川田『跨って雰囲気のある馬』

 

2019年01月26日 3歳未勝利 芝1800m 京都競馬場

1着:リャスナ 牝3 (川田将雅)
2着:ナリス 牝3 (和田竜二)
3着:ブルーエクセレンス 牡3 (武豊)

レースタイム:1:50.1(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
 
未勝利の経験馬相手に道中の追走が心配されていたリャスナだが、むしろ行きたがるくらいに楽な追走での前半。さすがに馬が細く外目を気分良く走らせていたが、直線手前でグッと馬が加速モードに入った。そこから一気に先頭へ踊り出ると、最後まで脚を緩める事なくデビュー戦を見事に快勝。川田騎手も乗って見てその背中の良さを実感する程の馬、これはオークスあたりなら楽しめそうな予感だ。
 

既走馬を問題にしない競馬を

 
高野厩舎の期待馬リャスナがいよいよ初戦を迎える。が、今回は新馬ではなく未勝利戦でデビューというパターン。新馬に限ると番組が限られる為、適性や距離を考慮して土曜京都5Rの芝1800m戦に参戦して来た。既に何走も経験している馬と比べれば、初の競馬で全てが未知の世界。その中でいきなり快勝する様なら、上のクラスでも十分に戦える事の証明にもなるだろう。鞍上は川田将雅騎手、この時点で勝負気配をプンプン感じるのは明らか。
 

リャスナ

 
リャスナ(ココシュニック2016)

リャスナ(ココシュニック2016)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ココシュニック
母父:クロフネ
所属:高野友和厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:3歳未勝利
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母はGⅠ2着が3度のステファノスや、今年の桜花賞で伏兵視されたフィニフティなど安定した実力馬を輩出するココシュニック。今回もディープインパクト産駒で如何にもな素質全開のリャスナが産まれている。他の種牡馬でも基本的にハズレは無く、繁栄ファミリーとして今後広がって行く可能性は高い。ステファノスと同じく鹿毛という点が魅力、一族が未だ果たせていないクラシック制覇を夢見てデビューを待ちたいところだ。馬体重は春の段階で432kg。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘア Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
ココシュニック クロフネ フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
ブルーアヴェニュー Classic Go Go
Eliza Blue
ゴールドティアラ Seeking the Gold Mr.Prospector
Con Game
Bright Tiara Chief's Crown
Expressive Dance


 

兄弟馬

 
ステファノス(ココシュニック2013)

ステファノス(ココシュニック2013)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ココシュニック
母父:クロフネ
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:31戦4勝 (4-6-4-17)
主な戦績:天皇賞秋2着、大阪杯2着など
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近親馬

 
ゴールデンハインド(ゴールドティアラ2006)

ゴールデンハインド(ゴールドティアラ2006)

牡馬

父馬:クロフネ
母馬:ゴールドティアラ
母父:Seeking the Gold
所属:大竹正博厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:吉田和子

通算成績:25戦6勝(6-1-2-16)
主な戦績:万葉ステークスなど
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Poet's Voice(Bright Tiara2007)

Poet's Voice(Bright Tiara2007)

牡馬

父馬:Dubawi
母馬:Bright Tiara
母父:Chief's Crown
所属:Saeed bin Surror厩舎(UAE)
生産:Darley(英)
馬主:Godolphin

通算成績:15戦4勝(4-2-2-7)
主な戦績:クイーンエリザベス2世ステークスなど
via google imghp
 

血統評価:1.9pt

 
ゴールドティアラの隔世遺伝で母父クロフネゆえにSS系種牡馬が自由につかえてきた母だが現時点ではステファノス以外はあまりふるっていない産駒が続いている全妹の一つ上の姉も重賞2着あるようにディープインパクト産駒だとある程度安定して走ってくるようにおもうので彼女もある程度のレベル以上は期待していいだろう。
 

前評判

 
調整が順調に進んでいる様で9月には栗東入り予定、うまく行けば秋の京都開催でデビューという見込みか。早熟タイプでは無いが初戦からバリバリ動ける血統なので、先ず早期1勝目は堅いだろう。距離的にはマイルが照準となる事から桜花賞までに数戦して向かうローテーションを組みたい筈。クラシック戦線に乗る事は至上命題的な鉄板の産駒候補だ。
 

馬名の意味

 

ココシュニック(女性の頭飾り)と併せて使用される装飾品(ロシア語)

 
何ともハイセンスなネーミング。キャロットファームを代表する一族で確実に走って来る。

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