マーチステークス2018の結果

 

マーチステークス2018の動画

 

レース回顧

 
逃げると思われたハイランドピークが最後方追走というまさかの展開。代わって先手を取ったのはディアデルレイだが、差がなくエピカリスもマークする様に追走。後続もピッタリとくっついての団子状態で直線を迎える。スムーズに先行していたセンチュリオンが外から被せる様に進出、素早く抜け出すとそのまま後続を振り切って待望の重賞初制覇を飾った。2着に中団から良い脚で追い込んだクインズサターン、3着には内からスルスルと伸びた地方馬のロワジャルダンが入線。ハイランドピークは後方ままの競馬で9着に敗退、悪い意味で横山典弘騎手の奇才ぶりが発揮された1戦となった。エピカリスはもはや過去の産物だろう。
 

勝ち馬センチュリオン

 
センチュリオン

センチュリオン

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ハンドレッドスコア
母父:ホワイトマズル
所属:田村康仁厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:窪田康志

通算成績:23戦8勝 (8-5-3-7)
主な戦績:マーチステークスなど
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完璧なレース運びで名だたるダートホース達を完封したセンチュリオン。何とこれで全8勝が中山コースという鬼の適性ぶりを見せ付けた。砂の質が合うのか、はたまた競馬場の形態が合うのか皆目検討も付かないが、実際にこれだけ戦績が偏っているのだから頷く他ない。今後の課題としては他コースでも同じようなパフォーマンスが発揮出来るかだろう。ダートの大きいレースは地方含めて全て中山以外の場所で行われるのだからこれを是が非でもクリアせねば大成はなるまい。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎ハイランドピーク
◯センチュリオン
△エピカリス
ディアデルレイ
クインズサターン
アルタイル
ロンドンタウン
コスモカナディアン
 

馬連:想定13点:◯勝利、三連単:想定84点:×不的中

 
結果逃げなかったハイランドピークだが本命には違いなかった。そして安定感のあるセンチュリオンを対応に、逆でも良いだろうが2頭を信用して、連下は単勝20倍台までの6頭を想定が理想だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:103.4 ※想定RR:104.0

 
                                          
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 田中 清水 大川結城 単勝オッズ
1 8 センチュリオン 57.0 104.8 1:52.1 6.1
2 14 クインズサターン 55.0 津村 103.5 ハナ × × ×× 11.4
3 4 ロワジャルダン 56.0 真島 104.6 3/4 49.1
4 12 アルタイル 57.0 田中勝 105.3 アタマ × 13.3
5 10 コスモカナディアン 56.0 柴田大 106.2 3/4 × × 20.5
6 15 ロンドンタウン 57.5 松岡 104.2 1.1/2 × × 18.1
7 7 ディアデルレイ 57.0 勝浦 102.3 3/4 10.7
8 5 サクラルコール 53.0 柴田善 94.0 3/4 32.5
9 13ハイランドピーク 55.0 横山典 100.0 クビ 2.0
10 3 サンマルデューク 55.0 蛯名 98.2 1/2 × 110.2
11 16 オールブラッシュ 58.0 石橋 102.2 1/2 95.6
12 1 ブレスアロット 53.0 丹内 90.0 2.1/2 133.6
13 6 ジョルジュサンク 54.0 藤岡康 94.1 1/2 111.2
14 9 エピカリス 56.0 Cルメ 99.5 Cルメ 8.2
15 2ストロングサウザー 55.0 木幡巧 96.0 3/4 365.4
16 11メイショウウタゲ 57.0 内田 99.5 3/4 × 54.3


 

危険な人気馬結果 エピカリス→14着(3人気)

 
果敢に先行、というよりは持って行かれて前に行かざるを得なかった様な感じのレース運びだったエピカリス。とは言え、ディアデルレイが7着に残っている事からもハイペースでも無く、14着に敗れて時点でもはや能力はピークを過ぎたのではないだろうか。血統的には余り考えにくいが、それ以外に近走の敗戦は説明が付かないのである。
 

穴馬予想 オールブラッシュ→11着(12人気)

 
久々の中央に舞台を戻しての好走を期待したが、全く見せ場も無い大敗を喫したオールブラッシュ。思えば川崎記念もルメール騎手の好騎乗で展開が恵まれたと言えばそれまでの1戦か。現に当時負かしたコスモカナディアンがここで5着なのを考えれば、レースのレベル自体が高くなかったという事だろう。オールブラッシュは中央だとオープンクラスと考えたい。
 

