勝負のアヤで負けた1戦

 

2018年07月07日 3歳上500万下 芝1600m 中京競馬場

1着:ディメンシオン 牝4 (福永祐一)
2着:ルナステラ 牝3 (川田将雅)
3着:スターリーステージ 牝3 (浜中俊)

レースタイム:1:34.4(重)
レース上がり3ハロン:36.1
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
 
終始、逃げ馬スターリーステージを目標に番手でピタリとマークするルナステラ。直線に向いてもそのスターリーステージが内で粘り腰を発揮、それを必死でルナステラが捉えにかかると最後の100mで並んで前に出る態勢に。そのままゴールするかと思われたが、1番人気ディメンシオンが2頭をまとめて差し切り決着に終わった。展開的に足元をすくわれた形で敗戦を喫したが、内容的には同条件で胸を晴れる走り。次回はしっかり勝ち上がれるだろう。
 

未勝利戦は余裕の完勝

 
ゴール前は流して圧勝したルナステラ

ゴール前は流して圧勝したルナステラ

via google imghp
 
前走は番手追走から直線入り口で先頭へ、そのまま早め抜け出しでゴールまで流す競馬を見せたルナステラ。明らかな能力の違いを示し、昇給しても即通用の内容で今後の活躍に弾みを持たせた。しかも、今回牝馬限定戦の500万下でメンバー的にも手薄となれば連勝の可能性は大いに高い。番組こそ違えど、一昨年は中京の同じ500万下を圧勝したヴィブロスがそのままトライアルへ出走、権利を獲った秋華賞で見事戴冠するというスピード出世も能力さえあれば可能な臨戦過程だ。ここは川田将雅騎手が継続騎乗、気合の入った1戦となるだろう。
 

スワーヴリチャードと瓜二つの競馬

 

2018年1月14日 3歳新馬 芝1600m 京都競馬場

1着:ニホンピロタイド 牡3 (幸英明)
2着:ルナステラ 牝3 (C.ルメール)
3着:フォルシュナイト 牝3 (武豊)

レースタイム:1:37.5(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
 
スタートから全く前に進もうとしないルナステラ。終始後方ままの競馬で内回りのレースではほぼお客さん状態だった。しかし、番手から抜け出したニホンピロタイドが万全の競馬で必勝態勢に入った直線半ば、大外からとてつもない勢いで追い込んだ1頭がそのルナステラだった。他馬が止まって見える様な末脚でゴール前で半馬身差まで詰め寄る驚愕のレース内容を披露。思えば兄スワーヴリチャードもデビュー戦では全く同じ競馬で2着に敗戦しているのが記憶の中で鮮明に蘇った。
 

兄より器用さが武器となるか

 
雰囲気のある姿で注目を浴びるルナステラ

雰囲気のある姿で注目を浴びるルナステラ

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牝馬という事もあり、普段から落ち着いた様子でトレセンでの日々を過ごすルナステラ。兄のスワーヴリチャードは新馬戦から立ち回りで不器用な面を見せていたが、その点同馬はセンスの良い走りをしてくれそうなイメージが湧く。ディープインパクト産駒の牝馬、マイル戦は絶好の舞台とも言え強敵もいないメンバー構成のここは初戦から鮮やかに勝利を飾りたい所だ。勝てば桜花賞の舞台に出るチャンスは残されている。
 

ルナステラ

 
ルナステラ(ピラミマ2015)

ルナステラ(ピラミマ2015)

父馬:ディープインパクト
母馬:ピラミマ
母父:Unbridled's Song
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:5戦1勝(1-3-0-1)
主な戦績:3歳未勝利
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見事なまでに無駄の無い惚れ惚れする馬体。“ザ・ディープ”と言わんばかりの柔らかそうな筋肉が豊富な瞬発力を物語っている。バンドワゴンからスワーヴリチャードと種牡馬のレベルが上がるにつれ産駒の質が向上。母の繁栄力とディープインパクトの配合を鑑みて走らない産駒が出るとは到底考えにくい。品のある顔つきと言い、間違いなく重賞級のポテンシャルがある1頭だろう。馬体重は春の取材時点で458kg。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘア Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
ピラミマ Unbridled's Song Unbridled Fappiano
Gana Facil
Trolley Song Caro
Lucky Spell
キャリアコレクション General Meeting Seattle Slew
Alydar's Promise
River of Stars Riverman
Star Fortune


 

兄弟馬

 
バンドワゴン(ピラミマ2011)

バンドワゴン(ピラミマ2011)

牡馬

父馬:ホワイトマズル
母馬:ピラミマ
母父:Unbridled's Song
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:馬場幸夫

通算成績:13戦4勝 (4-1-0-8)
主な戦績:但馬ステークスなど
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スワーヴリチャード(ピラミマ2014)

スワーヴリチャード(ピラミマ2014)

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ピラミマ
母父:Unbridled's Song
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:NICKS

通算成績:11戦5勝(5-3-1-2)
主な戦績:大阪杯、日本ダービー2着など
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近親馬

 
特になし
 

血統評価:3.3pt

 
血統背景としては、日本活躍馬はまわりにいないが、兄弟の安定感は抜群で全馬2勝以上でPOG期間の重賞クラスも複数だしているのでPOG向きな母の初ディープインパクト産駒という事でおすすめの1頭である。
 

前評判

 
『カイバ食いが少し細く、もう少し大きくなったら次の段階へ進む予定です。雰囲気はまさにディープインパクト産駒といった感じで、品のある顔つきも含めて走りそうですね。秋のデビューを目指してじっくり進めて行きたいと思います』との事。兄スワーヴリチャードが果たせなかったクラシック制覇のバトンは妹に託された。
 

馬名の意味

 

月(ラテン語)+星(ラテン語)

 
母名より連想。ピラミマはアボリジニ語で“月と星”という意味。

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