中日新聞杯直後
2019年12月7日 中日新聞杯 芝2000m 中京競馬場
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スタートはまずまず、1コーナーで上手く前目の位置につけられず中団からの追走となったサトノガーネット。本来ならもう一列前で競馬をしたかったのが本音だろう。それでも、しっかりと折り合って我慢のレース運びを見せ鞍上が上手くエスコート。直線でも狭いところを絶妙なタイミングで追い出すと一気に単独先頭へ、しかし最後の最後にサトノガーネットの追い込みに屈して2着に惜敗を喫している。
皐月賞直前
やはりラストドラフトの動向には目が離せないだろう。前走の弥生賞は馬場も展開も全く参考外の1戦で、同馬の能力を推し量る上で必要のないサンプル。そう考えれば、仮に新馬→京成杯を無敗の連勝で皐月賞に臨んで来る馬は軽視して良い訳がないのである。父ノヴェリストというのも人気が落ちている原因だろうが、そこは母マルセリーナの血が相殺してくれる筈。シュタルケ騎手がどう乗りこなすかで結果は大きく変わってくるのではないだろうか。
弥生賞直後
2019年3月3日 弥生賞 芝2000m 中山競馬場
1着:メイショウテンゲン 牡3 (池添謙一)
2着:シュヴァルツリーゼ 牡3 (石橋脩)
3着:ブレイキングドーン 牡3 (福永祐一)
レースタイム:2:03.3(重)
レース上がり3ハロン:37.0
勝ち馬上がり3ハロン:36.7
2着:シュヴァルツリーゼ 牡3 (石橋脩)
3着:ブレイキングドーン 牡3 (福永祐一)
レースタイム:2:03.3(重)
レース上がり3ハロン:37.0
勝ち馬上がり3ハロン:36.7
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予想通り、レースでは単騎逃げを打ってペースを主導したラストドラフト。ニシノデイジーやカントルがぴったりとマークしプレッシャーをかけられるも、重馬場もあり流れ自体はゆったりとした展開となった。直線入り口で早くも手応えが怪しくなった同馬は、上位勢の攻防に加わる事も出来ずあっさりと7着に沈む。騎乗した田辺裕信騎手も、後ろからのプレッシャーと緩い馬場が敗因とコメントしていた。
本番を前に超抜の動きを披露
いつも通り、指揮官自らが跨ってラストドラフトの追い切りを敢行。Pコースで併走馬を7~8馬身追い掛け、直線だけで一瞬にして突き抜け好調をアピール。時計自体は特筆すべきものでもないが、何よりそのフットワークが躍動感ある動きでまさに上昇一途という成長曲線を描いているのだろう。戸田氏もその動きに舌を巻くコメントを残し、本番前の状態としては文句なしといったニュアンスで取材陣に応えていた。普通に走れば勝ち負けだろう。
京成杯直後
2019年1月14日 京成杯 芝2000m 中山競馬場
1着:ラストドラフト 牡3 (C.ルメール)
2着:ランフォザローゼス 牡3 (O.マーフィー)
3着:ヒンドゥタイムズ 牡3 (中谷雄太)
レースタイム:2:01.2(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.3
2着:ランフォザローゼス 牡3 (O.マーフィー)
3着:ヒンドゥタイムズ 牡3 (中谷雄太)
レースタイム:2:01.2(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.3
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好スタートから想定外の前目を取りに行ったラストドラフト。一瞬逃げに打って出たかと思う程の積極的な競馬、結果として4コーナー手前からはカテドラルと併走してのレース運びではあった。外から人気のランフォザローゼスが競りかけて来るも、直線で逆に突き放して見せる走りであっさりと新馬から連勝でタイトルを獲得。2戦で東京の上がり勝負、中山の持久力戦のいずれも捻じ伏せる辺りはやはり母マルセリーナの底力を受け継いでいると言えよう。この馬、もしかすると本物かもしれない。
京成杯直前
マルセリーナの初年度産駒、ラストドラフトがいきなり重賞タイトル獲得のチャンス。上位人気が予想され、それを期待させるだけの新馬の内容だった。それでもまだ本気で走っていないという事で、ひと叩きされた2戦目の上積みは更にあると見て良いだろう。ノヴェリスト産駒だけに一抹の不安もあるにはあるが、それを帳消しに出来るのがC.ルメール騎手の腕。騎手大賞を受賞した彼ならすんなりと仕事を果たしてくれるに違いない。
2歳新馬直後
2018年11月25日 2歳新馬 芝1800m 東京競馬場
1着:ラストドラフト 牡2 (C.ルメール)
2着:ヒシイグアス 牡2 (R.ムーア)
3着:ホウオウヒミコ 牝2 (川田将雅)
レースタイム:1:49.6(良)
レース上がり3ハロン:33.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.1
2着:ヒシイグアス 牡2 (R.ムーア)
3着:ホウオウヒミコ 牝2 (川田将雅)
レースタイム:1:49.6(良)
レース上がり3ハロン:33.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.1
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道中は中団の馬群でレースを追走したラストドラフト。直線入り口でインを突くと、先に抜け出したヒシイグアスの後ろからスペースを確保し外へ持ち出す。そこからグングン加速し、ゴール前でヒシイグアスを捉えて1着で入線となった。上がり33秒1の脚を繰り出し初戦からそのポテンシャルの高さを見せつける走り。ルメール騎手曰く、手前を何度も替える程に遊びがあったとの事でキャリアを積んでくればかなりの所まで行けるのではないだろうか。
ラストドラフト
マルセリーナ期待の初年度産駒ラストドラフト。父にノヴェリストと社台イチ推しの種牡馬を配合された訳だが、今の所結果が伴っていないのが事実だ。とは言え、その父は欧州競馬でハービンジャーの持つレコードを大幅に更新するスピード値を見せていただけに、日本で合わないという事は無い。募集額5000万というのが安いか高いかは今後の活躍によって変わって来るだろう。
血統背景
ノヴェリスト | Monsun | Konigsstuhl | Dschingis Khan |
Konigskronung | |||
Mosella | Surumu | ||
Monasia | |||
Night Lagoon | Lagunas | イルドブルボン | |
Liranga | |||
Nenuphar | Night Shift | ||
Narola | |||
マルセリーナ | ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
ウインドインハーヘア | Alzao | ||
Burghclere | |||
マルバイユ | Marju | ラストタイクーン | |
Flame of Tara | |||
Hambye | Distant Relative | ||
Paglietta Gener |
兄弟馬
初仔
近親馬
血統評価:1.0pt
マルバイユのファミリーで母はクラシックホースの初年度産駒。父ノヴェリストがまだ日本で結果がでていないのでその点心配も母や母の兄弟も早くから走れていたのでノヴェリストがどうでるかに注目だが血統的な強調材料としては弱いだろう。
前評判
稽古でもしなやかなフットワークでキレ味のありそうな動きを見せているラストドラフト。時計こそ出ていないが、さすが良血馬という雰囲気で調教助手も期待のコメントを寄せていた程。ノヴェリスト産駒という点が若干のネックではあるが、その不安を一蹴出来るだけの走る要素は揃っていると言えよう。マルセリーナの繁殖力も見れるという意味でかなり注目の1頭だろう。
馬名の意味
小説の最終草稿。完成版
馬としての完成版と呼べる様な活躍を期待してのネーミングか。
2着:ラストドラフト 牡3 (O.マーフィー)
3着:アイスストーム 牝4 (吉田隼人)
レースタイム:1:59.2(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.3