編集部の回顧

 
本命ディアデルレイがすんなりハナに立ってシメシメと思えたのも束の間、同馬主のエピカリスが突っかかって来てジ・エンド。ルメール騎手はやはり平場と特別戦だけ信用していれば良い。対抗コスモカナディアンは東海ステークスの競馬が何だったのかという様な微妙な敗戦。上位2頭のジャッジはともかく、単穴ハイランドピークは正解だろう。逃げ脚質で横山典弘騎手騎乗、この2点だけでも危険な匂いがプンプンする。もう1頭の単穴オールブラッシュは見積もりを間違えた。(田中)
 
クインズサターン、かんばって2着に来ました。けど、ロワジャルダンは思いきり想定外。おまけにファクター上位のセンチュリオンを△に下げては話になりません。もうちょっと、印を大事に打つ事を学ばなければいけませんね。(清水)
 
ハイランドピークが逃げてこの結果なら納得できるのだが追込での結果だけにう~んとモヤモヤ感の残る結果。反省点としては、エビカリスは地力不足感がただよっていたので印つけすぎたかなという点だけ、ハイランドピークは次走逃げで再評価したい。(大川)
 
◎ハイランドピークがまさかの最後方追走から見せ場すらなし。これも競馬。勝ったのは◯センチュリオン。正攻法で完勝。×クインズサターンは斤量差も活かして2着に。3着ロワジャルダンはまるで中央好走時のビデオでも見ているように内を抜けてきた。ロワジャルダンの無印はともかく、クインズサターンに△が打てないようでは勝てない。(結城)
 

マーチステークス2018の予想

 

◎ハイランドピーク

 
ハイランドピーク

ハイランドピーク

牡馬

父馬:トーセンブライト
母馬:ハイランドダンス
母父:ゼンノロブロイ
所属:土田稔厩舎(美浦)
生産:エスティファーム
馬主:島川隆哉

通算成績:10戦4勝(4-3-1-2)
主な戦績:上総ステークスなど
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1000万、1600万と逃げ切りの大楽勝で勝ち上がって来たハイランドピーク。その走りっぷりはまだまだ上を目指せる大物感たっぷりで久々にダートの大物を予感させる。重賞でメンバーが揃った1戦、そう簡単に主導権を握れるとは思えないが、それらも振り切っての3連勝を決めるかどうかでこの馬の真価が問われる事となる。横山典弘騎手も高松宮記念を蹴ってこちらに、勝負気配だ。
 

◯ディアデルレイ

 
ディアデルレイ

ディアデルレイ

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ディアデラノビア
母父:サンデーサイレンス
所属:牧光二厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:26戦7勝 (7-4-2-13)
主な戦績:師走ステークスなど
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前走の東海ステークスは2番人気ながらテイエムジンソクを追い掛けてしまい自滅、あの競馬はノーカウントとして見直したいディアデルレイ。前々走の師走ステークスがサンライズノヴァを3馬身千切る競馬で完勝。舞台もその中山に戻って今度こそしっかりと地力を発揮してくれるに違いない。昨年の同レースでも惜しい競馬がしているだけに今年は雪辱を果たす。
 

▲センチュリオン

 
センチュリオン

センチュリオン

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ハンドレッドスコア
母父:ホワイトマズル
所属:田村康仁厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:窪田康志

通算成績:22戦7勝 (7-5-3-7)
主な戦績:総武ステークスなど
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いよいよ素質馬が重賞獲得のチャンスとなる1戦。ダートで堅実に結果を残しているセンチュリオン、ここ3走は非常に安定した走りで確実に地力を蓄えて来た印象だ。何と全7勝が中山コース、得意の舞台で大物たちをぶった斬ればダート戦線に宣戦布告、突破出来なければオープン番長というレッテルが貼られる事になるだろう。
 

▲コスモカナディアン

 
コスモカナディアン

コスモカナディアン

牡馬

父馬:ロージズインメイ
母馬:カナディアンアプルーバル
母父:With Approval
所属:金成貴史厩舎(美浦)
生産:アイズスタッド
馬主:ビッグレッドファーム

