ローズステークス直前

 
夏を越して元気いっぱいで好調持続のモアナアネラ

夏を越して元気いっぱいで好調持続のモアナアネラ

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春はモタモタしていたモアナアネラだが、未勝利での快勝をキッカケに馬がだいぶ変わって来た。そこからは古馬との対戦においても安定した走りで2戦目に勝ち上がり。内容も非常に優秀で、徐々に母の遺伝子が覚醒して来ているのだろう。その成長曲線に合わせて出走するレースが母も制したローズステークス。ここで母子制覇でも飾れば一躍秋華賞での有力候補に躍り出るのだが、さて果たして。
 

都井岬特別直後

 

2019年8月3日 都井岬特別 芝2000m 小倉競馬場

1着:モアナアネラ 牝3 (浜中俊)
2着:ワタシヲマッテル 牝4 (西村淳也)
3着:ビッグピクチャー 牝3 (福永祐一)

レースタイム:2:00.1(良)
レース上がり3ハロン:36.1
勝ち馬上がり3ハロン:35.9
 
外から前に出して行って先行集団の直後でポジションを取ったモアナアネラ。積極的な立ち回りで外目を気持ち良さそうに追走して行くと、4コーナーではほぼ逃げ馬に並びかけて行く入り。直線コースに入ると勢いそのままに先頭へ立って抜け出しを図った。最後まで脚を使い、後続をきっちりと振り切って2勝目のゴールを駆け抜けた。これでまだローテーション的には秋華賞への参戦も可能性として残されている。
 

都井岬特別直前

 
昇級2戦目で更に前進が見込めるモアナアネラ

昇級2戦目で更に前進が見込めるモアナアネラ

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ようやく母の血が少しずつ覚醒して来たモアナアネラ。体が小さい分成長のスピードも遅いが、実戦を重ねる毎に素質の片鱗を示す様になって来ている。馬格は無いが使い詰めが出来るタイプで、思っているよりも本格化は早そうな気配。いずれにせよ、ローテーション的に今回の都井岬特別を勝てないと、秋華賞へのステップレースも使えない可能性が出て来るだけに陣営としては是が非でもものにしておきたい。
 

3歳上1勝クラス直後

 

2019年7月13日 3歳上1勝クラス 芝2000m 中京競馬場

1着:タンタラス 牝3 (川田将雅)
2着:モアナアネラ 牝3 (浜中俊)
3着:エイシンロード 牝3 (松山弘平)

レースタイム:2:00.8(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:35.1
 
スタート直後、逃げたタンタラスから数列後ろの位置で内の経済コースを追走したモアナアネラ。道中はジッと馬群で脚と溜め、最後の直線勝負に賭ける戦法を取ったのだろう。上手く4コーナーで馬群を縫う様にして外目に持ち出すと、そこからジワジワと脚を伸ばして粘るタンタラスとの差を詰めて行く。上がり最速の脚は使うものの、僅かに先頭へは届かず2着でゴールイン。とは言え、昇級戦で古馬との初対戦としては上々のパフォーマンスだったのではないだろうか。
 

3歳上1勝クラス直前

 
未勝利戦は直線だけで一気に後続を突き放して3馬身差の勝利を飾ったモアナアネラ。抜け出す脚の鋭さはやはり一流の血統馬らしいそれで、今後の活躍を予感させるものだった。しかしながらその時の馬体重が420kg。クラスが上がって行けば行くほど、揉まれる様な厳しい競馬も多くなって行くだろう。その為には少しでも馬体重を増やしておきたいのが本音。少なくともふた桁は増加して出走して欲しいところだが果たして。
 

3歳未勝利直後

 
2019年5月12日 3歳未勝利 芝2000m 京都競馬場

2019年5月12日 3歳未勝利 芝2000m 京都競馬場

1着:モアナアネラ 牝3 (浜中俊)
2着:ランランウイング 牝3 (松山弘平)
3着:ミカエリビジン 牝3 (藤岡康太)

レースタイム:2:00.8(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
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スローペースの流れを中団でしっかり折り合い脚を溜めたモアナアネラ。4コーナーでジワジワとポジションを上げて行くと、直線は早々に決め手を炸裂させて単独先頭へ。更に後続を引き離すと、2着のランランウイングにあっさりと3馬身差付けて完勝の内容で初勝利を飾った。7冠牝馬の母ジェンティルドンナもホッと肩を撫で下ろしたのではないだろうか。今後上のクラスで戦って行くには420kgの馬体を400kg中盤にまでは増やして行きたいところ。
 

