関屋記念直後
2019年8月11日 関屋記念 芝1600m 新潟競馬場
via www.youtube.com
ややスタートは立ち遅れる形でゆっくりと前半を進めたミッキーグローリー。前も楽な形でペースは流れ、完全なキレ味勝負の1戦となった最後の直線コース。前が追い出しにかかってもまだ我慢をして馬群の中、半ばを過ぎてようやく外に出すと残り1F前後でようやくGOサインを出す。すると、弾かれる様にグングン加速してあっという間に先に抜け出していたミエノサクシード以下をあっさりと差し切る圧巻のパフォーマンス。長期休養明けも何のその、実力が違った。
関屋記念直前
マイルチャンピオンシップから実に9ヶ月ものブランクを開けたミッキーグローリー。それでも国枝厩舎だけに、休み明けで無様な状態の参戦はあり得ない。最終追い切りでもしっかりと併走馬に先着、終いも良いフットワークで駆け上がっており調整面での抜かりは心配不要だ。新潟コースもこれまで2回走って1勝3着1回と好相性。鞍上にルメール騎手を配して、秋の大舞台へきっちりと結果を出して臨みたい。
マイルチャンピオンシップ直後
2018年11月18日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場
1着:ステルヴィオ 牡3 (W.ビュイック)
2着:ペルシアンナイト 牡4 (M.デムーロ)
3着:アルアイン 牡4 (川田将雅)
レースタイム:1:33.3(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
2着:ペルシアンナイト 牡4 (M.デムーロ)
3着:アルアイン 牡4 (川田将雅)
レースタイム:1:33.3(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
via www.youtube.com
中団追走から、道中はほぼ最後方の構えでレースを進めたミッキーグローリー。前は馬群を形成し、中に突っ込んで行くのは少々リスキーな選択だっただろう。4コーナーでそのまま安全の大外へ持ち出すと、直線グングン追い込んでゴール前で上位に食い込む5着入線となった。しかし、もっと上手く捌けていれば3着争いは十分に入れていたのではないだろうか。そう考えると非常に惜しい競馬。
マイルチャンピオンシップ直前
先週びっしりやって今週は流す程度。戸崎騎手を背に併せ馬でしっかりと感触を確かめた。初騎乗も乗り難しい面は無く、前走の京成杯オータムハンデキャップでも器用な競馬で差し切っている。京都の外回りならゴチャつかず正攻法の競馬が出来るだろう。9月からの直行となるが、脚元の関係で元々予定していた参戦プランだ。キャリアも浅いので成長力がキーポイント。もしかすると、並み居るGⅠ馬を撫で斬る走りが見られるかもしれない。
京成杯オータムハンデキャップ直後
2018年9月9日 京成杯オータムハンデ 芝1600m 中山競馬場
1着:ミッキーグローリー 牡5 (C.ルメール)
2着:ワントゥワン 牝5 (戸崎圭太)
3着:ロジクライ 牡5 (浜中俊)
レースタイム:1:32.4(良)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.5
2着:ワントゥワン 牝5 (戸崎圭太)
3着:ロジクライ 牡5 (浜中俊)
レースタイム:1:32.4(良)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.5
via www.youtube.com
中団外目を追走、あたかも自信がある様なレースぶりでじっくりと脚を溜めるミッキーグローリー。4コーナーで隊列が動き出すのを見てからゆっくりポジションを押し上げ直線コースへ。大外に持ち出すと、そこから一気の伸び脚で前を走る重賞馬たちをあっさりと差し切って見せた。昇級初戦でこのパフォーマンスはかなりの評価に値する走りと言えるだろう。まだキャリアも浅くここからもう一段階成長すればGⅠ戦線でも活躍が可能か。とにかく期待値の高い競走馬だ。
ミッキーグローリー
2歳夏デビューから体質面の影響もあり使い詰め出来なかったミッキーグローリー。更に3歳春から4歳秋までの約1年半もの長期休養明けを挟みクラシックシーズンを棒に振ってしまった。しかし、その間で著しい成長を見せ復帰後は目の覚める様な走りで一気に重賞制覇まで駆け上がっている。1戦毎にパフォーマンスが上がっている点を見てもGⅠ馬になれるポテンシャルは秘めていると言えよう。距離適性はマイルから中距離までだが、チャンスがあるとすればマイルチャンピオンシップか安田記念あたりだろう。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘア | Alzao | Lyphard | |
Navajo Princess | |||
Fair of the Furze | Ela-Mana-Mou | ||
Autocratic | |||
メリッサ | ホワイトマズル | ダンシングブレーヴ | Lyphard |
Nvajo Princess | |||
Fair of the Furze | Ele-Mana-Mou | ||
Autocratic | |||
ストーミーラン | トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
ウインドオブサマー | ノーザリー | ||
アイレバース |
兄弟馬
近親馬
血統評価:3.3pt
ファミリーには目立った馬はいないこの血統馬にディープインパクトを配合は思い切っている印象だが全弟も重賞制覇しており今回当馬もようやく重賞制覇した事を考えるとこの全兄弟はある程度信用してよさそう。
前評判
2013年の当歳セレクトセールにおいて7000万円超えで落札されたミッキーグローリー。既にその当時でかなりの高評価を得ていたのだろう。結局は2つ下の全弟カツジが先に重賞を制覇した訳だが、母メリッサの繁殖能力が思いのほか高かったという事だ。安定感や大物感という意味では兄の方が器の大きさを感じる1頭。
馬名の意味
冠名+名誉
ミッキーの冠名にはいたって普通の英単語がしっくり来る。クイーン、ロケットしかり。
2着:ミエノサクシード 牝6 (川島信二)
3着:ソーグリッタリング 牡5 (浜中俊)
レースタイム:1:32.1(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:32.2