マイルチャンピオンシップ直前
いつまで経っても調教での動きには惚れ惚れするモズアスコット。今週の追い切りでも坂路で併走すると、相手を大きく突き放す走りで好調さをアピールしていた。前走のスワンステークスでは勝ったかに見えたゴール前でダイアトニックに差し切られ2着。しかし、目標とされた分の差だろう。今回は幾分楽に乗る事が出来る1戦であり、チャレンジャーとしては直線まで死んだフリをしてラストの末脚に懸ければ良い。前がやり合ってくれれば、昨年の安田記念覇者が復活の勝利をあげるシーンも想定しておきたいところだ。
スワンステークス直後
2019年10月26日 スワンステークス 芝1400m 京都競馬場
via www.youtube.com
スッと発馬を決めて道中は理想的な中団外目を追走して行ったモズアスコット。平均ペースでいつでも進出出来る手応えの中、一列前のマイスタイルを見ながらのレース運びとなった。勝負所で徐々にエンジンを吹かしながら上がって行くと、直線入り口で一気に点火。先に抜け出したマイスタイルに並びかけると一気に前を飲み込む追い込みを見せた。ゴール目前、決着するかに思われたが最後の最後に大外から強襲して来たダイアトニックにハナ差かわされてしまい2着席杯を喫した。まさに昨年の再現の様なレースとなった。
スワンステークス直前
実績はスランプを脱しないものの、調教では普段通りに好時計を連発。フィジカル面では何の衰えも感じさせないモズアスコット。恐らくメンタル面の影響なのだろうか、普通に稽古と同じ様に走ればマイル路線では王者の威厳を保ったままの筈。たった1勝、1度の走りがキッカケになるだろうから今回のスワンステークスを良い機会にして欲しいところ。鞍上にテン乗りの岩田康誠騎手、これが起爆剤となる可能性も十分。
安田記念直後
2019年6月2日 安田記念 芝1600m 東京競馬場
1着:インディチャンプ 牡4 (福永祐一)
2着:アエロリット 牝5 (戸崎圭太)
3着:アーモンドアイ 牝4 (C.ルメール)
レースタイム:1:30.9(良)
レース上がり3ハロン:33.9
勝ち馬上がり3ハロン:32.9
2着:アエロリット 牝5 (戸崎圭太)
3着:アーモンドアイ 牝4 (C.ルメール)
レースタイム:1:30.9(良)
レース上がり3ハロン:33.9
勝ち馬上がり3ハロン:32.9
via www.youtube.com
絶好のスタートから先行集団の一列後ろで競馬を進めたモズアスコット。走りに躍動感もあり、調子は戻って来ているイメージで坂井騎手もレースを運んでいたのだろう。ちょうど4コーナーで外の理想的なコース取りを出来た事から自ら上がって行く形で勝負を仕掛ける。内からインディチャンプが張って来た時にやはり瞬時の反応が悪く置いて行かれてしまったのはまだ全盛期のデキではなかったのだろう。後はジリジリ伸びて結果的に掲示板を伸ばす内容となった。タイム的には昨年とほぼ同じで一応の格好は付けた様子。
安田記念直前
京王杯スプリングカップを使えなかった誤算はあったものの、逆にそれが功を奏したのか追い切りではとんでもない動きで完璧な状態が完成したモズアスコット。時計がかかる馬場で加速ラップを踏んでの坂路49秒台は圧巻のひと言。矢作芳人調教師も状態には太鼓判を押す。後は近走、負け続けている中でのメンタリティがどこまで回復しているかに尽きる。鞍上には新人の坂井瑠星騎手がスタンバイ、人馬共にフレッシュな気持ちで安田記念に挑む。
マイラーズカップ直後
2019年4月21日 マイラーズカップ 芝1600m 京都競馬場
1着:ダノンプレミアム 牡4 (川田将雅)
2着:グァンチャーレ 牡6 (池添謙一)
3着:パクスアメリカーナ 牡4 (藤岡佑介)
レースタイム:1:32.6(良)
レース上がり3ハロン:32.3
勝ち馬上がり3ハロン:32.2
2着:グァンチャーレ 牡6 (池添謙一)
3着:パクスアメリカーナ 牡4 (藤岡佑介)
レースタイム:1:32.6(良)
レース上がり3ハロン:32.3
勝ち馬上がり3ハロン:32.2
via www.youtube.com
明らかな太め残りで叩き台に近い形の参戦となったモズアスコット。レースでも道中は後方に控えて差しを想定した走り、しかしペース自体が遅く前々での競馬となってしまい直線見る姿もなく7着に終わってしまった。ここから安田記念に直行か、それとも昨年の様にもう1戦挟んで叩き上げの仕上げで持って行くか。陣営としては大きく悩む所だろう。いずれにせよ、昨年の様な勢いが無くなっているのは事実である。