2歳未勝利直後

 

2018年12月8日 2歳未勝利 芝1800m 阪神競馬場

1着:エスポワール 牝2 (M.デムーロ)
2着:オーロトラジェ 牝2 (J.モレイラ)
3着:モアナアネラ 牝2 (川田将雅)

レースタイム:1:48.8(良)
レース上がり3ハロン:35.4
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
 
スタートからもっさりと動き出すモアナアネラ。道中は後方に位置するも、勝負所でロングスパートをかけて早め進出の少々強引な競馬を試みた。川田将雅騎手なりに馬に発奮材料を与える意味での騎乗だったと言える。それでも最後まで懸命に走って3着と、少しずつではあるがパフォーマンスも良くなっているのは確か。後は大きく減っていた馬体重が戻っているかどうかに注目しておきたい。鞍上は武豊騎手がスタンバイ。
 

2歳未勝利直前

 
稽古の動きもピリッとして来ており、明らかに走りに素軽さが出て来ているのは何より。前走はあくまでも馬の能力を図る上での騎乗だっただけに本当の意味で勝負の1戦は今回だ。川田将雅騎手に乗り替わったのもそういう意味であり、鮮やかに勝ち切る様ならクラシック戦線に乗って行ける権利は得られるだろう。相手はエスポワールとオーロトラジェの2頭か。
 

2歳新馬直後

 

2018年11月04日 2歳新馬 芝1600m 京都競馬場

1着:サヴォワールエメ 牝2 (M.デムーロ)
2着:ハナイロコマチ 牝2 (川島信二)
3着:ブランシェット 牝2 (和田竜二)

レースタイム:1:35.8(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
 
外枠から道中は中団外目を追走するモアナアネラ。勝負どころで追われるとやや頭を高くしながらも上がって行き直線コースへ。そこからグンと伸び切れず、ジワジワと前をかわして行き掲示板圏内の争いに加わる走り。最後は外からブランシェットに差し切られ4着敗退を喫してしまう。ヨレるシーンもあり、まだまだ馬が若く幼い。レース慣れしてくれればもっとパンとした走りが期待出来るだろう、母同様に今後の巻き返しに注目したい。
 

モアナアネラ

 
モアナアネラ(ジェンティルドンナ2016)

モアナアネラ(ジェンティルドンナ2016)

牝馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ジェンティルドンナ
母父:ディープインパクト
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:7戦2勝(2-1-1-3)
主な戦績:都井岬特別など
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牝馬らしい丸みのある体つきで、まだしっかりとフォルムが出て来るのは先になりそう。現時点での判断は難しいが、何より年度代表馬に2回も輝いた名牝ジェンティルドンナの初仔。走る走らないは別として注目すべき1頭だろう。やや馬格に欠ける為、先ずは馬の成長を待ちながらじっくりの調整になりそう。馬体に春の段階で442kg。
 

血統背景

 
キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
Raise You
Miesque Nureyev
Pasadoble
マンフィス ラストタイクーン トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
ジェンティルドンナ ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
ドナブリーニ Bertolini Danzig
Aquilegia
Cal Norma's Lady リファーズスペシャル
June Darling


 

兄弟馬

 
初仔
 

近親馬

 
ドナウブルー(ドナブリーニ2008)

ドナウブルー(ドナブリーニ2008)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ドナブリーニ
母父:Bertolini
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:23戦5勝(5-3-3-12)
主な戦績:京都牝馬ステークス、関谷記念など
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血統評価:1.0pt

 
母は日本史上最強牝馬だけに期待せずにはいられないが祖母ドナブリーニは、最初の2頭以外パッとせずファミリー力があるかはドナブリーニとジェンティルドンナ産駒の活躍次第となる。ディープインパクト×キングカメハメハで日本の現時点での最高の配合ではあるが兄弟実績がない現時点だと母が偉大でも信用はできない。ただただ期待せずにはいられない。
 

前評判

 
具体的に特筆すべきコメントが残されていない点は気になる所。とは言え、母がGⅠ7勝馬でキングカメハメハ×ディープインパクト産駒だ。急激な成長含めて、走る馬の下地は揃いに揃っている。牧場スタッフも『焦らずゆっくり進めて行きたい』との事で、恐らく年末頃のデビューとなるのではないだろうか。POG的にはややリスクがある可能性も高いが、それでも夢見て指名したいと思わせる1頭には違いない。
 

馬名の意味

 

大海の天使(ハワイ語)

 
何故かジェンティルドンナ産駒がハワイ語引用。キングカメハメハからインスパイアか。

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