勝てば一気に樫の有力候補へ

 
デビューから全て3着以内のランブリングアレー。安定感こそ抜群だが、まだ新馬戦の1勝だけとクラシック参戦の権利は掴めていないのが現状だ。血統的にも距離が伸びてこその1頭であり、オークス参戦を決めるためにも今回の忘れな草賞は負けられない戦いとなる。当面のライバルは白菊賞で敗れたラヴズオンリーユーとなるが、立ち回りの上手さでどうにか逆転を狙いたい。鞍上は浜中俊騎手が継続で騎乗する。
 

浜中俊『僅かだっただけに残念』

 

2019年3月16日 フラワーカップ 芝1800m 中山競馬場

1着:コントラチェック 牝3 (丸山元気)
2着:エールヴォア 牝3 (M.デムーロ)
3着:ランブリングアレー 牝3 (浜中俊)

レースタイム:1:47.4(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
 
スタートから前を意識したポジショニングで勝負を仕掛けに行ったランブリングアレー。4コーナーで届かないまでも前を捉えに行く姿勢で進出すると、直線では外から迫るエールヴォアとの叩き合いとなった。最後はクビの上げ下げでゴールへ入ると、僅かハナ差で3着となり桜花賞への出走権を逃してしまった。勝負の世界だけに結果が全てではあるが、やはり陣営としてもショックの色は隠せない。浜中騎手も無念の表情でレース後の取材に応じていた。
 

大舞台でこそ力を発揮する血統

 
思えば近親のトーセンラー、スピルバーグもGⅠで一気差しを決めた名うての実力馬。いずれも安定感というよりは、大きな舞台でここ一番に決めるイメージがあるだけにこの一族自体がそういうタイプなのだろう。クラスが上がれば上がる程、自分の潜在能力を引き出す事に長けたファミリーである。ランブリングアレー自身も素質があるのは間違いなく、ここで激走すれば桜花賞はおろか将来の活躍も担保された様なものだろう。
 

浜中『相手が悪かったですね』

 

2018年11月25日 白菊賞 芝1600m 京都競馬場

1着:ラヴズオンリーユー 牝2 (岩田康誠)
2着:ランブリングアレー 牝2 (浜中俊)
3着:メトロポール 牝2 (藤岡佑介)

レースタイム:1:33.6(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
 
ランブリングアレーはスタートも出てレースの流れに乗ったソツの無い競馬で勝ちパターンに近い走り。直線も楽に先頭に立った所で、外から並ぶ間も無くラヴズオンリーユーが差し切って行った。こればかりは力の差だけに仕方ないところ。同馬も確実に500万クラスでは上位の存在であり、今後も安定して今回の走りが出来ればすぐに勝ち上がれるだろう。まだまだ伸びシロもあるだけに、成長次第ではクラシック戦線にも乗って行けるのでは。
 

新馬戦は着差僅かも強い内容

 

2018年10月06日 2歳新馬 芝1600m 京都競馬場

1着:ランブリングアレー 牝2 (浜中俊)
2着:アルポルト 牝2 (北村友一)
3着:クロスペンデュラム 牝2 (藤岡佑介)

レースタイム:1:37.3(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
 
中団の馬群内でレースを進めたランブリングアレー。直線に入って馬場の真ん中を伸びて来るも外からアルポルトが伸びて一旦は前に出られる態勢に。普通ならここで馬が諦めてしまうものだが、同馬は更に加速し叩き合いに発展した。最後はクビの上げ下げで前に出て1着でゴール。勝負根性も持ち合わせた1頭で、着差以上の強さを感じさせるデビュー戦だった。これはまだまだ伸びて来そう。白菊賞では更にパフォーマンスが上がって来ると見て良いだろう。
 

ランブリングアレー

 
ランブリングアレー(ブルーミングアレー2016)

ランブリングアレー(ブルーミングアレー2016)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ブルーミングアレー
母父:シンボリクリスエス
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:3戦1勝(1-1-1-0)
主な戦績:白菊賞2着など
via google imghp
 
母父シンボリクリスエスの影響は余り見られず、どちらかというとディープインパクト産駒の牝馬らしい決め手がありそうな体つき。実際、新馬戦ではもたつきながらも上がり33秒台の脚を繰り出しており、実戦を積み重ねて行けば更にキレそう。馬格がしっかりしてくればもう少しパワー型の体つきになって来る可能性はあるが、3歳春までは瞬発力で勝負出来そうな1頭である。距離は延びても問題ないだろう。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
ブルーミングアレー シンボリクリスエス Kris'S Roberto
Sharp Queen
Tee Kay Gold Meridian
Tri Argo
プリンセスオリビア Lycius Mr.Prospector
Lypatia
Dance Image Sadler's Wells
Diamond Spring


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
トーセンラー(プリンセスオリビア2008)

トーセンラー(プリンセスオリビア2008)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:プリンセスオリビア
母父:Lycius
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:島川隆哉

通算成績:25戦4勝(4-5-6-10)
主な戦績:マイルチャンピオンシップなど
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スピルバーグ(プリンセスオリビア2009)

スピルバーグ(プリンセスオリビア2009)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:プリンセスオリビア
母父:Lycius
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:山本英俊

通算成績:16戦6勝(6-1-4-7)
主な戦績:天皇賞秋など
via google imghp
 

血統評価:1.3pt

 
日本だけでも3頭の産駒の内、母の弟2頭がG1馬で種牡馬になっており、母自身も重賞級の活躍をした母父なら信用できる母父シンボリクリスエスの繁殖牝馬と来れば現状上3頭の活躍は期待ハズレも全馬勝ち上がりはしておりいつ大物が登場してもという状況だろう。
 

前評判

 
全兄トルネードアレイと瓜二つの姿をしているランブリングアレー。しかし、その兄が1勝止まりの現役生活を送っている事と同馬自体が牝馬という事もあり、ディープインパクト産駒の良血ながら5000万円とやや低めの設定額で募集された経緯がある。そういう意味でも社台レースホースの中では十分に当たりと言える産駒だろう。それだけ、新馬戦で見せたパフォーマンスは評価に値すると言って良い。
 

馬名の意味

 

田園や森林などを散策すること+小径

 
母名からの連想シリーズのネーミングだろう、アレーが小径にあたる。

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