マイラーズカップ直前
今年も強いメンバーが揃った1戦となりそうなマイラーズカップ。やはりその中でも安田記念のタイトルは輝いて見える。モズアスコットは昨年末の香港マイル以来となるが鉄砲は効くタイプ。本番は次とは言え、王者らしい走りを見せなければメンツが保てない。絶好調のC.ルメール騎手を背に、ダノンプレミアムやインディチャンプらの明け4歳勢を迎え撃つ。
香港マイル直前
海外遠征もお手の物のチーム矢作。モズアスコット、リスグラシューの2枚看板を連れて来てはいるものの、日本と何ら変わらない雰囲気で追い切りを済ませているのはさすがのひと言。モズアスコットに跨ったC.ルメール騎手も『リラックスしていて良い状態』と調子には太鼓判。前走が不利を受けての不完全燃焼だった1戦だっただけに、ここに懸ける意気込みは人一倍大きい筈だ。
マイルチャンピオンシップ直後
2018年11月18日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場
1着:ステルヴィオ 牡3 (W.ビュイック)
2着:ペルシアンナイト 牡4 (M.デムーロ)
3着:アルアイン 牡4 (川田将雅)
レースタイム:1:33.3(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
2着:ペルシアンナイト 牡4 (M.デムーロ)
3着:アルアイン 牡4 (川田将雅)
レースタイム:1:33.3(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
via www.youtube.com
基本的にスタートはいつもモッサリと出るモズアスコット。想定通り中団後方待機から直線での末脚勝負にかける競馬。ペースは落ち着くもそこまで前との差もなく、射程圏内に入れての外目追走となった。勝負どころで徐々にエンジンをふかして行き、いざ直線入り口で加速仕掛けた所で他馬と接触。一旦立て直す不利を受けそこから追い上げるも時既に遅し。全く見る影もなく13着とキャリア史上最低着順を記録して負けてしまった。ルメール騎手もレース後、『力を出しきれなかった』と苦い表情でコメントしている。
マイルチャンピオンシップ直前
トレードカラーである紅白が瞬時に坂路を駆け上がって行った。最終追い切りでモズアスコットは、併走馬を4馬身ちぎる猛烈リハを敢行。とは言え、本人は楽々と走っているだけで決して無理をしての動きではない。前走は+10kgに加えて、他馬とは2kgの斤量差。後ろからロードクエストに差し切られても何ら悲観する必要は無い。先週リスグラシューでGⅠを勝利した勢いに乗って、矢作厩舎も最高の11月と行きたいところ。王者モズアスコットの態勢は整っている。
スワンステークス直後
2018年10月27日 スワンステークス 芝1400m 京都競馬場
1着:ロードクエスト 牡5 (M.デムーロ)
2着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
3着:グァンチャーレ 牡6 (古川吉洋)
レースタイム:1:21.5(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
2着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
3着:グァンチャーレ 牡6 (古川吉洋)
レースタイム:1:21.5(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
via www.youtube.com
ペースは淡々と流れて馬群がまとまったまま直線コースへ。中団外目を追走したモズアスコットが一気に前を捉えたものの、更に大外から追い込んだロードクエストと馬体を並べる様にしてゴールへ併入。僅かにクビの上げ下げでハナ差前に出たロードクエストが勝利し、モズアスコットは2着惜敗を喫した。とは言え、馬体も8部程度の仕上げであくまでも本番はマイルチャンピオンシップ。叩いてこその1頭だけに、次回の走りこそ安田記念覇者のパフォーマンスの出しどころだろう。
