テレQ杯
2019年8月17日 テレQ杯 ダート1000m 小倉競馬場
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内からロケットスタートを決め、もう1頭の逃げ馬へルディンをダッシュで抑え込んだモンペルデュ。この時点でまさに結果は付いていたと言っても過言ではないだろう。そのままスピードを活かして馬群を引っ張って行くと、直線でも軽斤量を活かしてあっさりと逃げ切り勝ち。同世代でもダートの短距離戦線ならトップクラスのパフォーマンスを出せる1頭ではないだろうか。1200m以下ならタイトルを穫れる器と見た。
モンペルデュ
完全に社台の繁殖用として購入したであろうモンペルデュ。血統表を見てもその意図がしっかりと見て取れる配合で、とは言えダートで走りそうな即戦力を買って来ているのは間違いない。勿論、現地での動きも見ての判断ではあろうが、それにしてもこの手のパターンはある程度走って来るから面白いのである。いずれにせよ、短距離仕様の馬には間違いなく活躍の場はマイル以下での距離適性になるだろう。
血統構成
Cairo Prince | Pioneerof the Nile | エンパイアメーカー | Unbridled |
Toussaud | |||
Star of Goshen | Lord at War | ||
Castle Eight | |||
Holy Bubbette | Holy Bull | Great Above | |
Sharon Brown | |||
Juliac | Accipiter | ||
Juliet | |||
Spanish Post | Flatter | A.P. Indy | Seattle Slew |
Weekend Surprise | |||
Praise | Mr.Prospector | ||
Wild Applause | |||
Spanish Play | Great Gladiator | Timeless Moment | |
Ansellia | |||
Good Decree | Good Old Mort | ||
Risky Decree |
兄弟馬
特になし
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
父も母父も競走実績も種牡馬実績もイマイチで血統構成からの強調材料としてはない。
前評判
2018年のファシグティプトン、ガルフストリーム2歳トレーニングセールにて吉田勝己氏が32万5000ドルで落札している。血統構成からも明らかに次世代を担う社台系の新種牡馬のために輸入された様な1頭だろう。とは言え、走る走らないで言えば現役でも購入にかかる諸費用を回収してくれるだけの活躍はして欲しいところ。当時の調教を見てある程度の感触を得ているだろうから、早期から複数勝利が見込めるのは間違いない。
馬名の意味
ピレネー山脈中央部の山
響きから来るネーミングだろう。
2着:へルディン 牝5 (福永祐一)
3着:メイショウサチシオ 牝5 (武豊)
レースタイム:0:57.3(重)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.8