中団から有力馬を差し切る

 

2018年06月03日 安田記念 芝1600m 東京競馬場

1着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
2着:アエロリット 牝4 (戸崎圭太)
3着:スワーヴリチャード 牡4 (M.デムーロ)

レースタイム:1:31.3(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.3
 
スタート後に馬体をぶつけられポジションを下げざるを得なくなったモズアスコット。それでもC.ルメール騎手は慌てず内々を追走し最後の末脚勝負に賭ける。直線に入ると前にいたスワーヴリチャードを追いかける様に追い出しグングン加速、先に抜け出していたアエロリットとの間を割って伸びると最後は半馬身かわして1着でゴール。見事な連闘策からの巻き返しで、平成最後となる安田記念を制した。奇しくも、同じ連闘で勝利したのは平成最初の89年バンブーメモリー以来29年ぶり。
 

一線級相手に互角の競馬で2着

 

2018年04月22日 マイラーズカップ 芝1600m 京都競馬場

1着:サングレーザー 牡4 (福永祐一)
2着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
3着:エアスピネル 牡5 (武豊)

レースタイム:1:31.3(良)※レコード
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
 
マイラーズカップではいつもより前目の位置で追走、4コーナーでは自ら動いて早め先頭の積極的な競馬を試みたモズアスコット。迫るエアスピネルを振り切りそのまま粘り込みを図ったが、最後はサングレーザーに差し切られ惜しくも2着。またしても重賞制覇はお預けとなった。今回、オープンクラス出走という事である意味格下との戦いになると思いきや、揃ったメンバーを見渡せばなかなかの猛者ばかり。あっさりと勝ち切れはしないだろうが、秋に向けて少しでも賞金は加算しておきたい所だろう。
 

坂路で豪快に伸び1番時計

 
坂路で楽々と併走馬をちぎるモズアスコット

坂路で楽々と併走馬をちぎるモズアスコット

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元々稽古は走るタイプのモズアスコット。マイラーズカップの追い切りでは特によく動いて、4ハロン51秒台を楽々とマーク。荒れた馬場で他馬が伸びあぐねる中、この日の1番時計を記録して好調をアピールした。騎乗した助手も『強烈なパワーで反応が凄い』と絶賛していたとか。体調に関しては文句なく、後はレースに行ってどこまでマイルの強豪たちに食い下がれるかだろう。京都外回りは渡月橋ステークスで圧勝した舞台、初重賞制覇の条件は整っている。
 

内容は1番強い競馬での2着

 

2018年02月25日 阪急杯 芝1400m 阪神競馬場

1着:ダイアナヘイロー 牝5 (武豊)
2着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
3着:レッドファルクス 牡7 (川田将雅)

レースタイム:1:20.1(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
 
ダイアナヘイローが完全にマイペースへ持ち込み逃げ切り態勢に入った直線。前残りで行った行ったの競馬になると思われたが、そこへ突っ込んで来たのがモズアスコットとレッドファルクスだった。2頭がダイアナヘイローに目前まで迫った所でゴールイン、結果2着に負けてしまったがこの走りなら十分トップクラスとも張れる実力と見て良いだろう。それこそGⅡ~GⅢレベルを勝つなど時間の問題。
 

一気に重賞ウィナーへ、来年の主役?

 
坂路を颯爽と駆け上がるモズアスコット

坂路を颯爽と駆け上がるモズアスコット

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栗毛に映える白と赤のTEAM矢作カラー。心身共に充実の一途を辿るモズアスコットにとって、重賞初挑戦は道端に落ちている小石程度のハードルとなるのではないだろうか。何せ夏の未勝利勝ちから各昇級戦を重ねる毎に強さが増しており、前走の渡月橋ステークスに関しては後方から古馬勢をまとめて差し切る圧巻の内容。あの競馬が出来るのなら今回のGⅠクラスが揃った1戦でも十分に通用すると見て良いだろう。鞍上には仕事人のC.デムーロ騎手がスタンバイ。5連勝で2017年を締めくくりたい。
 

外目を一気に伸びて大楽勝

 

2017年11月26日 渡月橋ステークス 芝1400m 京都競馬場

1着:モズアスコット 牡3 (吉原寛人)
2着:クライムメジャー 牡3 (A.アッゼニ)
3着:マイネルパラディ 牡3 (石橋脩)

レースタイム:1:21.5(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
 
大外枠から好位を追走、4コーナーでやや後退するロスはあったものの直線スムーズに外へ進路を確保したモズアスコット。そこから鞍上が追い出すと即ギアチェンジ、一瞬にして前を行く馬を飲み込んであっさりとかわしきって見せた。昇級戦とは思えないレース内容で快勝、これで4連勝となり念願のオープン入りを果たした。この勢いで一気に重賞タイトルへチャレンジか。
 