スワンステークス直前
休み明けでも楽々と坂路で51秒台を出すモズアスコット。やればやる程伸びるといった感じで、秋初戦を迎えてやや余裕残しの仕上がりといった所だろう。とは言え。GⅠ馬となって挑戦者を迎え撃つ立場。矢作調教師も『現時点では何の問題もない仕上がり。人気を集めるだろうし恥ずかしい走りは出来ない』と引き締まった表情でスワンステークスに挑む。鞍上は無双中のC.ルメール騎手。
安田記念直後
2018年06月03日 安田記念 芝1600m 東京競馬場
1着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
2着:アエロリット 牝4 (戸崎圭太)
3着:スワーヴリチャード 牡4 (M.デムーロ)
レースタイム:1:31.3(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.3
2着:アエロリット 牝4 (戸崎圭太)
3着:スワーヴリチャード 牡4 (M.デムーロ)
レースタイム:1:31.3(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.3
via www.youtube.com
スタート後に馬体をぶつけられポジションを下げざるを得なくなったモズアスコット。それでもC.ルメール騎手は慌てず内々を追走し最後の末脚勝負に賭ける。直線に入ると前にいたスワーヴリチャードを追いかける様に追い出しグングン加速、先に抜け出していたアエロリットとの間を割って伸びると最後は半馬身かわして1着でゴール。見事な連闘策からの巻き返しで、平成最後となる安田記念を制した。奇しくも、同じ連闘で勝利したのは平成最初の89年バンブーメモリー以来29年ぶり。
マイラーズカップ直後
2018年04月22日 マイラーズカップ 芝1600m 京都競馬場
1着:サングレーザー 牡4 (福永祐一)
2着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
3着:エアスピネル 牡5 (武豊)
レースタイム:1:31.3(良)※レコード
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
2着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
3着:エアスピネル 牡5 (武豊)
レースタイム:1:31.3(良)※レコード
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
via www.youtube.com
マイラーズカップではいつもより前目の位置で追走、4コーナーでは自ら動いて早め先頭の積極的な競馬を試みたモズアスコット。迫るエアスピネルを振り切りそのまま粘り込みを図ったが、最後はサングレーザーに差し切られ惜しくも2着。またしても重賞制覇はお預けとなった。今回、オープンクラス出走という事である意味格下との戦いになると思いきや、揃ったメンバーを見渡せばなかなかの猛者ばかり。あっさりと勝ち切れはしないだろうが、秋に向けて少しでも賞金は加算しておきたい所だろう。
マイラーズカップ直前
元々稽古は走るタイプのモズアスコット。マイラーズカップの追い切りでは特によく動いて、4ハロン51秒台を楽々とマーク。荒れた馬場で他馬が伸びあぐねる中、この日の1番時計を記録して好調をアピールした。騎乗した助手も『強烈なパワーで反応が凄い』と絶賛していたとか。体調に関しては文句なく、後はレースに行ってどこまでマイルの強豪たちに食い下がれるかだろう。京都外回りは渡月橋ステークスで圧勝した舞台、初重賞制覇の条件は整っている。
阪急杯直後
2018年02月25日 阪急杯 芝1400m 阪神競馬場
1着:ダイアナヘイロー 牝5 (武豊)
2着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
3着:レッドファルクス 牡7 (川田将雅)
レースタイム:1:20.1(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
2着:モズアスコット 牡4 (C.ルメール)
3着:レッドファルクス 牡7 (川田将雅)
