馬体診断
フランスのオーガスト1歳セールで日本円にして約6800万円の額で購入されたマル外、モトカ。落札したのは近年、高額の外国産を買いまくっている事でお馴染みの了徳寺健二氏。しかし、テソーロ冠名の馬のブレイクは目を見張るものがあり本人にも相当な相馬眼があるのだろう。特に本馬はフランケル産駒の牝馬と当たりの予感がプンプンする。馬体などの詳細情報は少ないものの、既に入厩している事からも年内にはデビューが出来るのではないだろうか。馬体重は不明。
血統背景
Flankel | Galileo | Sadler's Wells | Northern Dancer |
Fairy Bridge | |||
アーバンシー | Miswaki | ||
Allegrtta | |||
Kind | デインヒル | Danzig | |
Razyana | |||
Rainbow Lake | Rainbow Quest | ||
Rockfest | |||
Sasuela | Dashing Blade | Elegant Air | Shirley Heights |
Elegant Tern | |||
Sharp Castan | Sharpen Up | ||
Sultry One | |||
Sacarina | オールドヴィック | Sadler's Wells | |
Cockade | |||
Brave Lass | Ridan | ||
Bravour Ⅱ |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.0pt
ファミリーは、独クラシックホースを大量に出している名門。母の兄はダービー馬、姉はオークス馬、妹はダービー馬の息子がいる。当馬の姉もオークス2着と安定感が高い。そこに父フランケルとなると期待してもいい。良血と言える。
前評判
海外競馬に詳しい評論家の合田直広氏曰く、『フランケル産駒特有のパワーあふれる後肢が魅力で、しなやかで伸びのある歩様が目を引くドイツ系の極上血統牝馬』という評価を与えられていた。実際、母系からは数多のGⅠ馬が出ており、血統的な下地は世界クラス。後は日本競馬に対応出来るかがポイントとなるだろう。
馬名の意味
女性名より
オーナー了徳寺健二氏のお孫さんの名前から命名という噂。
編集部の評価
馬名が残念すぎるが母は繁殖としては期待していいだろうが独自体の国レベルが疑問ではあるが今年のフランケル産駒の中では面白い狙い目ではないだろうか。ただただ馬名が残念ではあるが。(大川)
ドイツ系の重たい血統にフランケルで多少は調和される様な気もするが、そもそも繁殖用で購入しているのではないかと推測する。得てしてこのタイプの馬はデビューから数戦して未勝利、即引退して繁殖に上がるイメージが強くオススメは全く出来ない。むしろこれで走ったら諦めるしか無いだろう。(田中)
父馬:Flankel
母馬:Sasuela
母父:Dashing Blade
所属:吉村圭司厩舎(栗東)
生産:Ecurie des Monceaux & Haras de St Pair(愛)
馬主:了徳寺健二