エンジンの性能が違う、反応は圧倒的

 
トップスピードは既に重賞クラスのモズアスコット

トップスピードは既に重賞クラスのモズアスコット

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これまでの3戦、全てにおいて共通しているのは直線での他馬との初速の差。トップギアに入る時のスピードの上がり方が速く、その為スッと後続を引き離す走りはまさに圧巻のひと言。時計面だけで言えば優に1600万クラスも走破可能だ。後はキャリアとクラスが変わった事による展開の質の差に対応出来るかどうかだろう。絶好調のモズ軍団からまた新たな新星が誕生する瞬間が迫っている。
 

3連勝で一気に1600万クラスへ

 

2017年11月11日 三鷹特別 芝1400m 東京競馬場

1着:モズアスコット 牡3 (C.ルメール)
2着:バリス 牡6 (戸崎圭太)
3着:モアナ 牝3 (内田博幸)

レースタイム:1:20.4(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
 
スタートからやや下げ気味で中団に構えたモズアスコット。馬群の中で脚を溜めて直線爆発させる作戦に出るも、ストレートに入った瞬間に前が閉まる不利。しかし、強引に馬体をぶつけてこじ開けたモズアスコットはそこから楽々と前をかわし独走態勢に。後続が来てもまだ余裕の脚取りでどこまでも伸びるという様な内容だった。これで一気に3連勝を達成したが伸びシロは残っている様に思え、このままオープンまで突っ走る可能性は十分だ。次走にも注目したい。
 

フランケルの牡馬から大物??

 

2017年09月24日 3歳上500万下 芝1600m 阪神競馬場

1着:モズアスコット 牡3 (C.ルメール)
2着:キャスパリーグ 牝3 (武豊)
3着:コロナシオン 牝3 (川田将雅)

レースタイム:1:32.7(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
 
スタートを五分に切ったモズアスコット。道中は中団よりやや前のポジションで先行勢に睨みをきかせての追走となった。4コーナーでややフラれ他馬と接触するシーンもあったが、直線に入って伸び脚強烈。上がり最速のパフォーマンスで2着キャスパリーグに3馬身半差を付ける圧勝だった。尚、タイムはマイルを1分32秒7という破格の時計を記録している。この競馬なら一気にオープン入りも目指せるのではないだろうか。フランケル産駒の牡馬で非常に楽しみな1頭が現れた。
 

後方から捲ってノーステッキの楽勝

 

2017年07月16日 3歳未勝利 芝1600m 中京競馬場

1着:モズアスコット 牡3 (内田博幸)
2着:トルネードアレイ 牡3 (福永祐一)
3着:シャンティローザ 牝3 (川田将雅)

レースタイム:1:34.6(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
 
発馬からやや立ち遅れて後方からの競馬を余儀なくされたが、道中で徐々にポジションを上げて行き気が付けば直線入り口では先頭へ。そこでもまだ持ったままの手応えで余裕の競馬だったが、後続が迫ると追い出してラストは猛然と追い込むトルネードアレイに2馬身差をつける圧巻の内容だった。レース動画を見れば分かるが鞍上の内田博幸騎手はステッキを一度も使っていない。この走りならクラスが上がっても即通用のパターンだろう。タイムも上々で次走にも注目したい。
 

モズアスコット

 
モズアスコット(India2014)

モズアスコット(India2014)

牡馬

父馬:フランケル
母馬:India
母父:ヘネシー
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:Summer Wind Farm(米)
馬主:キャピタルシステム

通算成績:11戦5勝(5-3-0-3)
主な戦績:安田記念など
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走り自体は柔らかいが、比較的馬体の作りは固い。フランケルよりも、概ね母父ヘネシー影響が色濃く反映されている印象だ。実際、母のIndiaもアメリカでダート重賞を勝っている様に適正はそちらにある可能性が非常に高いかもしれない。今は芝で結果が出ているが、砂の適性も知りたいところだ。
 

血統背景

 
フランケル Galileo Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
アーバンシー Miswaki
Allegrtta
Kind デインヒル Danzig
Razyana
Rainbow Lake Rainbow Quest
Rockfest
India ヘネシー Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Island Kitty Hawaii
T.C.Kitten
Misty Hour Miswaki Mr.Prospector
Hopespringseternal
Our Tina Marie Nijinsky
Java Moon


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
ファミリーは日本結果はふるっていないのでFrankel産駒にしては、地味な血統ではないだろうか。血統面からの強調材料はない。
 

前評判

 
牧場関係者曰く、『ハミをグッと取って力強い走りを見せています。これから更に良くなって来ると思いますね』との事。配合的には芝、ダート共にこなせそうな気もするが馬体や評価を見ている限りでは断然ダートで走って来そうな雰囲気だ。
 

馬名の意味

 

冠名+イギリスの競馬場の名前

 
世界を股にかけた活躍を願ってのネーミングか。実際、血統は十分にその資格を備え後は素材次第。フランケルの牡馬ではまだ大物が出ていないだけに期待は大きくかかる。

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