楽々と逃げ切り勝ちで次走に期待
2017年12月03日 2歳新馬 ダート1800m 中山競馬場
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スタートから先手を取って超スローペースに落とし込んだメジャーラプソディ。直線コースで先行集団を引き離すと最後は後方待機組に詰め寄られるものの及第点の逃げ切り勝ち。血統からして明らかにダート仕様のイメージだが、一度は芝での走りも見てみたい。とは言え、母父オペラハウスからしても相当なパワー型には変わり無いだろう。姉とは少し違ったタイプの産駒として考えたい。
メジャーラプソディ
父が変わった事により、姉の様なボリュームのあるゴツゴツの馬体では無くなっている。幾らか脚長で銅もスラッとしている事から距離への融通は間違いなくこちらの方が効くだろう。ダート適性は勿論だが、手先が軽そうな雰囲気で芝でも十分に走れそうな印象を受ける。いずれにせよ、年齢を重ねる毎に砂への適性が上がって来るだろうが、若駒の内は芝とダート兼用タイプと見る。
血統背景
ゴールドアリュール | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ニキーヤ | Nureyev | Northern Dancer | |
Fairy Bridge | |||
Reluctant Guest | Hostega | ||
Vaguely Royal | |||
キャッチータイトル | オペラハウス | Sadler's Wells | Northern Dancer |
Fairy Bridge | |||
Colorspin | High Top | ||
Reprocolor | |||
タイトルド | Rainbow Quest | Blushing Groom | |
I Will Follow | |||
Her Ladyship | Polish Precedent | ||
Upper Strata |
兄妹馬
近親馬
特になし
血統評価:3.3pt
ヨーロッパ色の強い母の血統×SS系種牡馬での安定感としてはかなり高い。芝種牡馬でもパワー系の母にパワー系の父で結果を出しており、父がダート種牡馬にかわっても良い方向に向きそうな印象。ある程度期待していいのではないだろうか。
前評判
稽古の動きも上々、全姉を管理した田村調教師に『走りにガツンと手応えがありますね、これは走りそうですよ』とまで言わしめた逸材。1度は11月にデビュー予定だったが、再度調整をし直しての12月に初陣となった。気性も姉弟と比べて落ち着きがあり扱いやすいとの事。その為、距離も幾らか長めに対応出来るのかもしれない。
馬名の意味
偉大な狂詩曲
メジャーエンブレムが走った事により、それにあやかってメジャー◯◯の馬名にしたのだろう。父がゴールドアリュール産駒に変わった事は余りネーミングには反映されなかった様だ。
2着:レセディラローナ 牝2 (丸田恭介)
3着:ラインアストリア 牝2 (武藤雅)
レースタイム:1:57.8(良)
レース上がり3ハロン:40.6
勝ち馬上がり3ハロン:40.6