東京よりも中山向きの脚
2019年2月2日 箱根特別 芝2400m 東京競馬場
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精進湖特別、箱根特別の走りを見ても分かるが使える脚が一瞬しか無いルヴォワール。特に前走は直線早めに馬群を割って逃げ馬に並びかけるも、最後は脚色が同じになって差し来れなかったのが良い証拠だ。実際、デビューから連勝を飾っている中山での走りがベストパフォーマンスだという点を考えても、今回の中山戻りは良い強調材料と言える。それこそ鹿野山特別はあっさりまである。
前走は相手が悪過ぎた
2018年10月28日 精進湖特別 芝2000m 東京競馬場
1着:ブレステイキング 牡3 (J.モレイラ)
2着:ダノンキングダム 牡4 (川田将雅)
3着:ルヴォワール 牝4 (M.デムーロ)
レースタイム:2:00.4(良)
レース上がり3ハロン:33.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.0
2着:ダノンキングダム 牡4 (川田将雅)
3着:ルヴォワール 牝4 (M.デムーロ)
レースタイム:2:00.4(良)
レース上がり3ハロン:33.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.0
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前走の精進湖特別は、直線で人気のブレステイキングと併走して追い出したが、やはり相手の実力が一枚上で最後は引き離されて3着ゴールに終わってしまった。とは言え、ブレステイキングは今後重賞戦線で活躍するであろう実力馬。ゴール前はまたもう一度盛り返して伸びているだけにルヴォワール自体も強い内容だったと言える。その時と比べれば1枚も2枚もメンバーの質が下がっているだけに今回の箱根特別は勝っておきたい。
少頭数もハイレベルな1戦
8頭立てとなった1000万下戦だが、メンバーを見渡すとブレステイキングを筆頭にアドマイヤアゼリ、ダノンキングダムなどの元クラシック候補から、実際にクラシックへ出走したフロムマイハートなどとても現級クラスのメンバーとは思えない豪華さである。すぐに上のクラスでも戦えそうな馬たちばかりで、ここを突破出来ればオープンへ上がるも同然だろう。5戦目で一体どんな競馬を見せてくれるのか、先週菊花賞を制した弟フィエールマンの勢いにあやかりたい。
着差は僅かも力差示す内容V
2018年08月19日 3歳上500万下 芝2000m 札幌競馬場
1着:ルヴォワール 牝4 (J.モレイラ)
2着:タンタグローリア 牝4 (藤岡佑介)
3着:ゴージャスガール 牝6 (池添謙一)
レースタイム:2:02.3(稍重)
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり3ハロン:35.5
2着:タンタグローリア 牝4 (藤岡佑介)
3着:ゴージャスガール 牝6 (池添謙一)
レースタイム:2:02.3(稍重)
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり3ハロン:35.5
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スタートから行き脚はひと息、道中は静かに後方を追走したルヴォワール。しかし、ペースが遅いと判断するや4コーナー手前から外目を進出し一気に先行集団へ。直線入り口ではタンタグローリアと並んで先頭に立つと同馬との叩き合いをゴール前で競り落とし、昨年9月の紫苑ステークス以来となる実戦できっちりと勝利。着差こそそこまで付かなかったが、内容は一枚上の走りで完勝と言って良いだろう。次走からルヴォワールの下剋上が始まる。
ルヴォワール
母リュヌドールはフランスのGⅠ馬、2004年のジャパンカップにも参戦している。現地での繁殖生活は奮わなかったが日本に持ち込まれてから開花。リュナティクは除いて、このリュヌドールと1つ下のフィエールマンが立て続けにデビュー2連勝を飾る産駒として活躍中だ。日本の水が合ったのか、それともサンデーサイレンス系との相性がマッチングしたのかは定かではないがいつ大物を出してもおかしくない状態ではある。このルヴォワール自体も、今後の成長次第では重賞タイトルも十分可能性がある1頭だろう。
血統背景
ハーツクライ | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
アイリッシュダンス | トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
ビューパーダンス | Lyphard | ||
My Bupers | |||
リュヌドール | Green Tune | Green Dancer | Nijinsky |
Green Valley | |||
Soundings | Mr. Prospector | ||
Ocean's Answer | |||
Luth d'Or | Noir Et Or | ラインゴールド | |
Pomme Rose | |||
Viole d'Amour | Luthier | ||
Mandolinette |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
母はフランスのG1馬で祖母の姉も凱旋門3着馬とフランス実績はあるファミリー。上の兄弟はいるものの日本競馬に出走実績としては当馬が最初。いきなり結果を出して弟も結果を出しつつあるがどちらもクラシックには順調にのれずまだそこを見せていない状況。2頭結果を連続でだしたので母の繁殖力は信用してよさそうなので今後の兄弟にも期待がかかる。
前評判
キャロットファームから2800万円で募集がかけられているが、当初の期待度はそこまで大きなものでは無かっただろう。半姉リュナティクは未出走のまま引退、ルヴォワールも体質と成長面でネックがありデビューは遅れに遅れた。それでも圧倒的なパフォーマンスで2連勝を飾りクラシック候補にまで駆け上がるのだから大したもの。体がパンとして来ればとんでもない大物に化ける可能性は高い。
馬名の意味
再会(フランス語)
父と母が運命の再会を果たして生まれた事からのネーミング。父ハーツクライと母リュヌドールは同世代で、3歳時にジャパンカップで対戦している。
2着:ピッツバーグ セ6 (坂井瑠星)
3着:ルヴォワール 牝5 (C.ルメール)
レースタイム:2:27.6(良)
レース上がり3ハロン:33.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.9