気性面の成長も、覚醒の一歩手前

 

2018年10月13日 白秋ステークス 芝1400m 東京競馬場

1着:リナーテ 牝4 (田辺裕信)
2着:アンブロジオ 牡3 (横山典弘)
3着:ショウナンライズ 牡5 (三浦皇成)

レースタイム:1:21.1(良)
レース上がり3ハロン:33.4
勝ち馬上がり3ハロン:32.4
 
普通にスタートを出るも無理せず後方待機策を取ったリナーテ。道中は内枠の馬群で脚を溜め直線コースに賭ける戦法を取った。ペース自体はゆったりめで展開としては不向き、それでも直線上手く外に出すと上がり32秒4を使って前を一気に差し切る強い内容で連勝のV。しっかり指示待ち出来る点や競馬自体が大人びて来ており、明らかに気性が成長した証拠だろう。これなら上のクラスでも十分にやれそうな予感だ。
 

常に上がりは3位内をキープ

 

2018年09月01日 札幌スポニチ賞 芝1200m 札幌競馬場

1着:リナーテ 牝4 (藤岡康太)
2着:プレトリア セ3 (吉田隼人)
3着:シンボリバーグ 牝4 (蛯名正義)

レースタイム:1:10.4(良)
レース上がり3ハロン:36.1
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
 
心なしか競馬ぶりも安定して来た様に思えるリナーテ。それだけ気性面も成長して来たという事だろう。今回の札幌スポニチ賞でもプレトリア以下を子供扱いする内容でまさに完勝と言って良い内容だった。何より、適性外だった1800m戦のひとつを除けば、全てのレースで上がり3位以上を記録する末脚の持ち主。そこに更なる磨きがかかれば1600万クラスでも戦って行ける筈。ステイゴールド産駒だけにここからの成長曲線に期待したい。
 

前走の追い込みは迫力十分

 

2018年06月16日 3歳上500万下 芝1200m 函館競馬場

1着:リナーテ 牝4 (藤岡康太)
2着:タイセイソニック 牡3 (藤岡佑介)
3着:シンデレラメイク 牝3 (菱田裕二)

レースタイム:1:08.7(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.7
 
時間差で前走のレース映像をお届けだが、4コーナーでの強引な外出しを除けばほぼ完璧と言えるレース内容。1200m戦で折り合いに気を付けなくても良い分、走りにスムーズさが生まれ最後の差し脚に繋がってるのだろう。距離を限ればこれで4戦2勝2着1回とほぼパーフェクト。今回のSTV杯もスプリント戦だけに、道中でごちゃつかなければ上位争い必至か。サトノダイヤモンド級とまでは行かずとも、短距離戦線で重賞へ上がって来て欲しい素材である。
 

+20kgで強引な競馬も力差で完勝

 
気性面、馬体面ともに成長著しいリナーテ

気性面、馬体面ともに成長著しいリナーテ

via google imghp
 
レース映像は無いが(JRA公式サイトで視聴可)、降級初戦の500万下では中団追走から直線入り口で馬体をぶつけながら外に出す少々荒い競馬となったリナーテ。馬体が戻ったとは言え、20kg増のやや太め残りでもそこからグッと伸びて差し切る内容はまさに完勝のひと言。デビュー時はチャカついてメンタル含めてひ弱なイメージだったが、ここに来て大人になった印象だ。フィジカル含めて当たりにも負けず、ステイゴールド産駒らしい成長曲線を描いて本格化して来ている。
 

前々走の500万下では完勝

 
2走前は9番手から大外一気を決めたリナーテ

2走前は9番手から大外一気を決めたリナーテ

via google imghp
 
地力強化の証明か、近4走の上がりが全て最速を記録しているリナーテ。前走の昇級戦でも負けたとは言え、最後方追走から上がり32秒7の鬼脚を繰り出しており他は軒並み33秒台という事を考えれば上々の走り。今回は再度の500万下へ降級、洋芝も2度目で基本的な不安材料は無いに等しい。ステイゴールド産駒で本格化はまだまだこれから、その前に勝ち味を覚える為にもここはあっさりと突破してもらいたい。何と言ってもあのサトノダイヤモンドの妹なのだから。
 

リナーテ

 
リナーテ(マルペンサ2014)

リナーテ(マルペンサ2014)

父馬:ステイゴールド
母馬:マルペンサ
母父:Orpen
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:13戦5勝(5-1-0-7)
主な戦績:白秋ステークスなど
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2016年のダービー2着馬・サトノダイヤモンドの半妹。父がステイゴールドに替わり、また大分と印象が違う。正直な所、まだまだ線が細く映る。全体的なバランスは良いが、もう一回りは厚みが欲しい。関係者もそこを求めて、今は成長を促している段階との事。あくまで、兄との比較という面もありかわいそうな立場ではあるが、それだけ周りの期待も大きいという事だろう。
 

血統背景

 
ステイゴールド サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ゴールデンサッシュ ディクタス Sanctus
Doronic
ダイナサッシュ ノーザンテースト
ロイヤルサッシュ
マルペンサ Orpen Lure Danzig
Endear
Bonita Francita Devil's Bag
Raise the Standard
Marsella サザンヘイロー Halo
Northern Sea
Riviere Logical
Talonada


 

兄弟馬

 
サトノダイヤモンド(マルペンサ2013)

サトノダイヤモンド(マルペンサ2013)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:マルペンサ
母父:Orpen
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:里見治

通算成績:16戦8勝(8-1-3-4)
主な戦績:菊花賞、有馬記念など
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近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
母はアルゼンチンのGⅠ馬で兄サトノダイヤモンドも活躍してはいるものの、不安定要素が多いステイゴールド産駒となると彼女の走りが母の評価を大きく左右するだろう。近親にも目立った日本活躍馬はいないので未知数。
 

前評判

 
関係者曰く、「正確がまだ幼くて色んな場面で敏感な面を見せていますが、跳びは大きく非常に綺麗な動きを見せています。ペースの違いにも動じないバランス感覚も見事ですね。ステイゴールド産駒にしては恵まれた馬格をしていますが、欲を言えばもう少し幅が欲しいです。そういう意味でもまだ更に伸びて来そうな雰囲気を感じています」とのコメント。
 

馬名の由来

 

ミラノにある国際空港の名前

 
母自体が同じくミラノのマルペンサ空港から名付けられており、そこからの連想。その偉大なる母と同じく、GⅠを何勝もしてくれる様な活躍を願ってのネーミングか。先ずは、兄があと一歩届かなかった春のクラシック制覇を狙う。

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