通算成績:26戦5勝(5-5-5-11)
主な戦績:安達太良ステークスなど
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2番人気に支持された総武ステークスは案外の7着と惨敗したコスモカナディアン。しかし、その前の東海ステークスではあのテイエムジンソクと一騎打ち、3着以下には6馬身もの差を付けている事からも地力は確か。メンタル面で気分良く競馬が出来れば勝ち切りまであって良い1頭だ。当日の気配などを見ないと分からないが、戦前の評価でも単穴くらいはあっても構わない。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:104.0

 
コスモカナディアンがベストパフォーマンスからの評価は良いが安定性にかける為、信用しずらい。ハイランドピークは斤量込みでいきなりでもだが実際にはやってみないと。あとは大混戦なので積極的にねらっていってもいいだろう。安定して信用できる中心馬は不在だろう。
 
                                         
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 田中 清水 大川結城 予想オッズ
1 ブレスアロット 牡5 53.0 丹内 90.0 512.0
2 ストロングサウザー 牡7 55.0 木幡巧 97.5 702.2
3 サンマルデューク 牡9 55.0 蛯名 99.5 × 195.0
4 [地]ロワジャルダン 牡7 56.0 真島 102.5 108.3
5 サクラルコール 牡7 53.0 柴田善 90.0 311.1
6 ジョルジュサンク 牡5 54.0 藤岡康 93.3 256.0
7 ディアデルレイ 牡7 57.0 勝浦 103.5 12.3
8 センチュリオン 牡6 57.0 97.3 3.9
9 エピカリス 牡4 56.0 Cルメ 103.7 3.5
10 コスモカナディアン 牡5 56.0 柴田大 107.3 × × 19.7
11 メイショウウタゲ 牡7 57.0 内田 103.7 × 72.3
12 アルタイル 牡6 57.0 田中勝 103.0 × 19.2
13 ハイランドピーク 牡4 55.0 横山典 106.0 2.6
14 クインズサターン 牡5 55.0 津村 100.0 × × ×× 36.3
15 ロンドンタウン 牡5 57.5 松岡 102.2 × × 6.1
16 オールブラッシュ 牡6 58.0 石橋 102.3 155.5


 

危険な人気馬 エピカリス(想定2人気)

 
確かにドバイまでは怪物級の走りだったが、帰国後は重賞を普通に走って来て3→8着の成績で実力に疑問符が付いて回るエピカリス。一旦立て直しを図っての再起戦という事になるが、その割には過去の栄光を引きずって2番人気想定なのが非常に危険な香り。オッズを吸うだけの買わされ馬になる可能性は高い。
 

穴馬予想 オールブラッシュ(想定11人気)

 
何と言っても川崎記念馬のオールブラッシュ。昨年はそれ以降全て地方競馬を走り続けて1年を終えたが、中央競馬は観月橋ステークスを勝利して以来となる参戦だ。連戦の疲れも休養でリフレッシュ、いきなり勝ち切っても何ら驚けないしこれだけの人気薄は非常に美味しいのではないだろうか。
 

編集部の見解

 
本命はディアデルレイ、師走ステークスの走りが未だ記憶に新しい。ムラがあり軸には相応しくないが、中山コースとの相性含めて今回は走る番と見込む。対抗はコスモカナディアン、こちらもハマれば勝ち切りまで。どちらかが来てくれると踏んで高配当を狙って行きたい1戦だ。ハイランドピーク、オールブラッシュの行った行ったもあって良い。(田中)
 
難しいメンバー構成。すごい謎解きのようですね。本命は昨年の好走馬、ディアデルレイにします。クインズサターンはずっと追いかけてきたので。差しが嵌るか?ハイランドピークは勢いがありますね。ファクター的には、前者とセンチュリオンなのですが。正直どの馬も当てにしずらい…汗(清水)
 
本命はハイランドピーク。たぶんやれるはず。対抗はセンチュリオン。元々強い印象があったがずっと低迷していた中、直近安定して走れているので今はこの位の相手なら崩れないかなと。単穴に安定感のない地力馬ディアデルレイとコスモカナディアンを配置。(大川)
 
本命は中山千八を好時計のぶっちぎりで連勝中のハイランドピーク。重賞初挑戦のここも難なく突破できるレベル。対抗は全7勝が中山千八のセンチュリオン。総武ステークスでは積極的に運び人気に応えて勝ち切った。単穴にはポルックスステークスでセンチュリオンを破ったアルタイル。昨年の3着馬でハンデは重くなるが、今回の顔ぶれから流れも向きそう。(結城)

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