プロキオンステークス直後

 

2019年7月8日 プロキオンステークス ダート1400m 中京競馬場

1着:アルクトス 牡4 (田辺裕信)
2着:ミッキーワイルド 牡4 (北村友一)
3着:ヴェンジェンス 牡6 (幸英明)

レースタイム:1:21.2(稍重)
レース上がり3ハロン:36.9
勝ち馬上がり3ハロン:36.5
 
抜群のスタートダッシュから、他の先行勢すら寄せ付けない出脚を見せたマテラスカイ。それでも内からサクセスエナジーが押して併走レベルの絡みを見せて来ると、気が付けば前半3ハロンが33秒3という芝並みの入りとなった。さすがにこのペースでは最後まで持たず、直線半ばで後続に捉えられてしまい5着に敗れてしまった。とは言え、あの流れで掲示板を確保している事自体に評価すべきだろう。1200m戦ならもっと際どかった筈。
 

プロキオンステークス直前

 
坂路でもブレなく駆け上がるマテラスカイ(奥)

坂路でもブレなく駆け上がるマテラスカイ(奥)

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マテラスカイが復活の時を迎える。前走のドバイゴールデンシャヒーンでも日本レコードホルダーらしい走りで世界のトップホースたちと互角の争いを繰り広げた。やはり本馬のスピードはワールドクラスであり、今年の秋にはアメリカのBCスプリントにも挑戦する意思を表明している。その事を考えれば、今回のプロキオンステークスでは昨年レベルの勝ち方が求められるだけに、先行馬が多いなどの懸念材料はあっさりと吹き飛ばすしかないのである。
 

ドバイゴールデンシャヒーン直後

 

2019年3月30日 ドバイゴールデンシャヒーン ダート1200m メイダン競馬場

1着:エックスワイジェット セ7 (E.ハラミーヨ)
2着:マテラスカイ 牡5 (武豊)
3着:インペリアルヒント 牡6 (J.オルティス)

レースタイム:1:10.75(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
 
ポンとスタートを出たマテラスカイ、内から飛ばすエックスワイジェットに付いて行くようにしてピッタリと番手をマークして追走となった。その2頭が速い流れで勢い良く4コーナーを回り、後方勢が付いて来れないレース展開。そのまま直線に入っても両頭によるマッチアップとなり、マテラスカイは逃げ粘るエックスワイジェットに迫るものの最後に突き放され2着惜敗を喫した。鞍上の武豊騎手も悔しそうな表情でレース後、取材陣に応じていた。しかし、日本馬のスピードが通用する事を証明した貴重な1戦だったろう。
 

ドバイゴールデンシャヒーン直前

 
武豊騎手を背にダートで追い切るマテラスカイ

武豊騎手を背にダートで追い切るマテラスカイ

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昨年、プロキオンステークスでダート1400mの日本記録を打ち立てたマテラスカイ。海外遠征の経験値をいきなり帰国して早々に発揮するのは大したものだ。その後もJBCスプリントでも際どい2着と、日本の短距離界を背負って立つ存在にまで成長しての2年連続の参戦となる。今回こそ、スタートからゴールまで単独の逃亡劇を見せて欲しいものである。
 

根岸ステークス直前

 
楽々と坂路で51秒台をマークするマテラスカイ

楽々と坂路で51秒台をマークするマテラスカイ

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ダート1400mの日本レコードホルダーが根岸ステークスでは無様な競馬を見せられないだろう。昨年のJBCスプリントでも負けはしたが、3着以下は突き放しておりここも確実に上位争いをすると見て良い。状態面については申し分なく、昨年のプロキオンステークスと同様の仕上がりという事。人気どころに追い込み勢が多く、展開的には同馬に向くと想定すればあっさりの逃げ切りまで。
 

JBCスプリント直後

 

2018年11月04日 JBCスプリント ダート1200m 京都競馬場

1着:グレイスフルリープ 牡8 (C.ルメール)
2着:マテラスカイ 牡4 (武豊)
3着:キタサンミカヅキ 牡8 (森泰斗)

レースタイム:1:10.4(良)
レース上がり3ハロン:36.7
勝ち馬上がり3ハロン:36.4
 
好スタートから馬なりでハナに立ったマテラスカイ。ウインムートやノブワイルドが押しても前に行けない程にスピードの絶対値が違う走りだ。そこから更に4コーナーで後続を引き離し気味に入って直線コースへ。そのまま独走態勢に入ると思われたが、直後をピッタリと付けたグレイスフルリープが並びかけゴール前でかわして勝利。とは言え、人気を背負って予想通りの走りをしてここまで粘るマテラスカイも立派のひと言。武豊騎手も愛馬のパフォーマンスに納得の表情でコメントしていた。今後もダート短距離路線を牽引して行く存在だろう。
 

