キーンランドカップ直前

 
3連勝中と勢いならダントツ1番のライオンボス

3連勝中と勢いならダントツ1番のライオンボス

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芝1000mの重賞を勝った馬が1200mのスピード勝負で見劣るとは想像も出来ない。今年のアイビスサマーダッシュ覇者ライオンボスは、それ以上にまだコーナー競馬での芝レースは勝った事が無い珍しい経歴の持ち主なのだ。5月の直線競馬で大ブレイクを果たした本馬の課題はとにかくそこだけ。キャリア5勝は全て1000mであり、この200mの距離延長が重要なのかは現状走ってみないと分からない。勢いで克服出来る可能性は十分考えられる。
 

アイビスサマーダッシュ直後

 

2019年7月28日 アイビスサマーダッシュ 芝1000m 新潟競馬場

1着:ライオンボス 牡4 (田辺裕信)
2着:カッパツハッチ 牝4 (丸山元気)
3着:オールポッシブル 牝5 (津村明秀)

レースタイム:0:55.1(良)
レース上がり3ハロン:33.0
勝ち馬上がり3ハロン:33.0
 
スッと先頭へ立つと外ラチ沿いへ寄って行き良い状態を芝を選んで走るライオンボス。田辺裕信騎手の急な乗り替わりとなったが、馬の気分に任せて行ける所まで行くイメージの騎乗だったのだろう。そのまま後続が競りかけるシーンは一度も無く、内からカッパツハッチが迫って来るも脚色はまだ余裕がある。タイム自体は平凡も自分でペースを作って押し切ったのは初重賞挑戦でなかなか出来る芸当ではない。千直ならまずトップクラスの適性があるだろう。これで同舞台3戦3勝とした。
 

アイビスサマーダッシュ直前

 
スピード感溢れる走りで好調キープのライオンボス

スピード感溢れる走りで好調キープのライオンボス

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千直コースで別馬の様に覚醒したライオンボス。2走前の邁進特別では16頭中15番人気での快走、前走の韋駄天ステークスでは1番人気で圧勝と、まさにその勢いはメンバー中No.1だ。その2戦で鞍上を務めた鮫島克駿騎手も自信を持っており、本馬のスピードを体感した者にしか分からない絶対的な感覚があるのだろう。今回の重賞でその真価が問われる事となるが、3連勝で重賞制覇となれば短距離界の新星が誕生する事となる。
 

ライオンボス

 
ライオンボス(ウーマンインレッド2015)

ライオンボス(ウーマンインレッド2015)

牡馬

父馬:バトルプラン
母馬:ウーマンインレッド
母父:ステイゴールド
所属:和田正一郎厩舎(美浦)
生産:対馬正
馬主:和田牧場

通算成績:13戦5勝(5-0-0-8)
主な戦績:韋駄天ステークスなど
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遠く離れた牝系の枝分かれにオーストラリアのGⅠ馬がいる程度で、母系の底力としては血統的強調材料は少ない。バトルプラン産駒自体、ブレスジャーニーやモジアナフレイバーなど近年も少ない産駒の中から重賞馬を出している辺りを考えると、単純にそこの当たりを引いたという事だろうか。少なからず母父ステイゴールドの爆発力も影響はある様に思えるが、この配合で新潟1000mに適正が出るとは誰も想像していなかっただろう。
 

血統背景

 
バトルプラン エンパイアメーカー Unbridled Fappiano
Gana Facil
Toussaud El Gran Senor
Image of Reality
Flanders Seeking the Gold Mr.Prospector
Con Game
Starlet Storm Storm Bird
Cinegita
ウーマンインレッド ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ ディクタス
ダイナサッシュ
ミスカスウェル Seattle Slew Bold Reasoning
My Charmer
Margot Nijinsky
Solariat


 

兄弟馬

 
キークラッカー(ウーマンインレッド2013)

キークラッカー(ウーマンインレッド2013)

牡馬

父馬:ジャングルポケット
母馬:ウーマンインレッド
母父:ステイゴールド
所属:土田稔厩舎(美浦)
生産:対馬正
馬主:北前孔一郎

通算成績:22戦4勝(4-1-1-16)
主な戦績:3歳上500万下など
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近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
半兄と当馬の中央組はともに4勝以上と期待の母。一族に活躍馬はいないがニジンスキー、シアトルスルーにSS系の母父とつなげた血統は最新感はないが悪くない構成で父にS級種牡馬つかってほしい母だろう。
 

前評判

 
血統的な背景や厩舎込みで、デビュー前の事前情報は全く入って来ていない。その後、ダートで泣かず飛ばずの成績を残しつつ、芝1000mでの急な覚醒に繋がるのだが、これすら誰も予想出来なかった最たる例ではないだろうか。バトルプランの血もあるだろうが、やはり予想外の能力を発揮するという点においては、ステイゴールドの意外性が関わって来ている様にも思える。
 

馬名の意味

 

ライオンの中のボス

 
響きによるネーミング。

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