近代競馬のスピードを象徴する1頭

 
母はあのウオッカを破ったエイジアンウインズ

母はあのウオッカを破ったエイジアンウインズ

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2008年のヴィクトリアマイルで当時の現役最強馬ウオッカに土を付けたエイジアンウインズ。これまで4頭の産駒での繁殖実績は全く奮わないが、今回配合されたのはあのロードカナロア。時代は違えど、2000年代の短距離界を席巻した2頭による産駒がスピード不足な訳が無い。調教ではまだしっかりと強く追っていない様だが、ピッチ走法で小気味良い走りを披露している。小回りコースにも合っており、いきなり素質の高さを見せつけ圧勝するシーンもあり得るだろう。
 

メジェールスー

 
メジェールスー(エイジアンウインズ2015)

メジェールスー(エイジアンウインズ2015)

牝馬

父馬:ロードカナロア
母馬:エイジアンウインズ
母父:フジキセキ
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:藤原牧場
馬主:太田珠々子
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確たる資料画像がなく馬体批評はレース後に追って。両親は共に400kg台後半の大柄な馬だった事からも、小柄では無い可能性が高い。加えて、元を辿れば“キングカメハメハ×サンデーサイレンス”の相性が良い配合だけに駄馬が出る事は無いだろう。思えばこれまで、何故かコンデュイットやワークフォース、エンパイアメーカーと『?』が付く様な種牡馬を付けられて来ただけに、母の名誉の為にも巻き返すならこの1頭になるに違いない。
 

血統背景

 
ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
レディブラッサム Storm Cat Storm Bird
Terlingua
サラトガデュー Cormorant
Super Luna
エイジアンウインズ フジキセキ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アイリッシュダンス トニービン
ビューバーダンス
サクラサクⅡ デインヒル Danzig
Razyana
サクラフブキ フォーティナイナー
Bound


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
エバーブロッサム

エバーブロッサム

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:サクラサクⅡ
母父:フジキセキ
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:宇田豊

通算成績:12戦1勝 (1-3-0-8)
主な戦績:オークス2着など
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血統評価:1.0pt

 
サクラサク一族は、複数牝馬で重賞級をだしておりその中で一番実績のある母の産駒だが兄弟は中央で1勝もしていないので血統背景としては、強調材料はない。
 

前評判

 
『お母さんに似てスピード感は抜群。強めの負荷をかけても走りがブレないし、他の馬と並ばせたら闘争心むき出しですね。それに牝馬でも肝が座っていて、初めての場所でも凄く大人しいんですよ。ある意味で大物感たっぷりですよ。ここまで凄く順調に来れましたし、レースではどんな走りをするか楽しみにしています』との事。エイジアンウインズから初めて期待値の高い1頭が誕生の予感だ。
 

馬名の意味

 

じゃじゃ馬(フランス語)+人名

 
“じゃじゃ馬スーちゃん”を他国語でアレンジした結果のネーミング。元ネタはともかく、名前の響きはかなり良い感じ。得てしてこういう馬から大物が出るというものだ。太田氏のネーミングも昔から相当ハイセンス。
 

編集部の評価

 
母と父の組み合わせはよさそうだが、兄弟実績がなさすぎるのでここは迷わずパス。(大川)
 
エイジアンウインズにロードカナロアをかけて走らなければ、もうお母さん自体は繁殖牝馬として用無しだろう。今回の産駒がある種の最後通告とも言える1頭な訳だ。但し、前述にもあるが何故かこれまでの種牡馬は不可解な馬ばかりだったので(1頭キングカメハメハ産駒はいるが)、個人的にはメジェールスーに大暴れをしてもらいたいもの。マイルまでならかなりやれてもおかしくない。(田中)

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