レースタイム:1:20.1(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
via www.youtube.com
ダイアナヘイローが完全にマイペースへ持ち込み逃げ切り態勢に入った直線。前残りで行った行ったの競馬になると思われたが、そこへ突っ込んで来たのがモズアスコットとレッドファルクスだった。2頭がダイアナヘイローに目前まで迫った所でゴールイン、結果2着に負けてしまったがこの走りなら十分トップクラスとも張れる実力と見て良いだろう。それこそGⅡ~GⅢレベルを勝つなど時間の問題。
阪急杯直前
栗毛に映える白と赤のTEAM矢作カラー。心身共に充実の一途を辿るモズアスコットにとって、重賞初挑戦は道端に落ちている小石程度のハードルとなるのではないだろうか。何せ夏の未勝利勝ちから各昇級戦を重ねる毎に強さが増しており、前走の渡月橋ステークスに関しては後方から古馬勢をまとめて差し切る圧巻の内容。あの競馬が出来るのなら今回のGⅠクラスが揃った1戦でも十分に通用すると見て良いだろう。鞍上には仕事人のC.デムーロ騎手がスタンバイ。5連勝で2017年を締めくくりたい。
渡月橋ステークス直後
2017年11月26日 渡月橋ステークス 芝1400m 京都競馬場
1着:モズアスコット 牡3 (吉原寛人)
2着:クライムメジャー 牡3 (A.アッゼニ)
3着:マイネルパラディ 牡3 (石橋脩)
レースタイム:1:21.5(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
2着:クライムメジャー 牡3 (A.アッゼニ)
3着:マイネルパラディ 牡3 (石橋脩)
レースタイム:1:21.5(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
via www.youtube.com
大外枠から好位を追走、4コーナーでやや後退するロスはあったものの直線スムーズに外へ進路を確保したモズアスコット。そこから鞍上が追い出すと即ギアチェンジ、一瞬にして前を行く馬を飲み込んであっさりとかわしきって見せた。昇級戦とは思えないレース内容で快勝、これで4連勝となり念願のオープン入りを果たした。この勢いで一気に重賞タイトルへチャレンジか。
渡月橋ステークス直前
これまでの3戦、全てにおいて共通しているのは直線での他馬との初速の差。トップギアに入る時のスピードの上がり方が速く、その為スッと後続を引き離す走りはまさに圧巻のひと言。時計面だけで言えば優に1600万クラスも走破可能だ。後はキャリアとクラスが変わった事による展開の質の差に対応出来るかどうかだろう。絶好調のモズ軍団からまた新たな新星が誕生する瞬間が迫っている。
三鷹特別直後
2017年11月11日 三鷹特別 芝1400m 東京競馬場
1着:モズアスコット 牡3 (C.ルメール)
2着:バリス 牡6 (戸崎圭太)
3着:モアナ 牝3 (内田博幸)
レースタイム:1:20.4(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
2着:バリス 牡6 (戸崎圭太)
3着:モアナ 牝3 (内田博幸)
レースタイム:1:20.4(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
via www.youtube.com
スタートからやや下げ気味で中団に構えたモズアスコット。馬群の中で脚を溜めて直線爆発させる作戦に出るも、ストレートに入った瞬間に前が閉まる不利。しかし、強引に馬体をぶつけてこじ開けたモズアスコットはそこから楽々と前をかわし独走態勢に。後続が来てもまだ余裕の脚取りでどこまでも伸びるという様な内容だった。これで一気に3連勝を達成したが伸びシロは残っている様に思え、このままオープンまで突っ走る可能性は十分だ。次走にも注目したい。
3歳上500万下直後
2017年09月24日 3歳上500万下 芝1600m 阪神競馬場
1着:モズアスコット 牡3 (C.ルメール)
2着:キャスパリーグ 牝3 (武豊)
3着:コロナシオン 牝3 (川田将雅)
レースタイム:1:32.7(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