JBCスプリント直前

 

2018年10月10日 東京盃 ダート1200m 大井競馬場

1着:キタサンミカヅキ 牡8 (森泰斗)
2着:ネロ 牡7 (戸崎圭太)
3着:グレイスフルリープ 牡8 (C.ルメール)

レースタイム:1:12.1(良)
レース上がり3ハロン:37.7
勝ち馬上がり3ハロン:37.4
 
圧倒的人気を背負った東京盃は+18kgの馬体と初の地方競馬、2番手以下にびっしりマークされた事もあり本来のスピードを発揮出来ずに4着敗退を喫したマテラスカイ。それでも最後まで粘りを見せたのはさすがのひと言と言えるだろう。今回はびっしり仕上げて陣営も納得の表情、これで負けたら仕方ないというくらいのデキだそうだ。しかも、今年はJBCが京都競馬場で開催されるという追い風も吹いているのだから尚良し。京都のダートは軽めで先行力が武器の当馬にとっては願ってもない条件となる。
 

プロキオンステークス直後

 

2018年07月08日 プロキオンステークス ダート1400m 中京競馬場

1着:マテラスカイ 牡4 (武豊)
2着:インカンテーション 牡8 (三浦皇成)
3着:ウインムート 牡5 (和田竜二)

レースタイム:1:20.3(不良)※レコード
レース上がり3ハロン:35.6
勝ち馬上がり3ハロン:35.6
 
外枠からロケットスタートを決めたマテラスカイ。先行馬がビッシリ揃った今回の1戦でも、その二の脚の速さは群を抜いていた。ウインムートやドリームキラリなどとのハナ争いを軽々と制して単騎逃げの形に持ち込む。そのままスピードを落とさずに隊列を引っ張って行くと、手応え十分で直線コースへ。更にそこから加速し後続を軽く追っただけで突き放すと、最後はステッキ2発程の気合を入れてゴールイン。2着インカンテーションに4馬身差、1分19秒台間近の驚異的なタイムで初重賞制覇を飾った。
 

マテラスカイ

 
マテラスカイ(Mostaqeleh2014)

マテラスカイ(Mostaqeleh2014)

牡馬

父馬:Speightstown
母馬:Mostaqeleh
母父:Rahy
所属:森秀行厩舎(栗東)
生産:Lynch Bages LTD(米)
馬主:大野剛嗣

通算成績:24戦6勝(6-5-0-13)
主な戦績:ドバイゴールデンシャヒーン2着、JBCスプリント2着など
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2016年デビューの外国産馬マテラスカイ。当初は中団から先行差しの競馬でレースを続けていたが、今年の頭から逃げに脚質転換を図った。そこからメキメキと頭角を現し連勝街道をまっしぐら。途中、ドバイ遠征の負けを挟むも、そこでも海外の強豪相手にスピードで一歩も引けを取らない走りは日本の競馬ファンをも驚かせた事だろう。マイルは未知数だが、1400mまでなら日本でもトップレベルの快速スプリンター。今後はこの馬を中心に短距離戦線が回って行く事だろう。
 

血統背景

 
Speightstown Gone West Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Secrettame Secretariat
Tamerett
Silken Cat Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Silken Doll Chieftain
Insilca
Mostaqeleh Rahy Blushing Groom Red God
Runaway Bride
Glorious Song Halo
Ballade
Istiqlal Diesis Sharpen Up
Doubly Sure
Wasnah Nijinsky
Highest Trump


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ワンダープチュック(ウイングドキャット2014)

ワンダープチュック(ウイングドキャット2014)

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ウイングドキャット
母父:StormCat
所属:河内洋厩舎(栗東)
生産:高昭牧場
馬主:山本信行

通算成績:21戦4勝(4-5-2-10)
主な戦績:錦ステークスなど
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血統評価:1.0pt

 
ファミリーに日本活躍馬はおらず、血統背景からの強調材料はない。
 

前評判

 
デビュー前の評価は不明だが、少なくとも早期デビューからガンガン稼いでもらおうという魂胆だったのは間違いない。レースを使って仕上げて行く森秀行厩舎というのも加わり2歳時に4戦、3歳時に9戦のキャリアを積むもイマイチ芽が出ない状況だった。それが今年の初戦から逃げに拘って一転、素質が一気に開花するという外国産馬にとっては珍しいパターンの出世となった。
 

馬名の意味

 

冠名+空

 
冠名に響きの良い英単語を組み合わせたネーミング。

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