新潟2歳ステークス直後

 

2019年8月25日 新潟2歳ステークス 芝1600m 新潟競馬場

1着:ウーマンズハート 牝2 (藤岡康太)
2着:ペールエール 牡2 (M.デムーロ)
3着:ビッククインバイオ 牝2 (大野拓弥)

レースタイム:1:35.0(良)
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり3ハロン:32.8
 
スタートもいまいち、道中も馬群に挟まれるなどして位置取りがズルズル下がって行ってしまうなど、少頭数の新馬戦と比べてしたい競馬が全く出来ないまま直線を迎えてしまったモーベット。無理やり大外へ持ち出して脚を使ってはいるものの、スムーズさに欠けてしまい前走の様な爆発力は引き出せなかった。鞍上もレース後に『この馬の走りをさせられなかった』と反省のコメントを残していた。逆を言えばこの1戦で見限る馬では無いという事だろう。
 

新潟2歳ステークス直前

 
併せ馬で軽快に坂路を駆け上がるモーベット

併せ馬で軽快に坂路を駆け上がるモーベット

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新馬戦の内容がとにかく秀逸だったモーベット。逃げ馬が作った11秒台の加速ラップをあっさりと差し切る走りは、同クラブのサリオスよりも十二分に価値のある内容だったと言える。6月デビューからここまで間を空けたのも、今回のレースである程度の好走を期待できる裏返しでもあり、福永祐一騎手を起用したのも陣営の意気込みがヒシヒシと感じられる。後は、1頭ウーマンズハートという強敵がいるものの、血統力で上回る本馬が順当な結果を見せてくれるのではないだろうか。
 

2歳新馬直後

 

2019年6月2日 2歳新馬 芝1600m 東京競馬場

1着:モーベット 牝2 (C.ルメール)
2着:ロジアイリッシュ 牝2 (内田博幸)
3着:ビッククインバイオ 牝2 (戸崎圭太)

レースタイム:1:36.9(良)
レース上がり3ハロン:33.8
勝ち馬上がり3ハロン:33.4
 
発馬のタイミングが合わず約5馬身程度の遅れとなったモーベット。道中はそれでも最後方からゆっくりと進め、前のペースに合わせて脚を溜める。外めを徐々に上がって行くと、直線では先に抜け出したロジアイリッシュを軽く追っただけで瞬時に馬体を並べる一瞬のキレ味を見せた。そこから更に加速して全頭あっさり差し切る内容はまさに圧巻。今後の成長次第では重賞クラスで上位争いが期待出来る1頭だろう。
 

2歳新馬直前

 
乗り込むに連れてどんどん良くなって来たモーベット、さすがに血統馬らしく成長度も高い。オルフェーヴル産駒らしくない大人しさがあり、今の所調整は順調との事。母アイムユアーズは2歳から古馬にかけてキャリアでタイトルを4つも獲得している活躍馬だった。それ以上を期待するのは少々酷かもしれないが、新馬でのパフォーマンス次第では超えられるだけの逸材。その走りを見てから判断しても遅くはないだろう。鞍上はC.ルメール騎手がスタンバイ。
 

モーベット

 
モーベット(アイムユアーズ2017)

モーベット(アイムユアーズ2017)

牝馬

父馬:オルフェーヴル
母馬:アイムユアーズ
母父:ファルブラヴ
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクホースクラブ

通算成績:2戦1勝(1-0-0-1)
主な戦績:2歳新馬
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現役時代、重賞4勝をあげたアイムユアーズの第2仔にあたるモーベット。初年度産駒のユアーズトゥルーリはデビューが遅れに遅れたが、一転して本馬は早期使い出しが見込める母に似たタイプの産駒となる。ファルブラヴの肌自体が優秀なイメージもあり、母の競走能力を考えれば普通に走る馬を出す筈。オルフェーヴルという点が一か八かの風潮もあるが、既に調教でも時計を楽に出している事も踏まえて恐らく当たりの1頭になりそう。
 

血統背景

 
オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ ディクタス
ダイナサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン メジロティターン
メジロオーロラ
エレクトロアート ノーザンテースト
グランマスティーヴンス
アイムユアーズ ファルブラヴ Fairy King Northern Dancer
Fairy Bridge
Gift of the Night Slewpy
Little Nana
セシルブルース エルコンドルパサー Kingmambo
サドラーズギャル
セシルカット サンデーサイレンス
ダイナカール


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ホワイトピルグリム(オーバルカット2005)

ホワイトピルグリム(オーバルカット2005)

牡馬

父馬:クロフネ
母馬:オーバルカット
母父:エリシオ
所属:鮫島一歩厩舎(栗東)
生産:鵜木唯義
馬主:ターフ・スポート

通算成績:36戦5勝(5-1-2-8)
主な戦績:金鯱賞3着など
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血統評価:1.0pt

 
ダイナカールの一族だがエアグルーヴを経由していないので同じイメージだと過剰人気だろう。ただSSにエルコンドルとS級で重ねた上にファルブラヴはもったいなかった印象。母は重賞馬だがまだ産駒結果が出てない上にオルフェーヴル産駒とくれば血統構成からの強調材料としては弱い。
 

前評判

 
シルクホースクラブの募集時でもかなり評判が良く、POGでもまだ実績が無いにも関わらず人気馬を差し置いて上位にランクインする程。“オルフェーヴル×ファルブラヴ”の配合は意外に合っていそうな掛け合わせで、恐らく距離は持たないだろうが桜花賞→NHKマイルカップという路線は少なからず現実味を帯びて来そう。要は父の気性面が上手くポテンシャルの後押しになってくれれば良い。
 

馬名の意味

 

2月7日の誕生色

 
色言葉は自主性、天才的資質。天才的な走りを見せて欲しいという願いから。

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