不完全燃焼の初重賞
2019年1月5日 中山金杯 芝2000m 中山競馬場
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レース動画を見てもらえると分かるが、直線もしっかりと伸びて来て前との差を詰めているランガディア。最後は外から追い込んだ馬たちの勢いに飲み込まれたものの、少しの流れの差で十分逆転出来る様な接戦だった。今回はオープンクラスでその時と比べれば幾分戦いやすいメンバー構成、初の関西遠征さえクリア出来れば勝ち切ってもおかしくない1頭だ。想定で8番人気と美味しいオッズなだけに、積極的に狙って行っても良いだろう。
接戦の2着以下を尻目に楽勝
2018年09月01日 弥彦特別 芝1800m 新潟競馬場
1着:ランガディア 牡4 (北村宏司)
2着:ウインイクシード 牡4 (宮崎北斗)
3着:ウインシトリン 牝4 (大野拓弥)
レースタイム:1:46.6(重)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
2着:ウインイクシード 牡4 (宮崎北斗)
3着:ウインシトリン 牝4 (大野拓弥)
レースタイム:1:46.6(重)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
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スタートからスッと好位の外目に付けたランガディア。いつでも前を捉えられるポジションでレースを進め、直線では早くもGOサインを出し早め抜け出しの競馬となった。後続も伸びては来るが、それ以上に脚色の余裕を感じる同馬。最後はウイン2頭を引き連れて自身は楽々と1馬身以上の差を付け快勝。何度走っても同じ結果になりそうな程の力差を感じる1戦だった。2着以下は大混戦、ランガディアの能力の高さを示すレースだっただろう。
湘南Sは内々で苦しい競馬
2018年05月06日 湘南ステークス 芝1600m 東京競馬場
1着:レッドオルガ 牝4 (M.デムーロ)
2着:チャンピオンルパン 牡7 (横山和生)
3着:ハナレイムーン 牝4 (石橋脩)
レースタイム:1:33.9(良)
レース上がり3ハロン:33.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.3
2着:チャンピオンルパン 牡7 (横山和生)
3着:ハナレイムーン 牝4 (石橋脩)
レースタイム:1:33.9(良)
レース上がり3ハロン:33.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.3
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内から好スタートを切ったランガディア。隣枠のナリタエイトがハナに立った影響でその直後のインを追走となってしまった。レースは前半の3ハロンが何と36秒台と超スローペース。直線に入って暫く外へ出すのにモタツイている間に、番手で絶好の競馬を進めたレッドオルガが抜け出して解消。後手後手に回ったランガディアは精一杯の追い込みを見せるも4着に敗退している。とは言え、ある程度クラスのメドは立った1戦だろう。オールザゴーやソーグリッタリング、ミュージアムヒルなど強敵は揃ったがここは勝ち上がりたい。
ランガディア
馬体自体に品があり、全体的な肉付きはキングカメハメハ産駒特有のものか。血統がダイナカール一族の繁栄ファミリーであり成長力の伸びシロもまだまだある事からかなりの大物になるかも知れない。8月7日のデビュー戦では鮮烈な差し切り勝ちを収め、幸先の良いスタートダッシュを決めている。当時の馬体重が468kgと平均値。よくを言えばもう少し馬格が欲しい。
血統背景
キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector | Raise a Native |
Raise You | |||
Miesque | Nureyev | ||
Pasadoble | |||
マンファス | ラストタイクーン | トライマイベスト | |
Mill Princess | |||
Pilot Bird | Blakeney | ||
The Dancer | |||
マリーシャンタル | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
cosmah | |||
Wishing well | Understandings | ||
Mountain Flower | |||
ダイナカール | ノーザンテースト | Northern Dancer | |
Lady Victoria | |||
シャダイフェザー | ガーサント | ||
パロクサイド |
兄弟馬
近親馬
血統評価:2.9pt
ご存知日本至宝のファミリーであるダイナカール×SSの母。全兄弟が中央で未出走で終わっているのでキンカメ産駒としては初。いわいる超良血である。デビュー馬は全部勝ち上がっておりやはり血統力が高い。ただまだ強い馬がいないので当馬が出世頭になる可能性はある。
前評判
牧場内でも育成は非常に順調そのもので、『6月には一度入級させたい』という程に早期デビューが検討されていた。それだけ、素直な性格で従順なのだろう。大きい所を狙うにあたって必要な要素を持っているのはさすがの血統馬という所か。新馬戦で見せた、狭い所を割って出る勝負根性と一瞬の脚で他馬を抜き去ったキレを更に磨けばビッグタイトルも夢ではなさそうだ。
馬名の由来
ギリシャの観光名所
こういうギリシャ神話の登場人物や土地名などは無条件で格好良く聞こえてしまう。単なる好みの問題でもあると思うが、まさに重賞ウィナーにふさわしいネーミングでどんどん大きい所を狙って欲しいものだ。
2着:ステイフーリッシュ 牡4 (藤岡佑介)
3着:タニノフランケル 牡4 (内田博幸)
レースタイム:1:59.2(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.9