マーメイドステークス直後

 

2019年6月9日 マーメイドステークス 芝2000m 阪神競馬場

1着:サラス 牝4 (松若風馬)
2着:レッドランディーニ 牝4 (池添謙一)
3着:スカーレットカラー 牝4 (岩田康誠)

レースタイム:2:00.3(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
 
モーヴサファイアの定位置とも言える先行集団の一角でレースを進めた前半の攻防戦。アドラータが息の入りにくいラップを刻み、前にとっては少々キツいペース配分となったがそれでも4コーナーでは外目を早めに仕掛けて行く形で直線コースへ。前の集団はそれで飲み込めたものの、すぐさま後方に待機していたレッドランディーニやサラスなどにかわされて行ってしまう。最後は掲示板も外してしまい6着。人気馬でプレッシャーもある中、この内容は誰も責められないだろう。
 

マーメイドステークス直前

 
馬なりで調整するも状態は良さそうなモーヴサファイア

馬なりで調整するも状態は良さそうなモーヴサファイア

via google imghp
 
昨年、喉の手術をして以降は安定して走りを発揮しているモーヴサファイア。特に阪神コースは大の得意で4戦して未だ連対を外していない。ハービンジャー産駒でまだまだ伸びシロも感じられる血統、母系も辿ればGⅠを多く輩出するファミリーだけにここでサクッと重賞制覇を成し遂げても何ら不思議ではないだろう。何より鞍上は絶好調の川田将雅騎手、少なくとも見せ場を作るなど仕事をしてくれる事は間違いない。
 

モーヴサファイア

 
モーヴサファイア(モルガナイト2014)

モーヴサファイア(モルガナイト2014)

牝馬

父馬:ハービンジャー
母馬:モルガナイト
母父:アグネスデジタル
所属:池添学厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:吉田和美

通算成績:14戦5勝(5-4-0-6)
主な戦績:但馬ステークスなど
via google imghp
 
キャサリーンパー→タンザナイトから成る優秀な牝系の出自モーヴサファイア。アグネスデジタルの肌にハービンジャーと、渋い血統構成がまた人気を集める所以だろう。配合のイメージ通り、やはりキレるというよりも先行して長く脚を使うタイプで、阪神競馬場の様なある程度タフさを必要とされるコースに適正があるのだろう。展開に左右されず、常に先行して抜け出すスタイルはそれこそ軸とするに相応しい。
 

血統背景

 
ハービンジャー Dansili デインヒル Danzig
Razyana
Hasili Kahyasi
Kerali
Penang Pearl Bering Arctic Tern
Beaune
Guapa Shareef Dancer
Sauceboat
モルガナイト アグネスデジタル Crafty Prospector Mr. Prospector
Real Crafty Lady
Chancey Squaw Chief's Crown
Allicance
タンザナイト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
キャサリーンパー Riverman
Regal Exception


 

兄弟馬

 
ブラックスピネル(モルガナイト2013)

ブラックスピネル(モルガナイト2013)

牡馬

父馬:タニノギムレット
母馬:モルガナイト
母父:アグネスデジタル
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:26戦5勝(5-4-1-16)
主な戦績:東京新聞杯など
via google imghp
 

近親馬

 
アロンダイト(キャサリーンパー2003)

アロンダイト(キャサリーンパー2003)

牡馬

父馬:エルコンドルパサー
母馬:キャサリーンパー
母父:Riverman
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:16戦5勝(5-1-2-8)
主な戦績:ジャパンカップダートなど
via google imghp
 
マリアライト(クリソプレーズ2011)

マリアライト(クリソプレーズ2011)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:クリソプレーズ
母父:エルコンドルパサー
所属:久保田貴士厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:20戦6勝(6-2-5-7)
主な戦績:宝塚記念、エリザベス女王杯など
via google imghp
 
ダンビュライト(タンザナイト2014)

ダンビュライト(タンザナイト2014)

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:タンザナイト
母父:サンデーサイレンス
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:19戦4勝(4-1-4-10)
主な戦績:AJCC、京都記念など
via google imghp
 

血統評価:2.2pt

 
キャサリーンパー一族で産駒が母父SSになる祖母と見比べると血統構成としては母父アグネスデジタルになる母は弱いがその分、SSのインブリードを活かしやすいのがメリットだろう。使わずハービンジャー産駒の牝馬である当馬は2歳からある程度走っていたがようやく安定化という感じだろうか。このファミリーは当然注目なので今後の兄弟にも注目だろう。
 

前評判

 
1つ上の兄ブラックスピネルも早い内から活躍した為、モーヴサファイアも2歳7月の使い出しで新馬戦を快勝している。続く新潟2歳ステークスも1番人気に支持されるなど、ハービンジャー産駒にしては早期から頭角を現していた1頭。とは言え、やはりこの血統は古馬になってからこそという成長曲線を描く。喉の経過もあるのだろうが、ここに来て成績が安定して来ているというのは少なからず父からの能力遺伝もある筈だ。
 

馬名の意味

 

宝石名

 
この牝系では定番の宝石名シリーズ。

関連記事

関連タグ

著者