アルゼンチン共和国杯直後

 

2019年11月3日 アルゼンチン共和国杯 芝2500m 東京競馬場

1着:ムイトオブリガード 牡5 (横山典弘)
2着:タイセイトレイル 牡4 (戸崎圭太)
3着:アフリカンゴールド セ4 (C.ルメール)

レースタイム:2:31.5(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.8
 
スタートからやや押し気味にポジションを前に付けて行ったムイトオブリガード。外からハナを奪ったオジュウチョウサンのちょうど直後をインベタで回る形となり道中は淡々と追走して行った。ペースもスローな流れとなり瞬発力勝負を求めていた同馬にとっては願ってもない流れ。そのまま大きな動きもなく4コーナーから直線に入って行くと、空いた内のスペースを突いて早め単独先頭に立った。そこから内にタイセイトレイル、外からアフリカンゴールドが迫って来るとまたもうひと伸びして最後までゴールを譲らず念願の重賞初勝利を飾った。横山典弘騎手してやったりの騎乗でゴール後にはガッツポーズが飛び出した。
 

アルゼンチン共和国杯直前

 
CWコースで併せて絶好の動きを披露したムイトオブリガード

CWコースで併せて絶好の動きを披露したムイトオブリガード

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1週前に続いてCWコースで追われたムイトオブリガード。6ハロン78秒台で回って来ると、最後の1ハロンも11秒台でまとめる圧巻の動きを見せ仕上がりは万全。かなりデキが良さそうで、東京2500mの舞台なら今の実力を思う存分発揮できるだろう。鉄砲は2戦2勝と効くタイプで、鞍上に奇才・横山典弘騎手を迎えて必勝態勢で昨年同レース2着のリベンジを誓う。秋の最大目標はジャパンカップに置いており、出走する為にもここは是が非でもタイトルを手にしたいところ。
 

目黒記念直前

 
ムイトオブリガードと言えば、昨年の青嵐賞から怒涛の3連勝、とどめはアルゼンチン共和国杯でパフォーマプロミスの2着に入ったのが鮮烈な印象を残している。そこだけを取れば完全に関東馬のイメージだったがれっきとした栗東の角田晃一厩舎所属である。そして、今回それ以来となる待望の目黒記念へ参戦。走りを見ても馬が変わったかの様にイキイキと走る東京コース、ここで一気にタイトル獲得と行きたいところ。
 

日経新春杯直後

 

2019年1月13日 日経新春杯 芝2400m 京都競馬場

1着:グローリーヴェイズ 牡4 (M.デムーロ)
2着:ルックトゥワイス 牡6 (岩田康誠)
3着:シュペルミエール 牡6 (北村宏司)

レースタイム:2:26.2(良)
レース上がり3ハロン:37.7
勝ち馬上がり3ハロン:36.8
 
大外枠、道中も外に張り出されるレース運びとなってしまったムイトオブリガード。勝ったグローリーヴェイズが最内でジッと我慢していた事を考えれば、それとは両極端な苦しい競馬だった。加えて、川田騎手曰く『久々の右回り、今の重たい馬場も合わず苦しがっていた』とのコメント。色々な要素が重なっての敗戦と言え、逆を言えば左回りの中長距離戦なら自信の本命候補と言える。次なる1戦はダイヤモンドステークスか?
 

ムイトオブリガード

 
ムイトオブリガード(ピサノグラフ2014)

ムイトオブリガード(ピサノグラフ2014)

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:ピサノグラフ
母父:サンデーサイレンス
所属:角田晃一厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:市川義美ホールディングス

通算成績:21戦6勝(6-4-1-10)
主な戦績:アルゼンチン共和国杯など
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祖母にシンコウラブリイ、更にその前のハッピートレイルズ一族に属するムイトオブリガード。近親には日本でも重賞を制した活躍馬が多数いる血統で、相当な繁栄ファミリーの出自である。そこにルーラーシップが重ねられ長距離仕様に向いた1頭。母父サンデーサイレンスの影響か、思った以上の素軽さも兼ね備えており上がり勝負にも十分対応出来る。得意の左回りなら重賞タイトルも視野に入って来るだろう。
 

血統背景

 
ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
エアグルーヴ トニービン カンパラ
Severn Bridge
ダイナカール ノーザンテースト
シャダイフェザー
ピサノグラフ サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
シンコウラブリイ Caerleon Nijinsky
Foreseer
ハッピートレイルズ ポッセ
ロイコン


 

兄弟馬

 
ジャズファンク(ピサノグラフ2012)

ジャズファンク(ピサノグラフ2012)

牡馬

父馬:ハービンジャー
母馬:ピサノグラフ
母父:サンデーサイレンス
所属:角田晃一厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:市川義美ホールディングス

通算成績:35戦5勝(5-4-4-22)
主な戦績:壇ノ浦特別など
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近親馬

 
ロードクロノス(シンコウラブリイ1995)

ロードクロノス(シンコウラブリイ1995)

牡馬

父馬:トニービン
母馬:シンコウラブリイ
母父:Caerleon
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:大樹ファーム
馬主:ロードホースクラブ

通算成績:30戦8勝 (8-4-4-14)
主な戦績:中京記念など
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チェッキーノ(ハッピーパス2013)

チェッキーノ(ハッピーパス2013)

牝馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ハッピーパス
母父:サンデーサイレンス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:7戦3勝 (3-2-0-2)
主な戦績:オークス2着など
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血統評価:1.0pt

 
ハッピートレイルズからシンコウラブリイと続く母系で日本で相性のいいカーリアン×サンデーサイレンスの母は、繁殖として期待できるがそこまでの産駒はまだ出していない。本馬が出世頭として母の評価を引き続きあげてほしい。
 

前評判

 
“ルーラーシップ×サンデーサイレンス(SS系)”は、同父産駒の成功例である。主に中長距離での持久力勝負に長けた馬が多く、且つそれなりのキレ味も備えているので大崩れする事が少ない。3歳時は脚元の影響もあってダートで使われていたが、パンとして来た以降は芝でメキメキと頭角を現す活躍。特に東京競馬場での3連勝におけるパフォーマンスは相当なモノだった。
 

馬名の意味

 

どうもありがとう(ポルトガル語)

 
近年、ピサノの冠名をやめた市川義美氏。斬新なネーミングである。

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