セントライト記念直後
2019年9月16日 セントライト記念 芝2200m 中山競馬場
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外枠からの発走で無理に前に付ける事はせず、道中は中盤からじっくりレースを進めたルヴォルグ。ペースが落ち着くと見ると、4コーナー前から徐々にエンジンをかけて行って先団に取り付く競馬。直線入り口では一気に前を捉えて差し切る勢いでトップギアへ。しかし、長く脚を使っていたせいか直線半ばで脚が止まってしまい、最後は内からサトノルークスやザダルにすくわれる格好となって4着に敗退してしまった。が、内容的には立派な走りで今後の成長に期待したい。
セントライト記念直前
前走後はセントライト記念に照準を定め調整を続けて来たルヴォルグ。距離適性も長いほうが良さそうで、最後の一冠菊花賞へ向けて陣営も熱を帯びて来たのだろう。今回のレースではランフォザローゼス、レッドサイオン(抽選で除外)と3頭出しを目論んでおり、その中でも本馬が最も色気を持って臨む1戦となる。鞍上も黄金コンビのC.ルメール騎手を手配している辺り、意気込みの表れと言っても過言ではない。
3歳上1勝クラス直後
2019年8月3日 3歳上1勝クラス 芝2000m 札幌競馬場
1着:ルヴォルグ 牡3 (C.ルメール)
2着:レーガノミクス 牡4 (藤岡佑介)
3着:アドマイヤローザ 牝5 (岩田康誠)
レースタイム:2:02.4(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
2着:レーガノミクス 牡4 (藤岡佑介)
3着:アドマイヤローザ 牝5 (岩田康誠)
レースタイム:2:02.4(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
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スタートから大きく出遅れて不安な前半。1コーナーで既に外から前へ行きたがる素振りを見せ、ルメール騎手も馬の行く気に任せて出して行った。それでも前が2頭飛ばして行った分、3番手で落ち着いて向こう正面に。勝負どころで前との差を詰めて行くと持ったままで直線へ、そこからは圧倒的な脚力の違いであっさりと突き抜けて待望の2勝目を獲得。距離はもっと延びても良さそうだ。
東京スポーツ杯2歳ステークス直後
2018年11月17日 東京スポーツ杯2歳ステークス 芝1800m 東京競馬場
1着:ニシノデイジー 牡2 (勝浦正樹)
2着:アガラス 牡2 (W.ビュイック)
3着:ヴァンドギャルド 牡2 (C.デムーロ)
レースタイム:1:46.6(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
2着:アガラス 牡2 (W.ビュイック)
3着:ヴァンドギャルド 牡2 (C.デムーロ)
レースタイム:1:46.6(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
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大外枠から出遅れ、もうこの時点でかなりの不利を被ったルヴォルグ。更に馬自身も進んで行かずに、名手R.ムーア騎手もお手上げの様だった。脚を使うというよりはただふかしてその余力でポジションを上げているだけの競馬。それでも何とか10着に入線している事をむしろ評価するべきか。初戦の内容からしてこの程度の馬では無いだけに、今後一旦立て直してまた強い競馬を見せてもらいたい。
東京スポーツ杯2歳ステークス直前
デビュー戦の走りはまさに大物の貫禄たっぷり、先行抜け出しから後続に何もさせない内容はとにかく強いのひと言だろう。これまでの2歳戦で勝利したディープインパクト産駒の中では間違いなくトップクラスの素材なのは間違いない。東京スポーツ杯2歳ステークスは毎年の様にクラシックを輩出するまさに登竜門。昨年もワグネリアンが勝ち上がり今後の活躍が約束されるレースで、名手R.ムーア騎手を背にルヴォルグは一体どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。乞うご期待。
2歳新馬直後
2018年10月28日 2歳新馬 芝1800m 東京競馬場
1着:ルヴォルグ 牡2 (C.ルメール)
2着:ストームリッパー 牡2 (C.オドノヒュー)
3着:セントレオナード 牡2 (J.モレイラ)
レースタイム:1:49.8(良)
レース上がり3ハロン:33.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
2着:ストームリッパー 牡2 (C.オドノヒュー)
3着:セントレオナード 牡2 (J.モレイラ)
レースタイム:1:49.8(良)
レース上がり3ハロン:33.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
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外枠から好スタートを切ったルヴォルグ。抜群の手応えで追走すると、ジワジワとポジションを上げて行きいつの間にか逃げ馬と並んだ形で直線入り口へ。そこから軽く追い出されると一気に加速、後続を置き去りにして後は流すだけの余裕のゴール。番手抜け出しから上がり最速、鞍上も認めるその完璧なレースぶりはまさに重賞クラス確定のパフォーマンスだった。絶好調の藤沢和雄厩舎からまた1頭、新たなエース候補が登場。
2歳新馬直前
先週の新馬戦で好内容の勝ち上がりを見せたランフォザローゼスと同厩にあたる。調教ではそのランフォザローゼスと併せて手応え優勢の走りを見せていたルヴォルグ。この時点で新馬勝ちに相当する能力の持ち主だという事は確定している。鞍上には最強コンビのC.ルメール騎手をスタンバイさせ、陣営としても必勝態勢で臨む1戦となるだろう。セントレオナードという強敵が1頭いるが、ここで楽に勝ち上がれば更に注目度は高まるばかり。
ルヴォルグ
母がアメリカの重賞馬という事以外、母系には特筆すべきポイントは無し。パカパカファームで生産、自社クラブのワラウカドで募集がかけられたルヴォルグだがディープインパクト産駒だけに同クラブの注目馬といったところか。但し、関東の雄である藤沢和雄厩舎に預けれるという事は何よりの強み。さすがに同厩舎でボロボロに終わる馬も少なく普通の能力が伴えばある程度の活躍まで持って行ってくれるだろう。馬体重は春の段階で509kg。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
キトゥンカブードル | Kitten's Joy | El Prado | Sadler's Wells |
Lady Capulet | |||
Kitten's First | Lear Fan | ||
That's My Hon | |||
Easy Slam | Grand Slam | Gone West | |
Bright Candles | |||
Easy Pass | Easy Goer | ||
Ballare |
兄弟馬
特になし
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
母はアメリカン血統だがファミリーに日本実績はなくディープインパクト産駒という位しか強調材料はない。
前評判
『移って来たのが遅かったのですが、すぐに他の進んでいた組に追い付きましたね。とにかく良いリズム感のフットワークで脚の運びがスムーズ。200m15秒のペースも楽にこなしていて体調もしっかりしています』とまずまずの評価を受けている。急な成長も見られる血統だけにここから更に上積みがあれば面白い。ワラウカドのエース候補として活躍出来るか。
馬名の意味
LeVol、飛翔(フランス語)とGoalより
ターフを華麗に駆け抜ける、という意味でネーミング。
2着:サトノルークス 牡3 (川田将雅)
3着:ザダル 牡3 (石橋脩)
レースタイム:2:11.5(重)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:35.1