ヴィクトリアマイル直前

 
程良いテンションで調教をこなすミッキーチャーム

程良いテンションで調教をこなすミッキーチャーム

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関西圏ではそこまで煩さを見せないミッキーチャーム。中山牝馬ステークスの時はレース前から結果が見えていたかの様なイレ込み様で、さすがの川田将雅騎手もお手上げ状態だった。重賞初制覇から再び勢いを取り戻して臨むヴィクトリアマイル。やはり一番の懸念は長距離輸送でのレース当日の気配となって来るだろう。普通に折り合いもスムーズで道中進めれれば、直線も最後まできっちり踏ん張ってくれるのだが、それはパドックを見てからのお楽しみという事になる。
 

阪神牝馬ステークス直後

 

2019年4月6日 阪神牝馬ステークス 芝1600m 阪神競馬場

1着:ミッキーチャーム 牝4 (川田将雅)
2着:アマルフィコースト 牝4 (坂井瑠星)
3着:ミエノサクシード 牝6 (川島信二)

レースタイム:1:33.6(良)
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.4
 
前走の教訓を活かすかの様に、道中は人馬一体の追走となったミッキーチャーム。逃げたダイアナヘイローが作るスローペースでもしっかりと折り合いを付け、納得のレース運びで直線コースへ。手応えたっぷりの状態で抜け出すと、粘るアマルフィコーストと外から迫ったミエノサクシードを余裕の脚色で振り切って重賞タイトルを初獲得。川田将雅騎手も責任を果たせた分、安堵の表情でレースから引き上げていた。
 

阪神牝馬ステークス直前

 
スピード全開で前に行く競馬が身上のミッキーチャーム。そういう意味でも短距離中心に使っているイメージだったが、実は今回の阪神牝馬ステークスが初の1600mとなる。前走の走りを見ても無理に抑えず行ける所まで行ってあとはどれだけ粘れるかという競馬の方が合っていそうな印象だ。今回のマイルで実際にミッキーチャーム自身の真価が問われる事となるだろう。
 

中山牝馬ステークス直後

 

2019年3月9日 中山牝馬ステークス 芝1800m 中山競馬場

1着:フロンテアクイーン 牝6 (三浦皇成)
2着:ウラヌスチャーム 牝4 (F.ミナリク)
3着:アッフィラート 牝6 (武藤雅)

レースタイム:1:47.7(稍重)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
 
外枠スタートで、内にカワキタエンカやランドネ、クロコスミアなどがいる枠順も良くなかったのだろう。あっさりと先手を取られてしまい、且つ自分は前に壁を置けない競馬で終始騎手と喧嘩をする道中。全くもってレースになっておらず、直線に入って力なくズルズルと後退。結果、まさかのシンガリ負けを喫してしまい不甲斐ない復帰初戦となった。輸送面などで馬のテンションが上がりレースにもそれが影響してしまった。川田騎手も同馬の扱いに困っている様子だった。
 

中山牝馬ステークス直前

 
CWコースで抜群の仕上がりを見せるミッキーチャーム

CWコースで抜群の仕上がりを見せるミッキーチャーム

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秋華賞では果敢に逃げ直線半ばまで先頭を死守したミッキーチャーム。およそ初重賞とは思えない走りぶりで、あの史上最強牝馬を苦しめたパフォーマンスはGⅠクラスに値するものだった。そこから無理使いせず、じっくりと成長を促し本格化を待っての復帰となった。今回の中山牝馬ステークスでは、歴戦の強豪たちが揃ってはいるものの能力的には互角かそれ以上。追い切りを見てもいきなりエンジン全開と行く。
 

秋華賞直後

 

2018年10月14日 秋華賞 芝2000m 京都競馬場

1着:アーモンドアイ 牝3 (C.ルメール)
2着:ミッキーチャーム 牝3 (川田将雅)
3着:カンタービレ 牝3 (武豊)

レースタイム:1:58.5(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
 
宣言通り、スタート直後からスッとハナに立つミッキーチャーム。秋華賞特有のハイペースにもならず、淡々とした流れのまま直線コースへ。後続を一気に突き放し逃げ切る態勢だったところへ、外から驚異的な末脚で伸びたアーモンドアイに差し切られ無念の2着敗戦となった。とは言え、メンバー中で唯一大本命を脅かす存在だったミッキーチャーム。今後は重賞戦線の主役として迎え撃つ立場になって来る器だろう。
 

ミッキーチャーム

 
ミッキーチャーム

ミッキーチャーム

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:リップルスメイド
母父:Dansili
所属:中内田充正厩舎(栗東)
生産:三嶋牧場
馬主:野田みづき

通算成績:9戦4勝(4-2-1-2)
主な戦績:阪神牝馬ステークスなど
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2016年のセレクトセールで8000万近い額で落札されたミッキーチャーム。母の実績やこれまでの産駒を考えるとやや高値にも思われるが、野田みずき氏がそれだけ惚れ込んだ素材という事だろう。ディープインパクト産駒らしい非常に薄い皮膚感の馬であり、繊細ながらも高いポテンシャルを秘めた1頭というのが立ち姿だけで分かる。馬体がやや小柄でもう少し成長が欲しいところだ。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hale to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘア Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
リップルスメイド Dansili デインヒル Danzig
Razyana
Hasili Kahyasi
Kerali
Rivers Rhapsody Dominion Derring-Do
Picture Palace
Trwyn Cilan Import
Welsh Cape


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
ファミリーや母に日本実績はなく兄弟実績もないので現時点では未知数の血統。当馬が走った事で兄弟にも期待が出てきた。
 

前評判

 
野田みづき氏が中内田充正厩舎に預けている時点で相当な期待値だったと思われる。何故なら、ミッキー=ダノンと言っても過言ではなくダノンの有力馬たちも近頃は同厩舎に預託されるケースが多い。3歳2月デビューだったが、新馬戦で1番人気に支持されている辺りも普段の調教が動けている証拠だろう。走るべくして走って来た感が強い。
 

馬名の意味

 

冠名+魅力

 
野田みづき氏もベタな英単語を付けて来るが、それが逆に走って来そうなネーミングなのである。

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