シリウスステークス直後
2019年9月28日 シリウスステークス ダート2000m 阪神競馬場
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発馬で隣の馬が暴れたタイミングでスタートが切られ、立ち上がる様にして出遅れてしまったモズアトラクション。その後も道中、馬が全く進んで行かずこれまでの様なグンと手応え良く上がって行く姿はどこにも見られず。直線に向いても本馬の影は無く、そのまま後方でゴールを過ぎるだけの1戦となった。レースに持って行くまでの過程で馬に嫌気が差したのだろうか。いずれにせよ、これが力では無いだけに次走以降に改めて見直したい。
シリウスステークス直前
上がり調子のモズアトラクションなら、コース替わりで中央勢が揃うシリウスステークスでも問題なく好勝負を演じてくれる筈だ。追い込み馬ながら4コーナーでポジションを上げて行く自在性も持ち合わせており、単なる後方一辺倒なタイプとは訳が違う。長く良い脚を毎回コンスタントに繰り出せる事が、近走の安定感を生み出しているの要因だろう。今回は人気を背負う形も、いつもとやる走りは何ら変わらない。
エルムステークス直後
2019年8月11日 エルムステークス ダート1700m 札幌競馬場
1着:モズアトラクション 牡5 (藤岡康太)
2着:ハイランドピーク 牡5 (横山和生)
3着:サトノティターン 牡6 (藤岡佑介)
レースタイム:1:41.9(良)
レース上がり3ハロン:37.3
勝ち馬上がり3ハロン:36.0
2着:ハイランドピーク 牡5 (横山和生)
3着:サトノティターン 牡6 (藤岡佑介)
レースタイム:1:41.9(良)
レース上がり3ハロン:37.3
勝ち馬上がり3ハロン:36.0
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外枠スタートで発馬もそこまで良くなかったモズアトラクション。前が速くなるという事も見越して無理に前へ付けず、ゆっくりと後方から道中は追走して行った。予想通り先行争いが激化しハイペースになると、勝負どころでスーッと上がって行く本馬。直線入り口で前を射程圏内に入れると、そこからハイランドピークの外から一気に脚を使ってまとめて差し切り初の重賞タイトルを獲得。まだまだ伸びシロもありそうな1頭で、今後は地方での活躍も視野に入れて良いだろう。
エルムステークス直前
悲願のタイトル制覇ならここだろう。近々の走りを見る限り完全に本格化したモズアトラクション、そうそう後方のままという競馬は考えにくい。展開がハマれば頭まで、そうでなくとも地力の高さでゴール前は詰め寄って来る筈だ。ここ2戦、函館コースのダートでしっかりと最速の末脚を披露してくれている。涼しい環境で馬も調子が良く、一発を狙ってタイトル制覇へ挑む。
平安ステークス直後
2019年5月18日 平安ステークス ダート1900m 京都競馬場
1着:チュウワウィザード 牡4 (川田将雅)
2着:モズアトラクション 牡5 (藤岡康太)
3着:オメガパフューム 牡4 (M.デムーロ)
レースタイム:1:58.1(良)
レース上がり3ハロン:37.4
勝ち馬上がり3ハロン:36.5
2着:モズアトラクション 牡5 (藤岡康太)
3着:オメガパフューム 牡4 (M.デムーロ)
レースタイム:1:58.1(良)
レース上がり3ハロン:37.4
勝ち馬上がり3ハロン:36.5
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道中はもはや定位置になりつつある、後方で死んだふりの追走。途中、オメガパフュームが外から捲って行ったお蔭で流れも向き進路も出来るモズアトラクションにとっては願ってもない展開。一列前にいたチュウワウィザードと一緒に直線でエンジンに点火すると。そこから猛烈な勢いで駆け上がりあっという間に先頭へ。最後はチュウワウィザードと同時にゴールするも、わずかにクビの上げ下げで向こうに軍配が上がった。京都1900mになると走りが一変する様に、このコース相性は相性抜群だ。
モズアトラクション
デビューから10戦して芝で勝ち上がれず、ダート路線転向で2段階飛び級の1000万下に挑戦。そこで上がり最速の4着と意外な好走を見せ、そこから一気にオープンクラスへ駆け上がったモズアトラクション。元から潜在能力は高く、母系もかなり遡れば日本のGⅠ馬などが遠親にいる血統馬でもある。一見、芝向きの様相を呈しているが、結果的に母系のコロナドズクエストが出てパワータイプの走りになったのだろう。ハマれば一発のキャラクターで高配当の使者を演じ続けて欲しいタイプの1頭だ。
血統背景
ジャングルポケット | トニービン | カンパラ | Kalamoun |
State Pension | |||
Severn Bridge | Hornbeam | ||
Priddy Fair | |||
ダンスチャーマー | Nureyev | Northern Dancer | |
Special | |||
Skillful Joy | Nodouble | ||
Skillful Miss | |||
エーシンラクーリエ | コロナドズクエスト | フォーティーナイナー | Mr.Prospector |
File | |||
Laughing Look | Damascus | ||
Laughter | |||
ラリシェス | Exit to Nowhere | Irish River | |
Coup de Folie | |||
ボーディース | Nijinsky | ||
Don't Sulk |
兄弟馬
特になし
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
ファミリー、兄弟に日本実績馬はおらずコロナドズクエスト×ジャングルポケットと掛け合わせもB級だが兄弟は1頭3勝馬がいるので当馬をあわせると2/3が走っている形なので今後の兄弟にも一定以上の期待が現時点ではある。
前評判
1歳の北海道サマーセールにおいて約1000万円の額で落札されたモズアトラクション。デビュー戦から8戦連続で上がり3位内の脚を使っており能力的には高い素質を示していた。その中で勝ち上がれずダート路線に変えた瞬間から覚醒した訳だが、父ジャングルポケットも直仔アウォーディーや母父としてサクセスエナジーを出すなど砂の適性はあったのだろう。タイミングなども上手くハマり一気にダートでオープン入りした珍しいタイプの成り上がりだ。
馬名の意味
冠名+引き寄せる
モズの冠名にインパクトがあるため、何を付けても余り違いが分からないイメージのネーミング。
2着:アングライフェン 牡7 (川田将雅)
3着:メイショウワザシ 牡4 (松山弘平)
レースタイム:2:03.5(良)
レース上がり3ハロン:36.8
勝ち馬上がり3ハロン:36.4