関屋記念直前
昨年初重賞挑戦となった京王杯スプリングカップ以来、前々走までの9戦は勝ち星こそ無かったものの全てのレースで勝ち馬から最大着差0秒7と接戦を繰り返し続けて来た。それだけパフォーマンスが安定しており、展開や条件に問わず上位争いに加わっているのは実力がある証拠。前走で勝ち癖を付けてくれた吉田豊騎手のとのコンビで、良血馬が一気に重賞制覇を狙う。
福島テレビオープン直後
2019年7月21日 福島テレビオープン 芝1800m 福島競馬場
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外枠で出たなりの競馬を心がけたリライアブルエース。道中はそのままの流れで7~8番手からレースの動きを見る形となった1戦。前が比較的楽な平均ペースで進み、リライアブルエース自体4コーナー手前から大きく動いて行く。長く良い脚を使って直線大外へ持ち出すと。必死に逃げ粘るマウントゴールドを最後の一完歩でかわし久々の勝利となった。これで晴れてオープン入り、今後は再度重賞の高みを目指す。吉田豊騎手の好騎乗・好判断だっただろう。
東京新聞杯直後
https://youtu.be/QEMoXrKCryk
1着:インディチャンプ 牡4 (福永祐一)
2着:レッドオルガ 牝5 (北村友一)
3着:サトノアレス 牡5 (柴山雄一)
レースタイム:1:31.9(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.5
2着:レッドオルガ 牝5 (北村友一)
3着:サトノアレス 牡5 (柴山雄一)
レースタイム:1:31.9(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.5
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前走の東京新聞杯ではスタートはまずまず、道中は中団よりやや後方でレースを運んだリライアブルエース。直線で徐々にエンジンを噴かして行くも、半ばで一旦前が塞がる不利で進路変更を余儀なくされている。あの立て直しがなければもう少し上位に来れた感もあり、全体的に消化不良の様な1戦となってしまった。展開が流れて上手く外目に出せれば終いはキレる。松山弘平騎手に乗り替わって新味が引き出されれば、人気薄でも十分勝負になるのではないだろうか。
リライアブルエース
サンデーレーシングで8000万円募集、元々はデビュー前からダービー候補とまで言われ同クラブでも注目の1頭として担がれていた程。体質的な面などで調整が遅れて、結局初戦は3歳4月と遅めの始動となってしまった。そこからも使い込めず、じっくりと仕上げてはレースへ送るスタンスで徐々にクラスを勝ち上がって行った。気が付けばマイル前後の短距離で花が開き、重賞戦線まで名を連ねる様になった1頭だ。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘア | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
ゴールデンドックエー | Unusual Heat | Nureyev | Northern Dancer |
Special | |||
Rossard | Glacial | ||
Peas-Blossom | |||
Penpont | Crested Wave | Crozier | |
Fading Wave | |||
Imposing Star | Imposing | ||
Black Willow |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.0pt
母は米G1馬で母の兄もG1馬。ファミリーとしては日本実績はないが、母の産駒としては全兄アルバートドックが重賞制覇、当馬もあと一歩の状況。その後、別父産駒は未勝利が続いているがこのあと再度ディープインパクト産駒が続くので期待していいだろう。
前評判
とある競馬メディアではデビュー前に特集記事が組まれた程の注目度だったリライアブルエース。矢作芳人調教師も、当時は『2歳世代におけるうちのエース候補』とコメントしていた程で、育成に携わったスタッフも『じっくりダービーに照準を合わせて欲しいですね』とまで言わしめていた。結果、重賞でそこそこの短距離馬になっているのだから前評判というのは分からない。
馬名の意味
頼りになるエース
母名のA=エースより連想してネーミング。
2着:マウントゴールド 牡6 (丸山元気)
3着:ミライヘノツバサ 牡6 (柴田大知)
レースタイム:1:48.9(良)
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.8