一旦下げてまた追い込む競馬

 

2018年07月01日 2歳新馬 芝1800m 福島競馬場

1着:ミッキーブラック 牡2 (松山弘平)
2着:アトミックフォース 牡2 (武藤雅)
3着:ロジャーズクライ 牡2 (北村宏司)

レースタイム:1:50.1(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.5
 
デビュー前から評判の良かったミッキーブラックだが、ここは社台グループの素質馬ロジャーズクライに1番人気を譲る形に。道中は中団追走からジワジワと順位を上げ前を窺う余裕の走り。4コーナーで隣のアトミックフォースが仕掛けて行くと、それには付いて行かず一旦下げてその外の安全な進路を確保。そこからギアを入れ出すと、直線では外から先に抜け出したロジャーズクライとアトミックフォースを軽く差し切って圧巻の勝利。見栄えは地味だが、中身のある勝ち方で将来性もありそう。関西の雄、音無厩舎にまたクラシック有力候補が誕生か。
 

ミッキーブラック

 
ミッキーブラック(マラコスタムブラダ2016)

ミッキーブラック(マラコスタムブラダ2016)

牡馬

父馬:ブラックタイド
母馬:マラコスタムブラダ
母父:Lizard Island
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:野田みづき

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
via google imghp
 
ノーザンファーム生産で、母はアルゼンチンのGⅠ馬。そこにブラックタイドが配合され、牧場では『ディープインパクトに似ている』と評判の高かった同馬。順調に調整も進み、早めのデビューへ漕ぎ着けたが鞍上の意のままに走る操縦性の高さは素晴らしいのひと言。馬体も470kgでまだこれから厚みが出て来るだろうし、このまましっかり成長すれば重賞戦線には十分顔を出して良い素質馬だ。先日宝塚記念を制したばかりのミッキー軍団にまたしても活躍馬が仲間入り。
 

血統背景

 
ブラックタイド サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘア Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
マラコスタムブラダ Lizard Island Danehill Dancer デインヒル
Mira Adonde
Add Spectacular Bid
Number
Mapul Wells Poliglote Sadler's Wells
Alexandrie
Pulma New Dandy
Pulina


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
母は亜G1馬だが日本実績はなく配合された相手もディープインパクトではなくブラックタイド。血統背景からの強調材料はない。
 

前評判

 
某POG特集本でも、ノーザンファーム代表の吉田勝己氏がブラックタイド産駒の出来の良さを強調し、その代表としてこのミッキーブラックを挙げていた程。実際、購入者がダノックス(ダノン)経由の野田みづき氏なのだからかなりの馬なのだろう。実際の走りを見てもそれはすぐに納得。アルゼンチン競馬は高速馬場なので日本競馬にも順応可能と判断する。
 

馬名の意味

 

冠名+父名より

 
ブラックという単語は一般的な冠名になら基本的にマッチングする。これももはや活躍馬にいそうなネーミングだ。

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