行。そういう意味でもこの一族が抱える不安材料が露呈してしまった印象だ。ただ、メディアによっては3ヶ月とも報道されており、まだ完全に希望を失った訳ではない。完治を最優先してまた元気な姿でターフへ戻って来て欲しい。
 

ルメール『チャンピオンになれる』

 
終始引っ張り切りの手応えで完勝するレイエンダ

終始引っ張り切りの手応えで完勝するレイエンダ

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2017年07月30日 2歳新馬 芝1800m 札幌競馬場

1着:レイエンダ 牡2 (C.ルメール)
2着:ラソワドール 牝2 (福永祐一)
3着:ハルキスター 牡2 (藤岡佑介)

レースタイム:1:51.4(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.5
 
大外枠のスタートから道中やや行きたがる面を見せるも、すぐに鞍上の指示に従って最後方待機へ。そのまま3コーナーまでじっと馬群の動きを見つつ出所を伺う余裕の展開となる。4コーナーでジワジワと上がって行くと、直線では一瞬にして前に取り付きノーステッキのまま楽々と先頭へ。最後までまともに追ったシーンは無く、2着以下を子ども扱いする内容で圧巻のデビュー戦勝利を飾った。レース後、ルメール騎手も『馬群の後ろでスムーズに追走出来て良い練習になった。ラストの反応も抜群で、これなら距離が長くなってもOK。兄と同じくクラシックへ行ける、チャンピオンにもなれるよ』と嬉しそうにコメントしていた。
 

馬なり11秒9で古馬と互角の動き

 
全身を使い躍動感あふれるフォームで走るレイエンダ

全身を使い躍動感あふれるフォームで走るレイエンダ

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やはりダービー馬の弟はダテではないのだろう。札幌競馬場の芝コースで行われた最終追い切りでは古馬2頭と併せて5ハロンの長めを流す程度の動き。それでも軽く促されると併せて走っていたピックミータッチに先着、トレクァルティスタとは併入する内容で好仕上がりをアピールした。その弾む姿は明らかに走る馬のそれであり、昨年のソウルスターリングも今回の新馬戦で勝利した様に藤沢厩舎にとって縁起の良いレースで兄の偉大な軌跡に続いて行きたいところだ。
 

レイエンダ

 
レイエンダ

レイエンダ

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:4戦3勝(3-1-0-0)
主な戦績:松前特別など
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見るからにトモがしっかりとしていて、凛と真っ直ぐに立つ姿からもダービー馬の兄を彷彿とさせる馬。走るキングカメハメハ産駒の特徴が受け継がれており、シルエットも全体的にメリハリが効いていて如何にもキレ味がありそうなタイプだ。2年連続で兄弟馬によるクラシック制覇も夢ではないだろう。馬体重は春の取材時点で494kg。
 

血統背景

 
キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
Raise You
Miesque Nureyev
Pasadoble
マンファス ラストタイクーン トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
ラドラーダ シンボリクリスエス Kris S. Roberto
Sharp Queen
Tee Kay Gold Meridian
Tri Argo
レディブロンド Seeking the Gold Mr.Prospector
Con Game
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere


 

兄弟馬

 
ティソーナ

ティソーナ

牡馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:14戦4勝(4-3-1-6)
主な戦績:マーガレットステークスなど
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レイデオロ

レイデオロ

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:9戦5勝(5-1-1-2)
主な戦績:日本ダービーなど
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近親馬

 
ディープインパクト

ディープインパクト

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ウインドインハーヘア
母父:Alzao
所属:池江泰郎厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:14戦12勝(12-1-0-1)
主な戦績:クラシック3冠、有馬記念、宝塚記念、天皇賞春、ジャパンカップなど
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ゴルトブリッツ

ゴルトブリッツ

牡馬

父馬:スペシャルウィーク
母馬:レディブロンド
母父:Seeking the Gold
所属:吉田直弘厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:19戦10勝(10-1-2-6)
主な戦績:帝王賞、アンタレスステークスなど
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血統評価:4.0pt

 
素質的にはGⅠクラスだった快速の祖母レディブロンドはディープインパクトの姉で、ゴルトブリッツの母でもある。ハイクレア≫ウインドインハーヘアのファミリーとしては本線の繁栄を見せているのではないだろうか。その中で種牡馬としてはハズレなシンボリクリスエスを父にもつ当馬の母ラドラーダからまさかダービー馬が誕生するとは想像していなかった。母父としてはシンボリクリスエスは豊かな継続スピードをつくるスタミナを遺伝出来るのだろう。兄弟全馬が3勝以上と優秀で全兄同様ダービー兄弟制覇を期待出来る馬だろう。
 

前評判

 
『稽古したての頃はカーっと行って一本調子な面を見せていましたが、最近はしっかりと言う事を聞く様になって我慢出来ています。動きはやはり走る馬のそれで、本当に良いフットワーク。既に完成していて優等生的なイメージが強いですが奥深い面もあるのでは。兄以上の活躍を期待しています』との事。いつでも移動出来る状態にあり、順調に行けば秋頃のデビューを予定している。
 

馬名の意味

 

伝説(スペイン語)

 
父名、兄名より連想。早速、兄のレイデオロが結果を出しこのシリーズが定着しそうな予感。10年後には“レイ一族”的な呼び名で繁栄ファミリーを形成しているかもしれない。

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