2着:キャスパリーグ 牝3 (武豊)
3着:コロナシオン 牝3 (川田将雅)
レースタイム:1:32.7(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
via www.youtube.com
スタートを五分に切ったモズアスコット。道中は中団よりやや前のポジションで先行勢に睨みをきかせての追走となった。4コーナーでややフラれ他馬と接触するシーンもあったが、直線に入って伸び脚強烈。上がり最速のパフォーマンスで2着キャスパリーグに3馬身半差を付ける圧勝だった。尚、タイムはマイルを1分32秒7という破格の時計を記録している。この競馬なら一気にオープン入りも目指せるのではないだろうか。フランケル産駒の牡馬で非常に楽しみな1頭が現れた。
3歳未勝利直後
2017年07月16日 3歳未勝利 芝1600m 中京競馬場
1着:モズアスコット 牡3 (内田博幸)
2着:トルネードアレイ 牡3 (福永祐一)
3着:シャンティローザ 牝3 (川田将雅)
レースタイム:1:34.6(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
2着:トルネードアレイ 牡3 (福永祐一)
3着:シャンティローザ 牝3 (川田将雅)
レースタイム:1:34.6(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
via www.youtube.com
発馬からやや立ち遅れて後方からの競馬を余儀なくされたが、道中で徐々にポジションを上げて行き気が付けば直線入り口では先頭へ。そこでもまだ持ったままの手応えで余裕の競馬だったが、後続が迫ると追い出してラストは猛然と追い込むトルネードアレイに2馬身差をつける圧巻の内容だった。レース動画を見れば分かるが鞍上の内田博幸騎手はステッキを一度も使っていない。この走りならクラスが上がっても即通用のパターンだろう。タイムも上々で次走にも注目したい。
モズアスコット
走り自体は柔らかいが、比較的馬体の作りは固い。フランケルよりも、概ね母父ヘネシー影響が色濃く反映されている印象だ。実際、母のIndiaもアメリカでダート重賞を勝っている様に適正はそちらにある可能性が非常に高いかもしれない。今は芝で結果が出ているが、砂の適性も知りたいところだ。
血統背景
フランケル | Galileo | Sadler's Wells | Northern Dancer |
Fairy Bridge | |||
アーバンシー | Miswaki | ||
Allegrtta | |||
Kind | デインヒル | Danzig | |
Razyana | |||
Rainbow Lake | Rainbow Quest | ||
Rockfest | |||
India | ヘネシー | Storm Cat | Storm Bird |
Terlingua | |||
Island Kitty | Hawaii | ||
T.C.Kitten | |||
Misty Hour | Miswaki | Mr.Prospector | |
Hopespringseternal | |||
Our Tina Marie | Nijinsky | ||
Java Moon |
兄弟馬
特になし
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
ファミリーは日本結果はふるっていないのでFrankel産駒にしては、地味な血統ではないだろうか。血統面からの強調材料はない。
前評判
牧場関係者曰く、『ハミをグッと取って力強い走りを見せています。これから更に良くなって来ると思いますね』との事。配合的には芝、ダート共にこなせそうな気もするが馬体や評価を見ている限りでは断然ダートで走って来そうな雰囲気だ。
馬名の意味
冠名+イギリスの競馬場の名前
世界を股にかけた活躍を願ってのネーミングか。実際、血統は十分にその資格を備え後は素材次第。フランケルの牡馬ではまだ大物が出ていないだけに期待は大きくかかる。
2着:モズアスコット 牡5 (岩田康誠)
3着:マイスタイル 牡5 (横山典弘)
レースタイム:1:21.3(稍重)
レース上がり3ハロン:35.0
勝ち馬上がり3ハロン:33.6